人と心でつながるということ
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今日のガールズトークから
今日、女性3人とおしゃべりをしていました。出会ってまだ間もなく、ざっくばらんに色々なことを話して、とても仲良くさせてもらっていたけれど、まだお互いのことは深く知らない3人。
たまたまゆっくり話す時間があったので、どんなことをやっているとか、どんな風に生きてきたかとか、そんな話になりました。
その流れの中で、一人が、実は、大きな病を経験して、今、奇跡的にそれが完治したことをシェアしてくれました。そして、その話を受けて、私は、母の難病のシェアをしました。そして、精神疾患、鬱、依存症、DVなどから、心理的ストレスを抱えている人のための心理カウンセリングをしていると伝えました。そうしたら、もう一人が、実は彼女は流産の経験があったことを話してくれました。そして、メンタルの病院で働いていたことをシェアしてくれました。すると、さっき、病気を完治したと話してくれた彼女が、今度は心理学を勉強していることをシェアしてくれました。
一人が、自分のことをシェアしてくれたことで、シェアの輪がどんどん広がりました。一人が大変だったことをシェアしてくれたことで、大変だったことを素直にシェアできるようになりました。
人はこの人なら自分をわかってくれる、この人なら、自分の状況を理解してくれると思ったら、どこまでも話せるんです。
心をオープンにして、聞く
みんな、何ともないような顔をしているけれど、人生をやっていれば、それなりの大変なことや困難だったこと、つらかったこと、絶望したこと、何かしらの経験をしてきています。
強そうに見えても、実は心の中は傷ついたことが沢山あったりもします。でも、誰もが、それぞれ心に封印させています。
もっと人が人を受け入れるなら、恐れずに話すことできて、そして恐れずに口にすることができます。
周りの誰もが、順調に見えて、自分だけが苦しい思いをしていると感じるときにこそ、決して一人ではないことを忘れないでほしいと思います。それぞれが、大変なことも経験をしてきているけれど、特に話す機会がなかったり、口にすることを避けているだけなんです。
人が、もっと自分をオープンにして、自由に話すことができたら、抱えていた悩みも分かち合うことができます。理解してくれる誰かがいる。そのことだけで、励まされて、力をもらうことがあるんです。
あの人なら、わかってくれる、あの人なら、話せる。そういう仲間を持てることは幸せなことです。そのためにも、まずは、自分が「話を聞ける」人になる。人をどこまで受け入れる。理解する。共感する。同情する。心と心を繋げる。
人を裁かない
そして、人を裁くことをやめます。あらゆる人に対して。自分との違いを比べて、優劣をつけたり、裁くことをやめます。
人は様々。個性も様々です。
自分と価値観が合わないかもしれない。
自分に辛く当たってきたかもしれない。
意地悪かもしれない。
優しくないかもしれない。
それでも・・・裁かない。徹底的に裁かない人になる。「裁く」ことをどこまでもやめる。
裁くことによって、また、人との間に壁を作っちゃうから。心と心のつながりに壁は邪魔でしかありません。
誰かが何かをシェアしてくれた時、信頼されて、勇気を持って話してくれた時、人の何かを知った時・・・「自分はその人と比べて幸せだ」なんて、そんな冷たいことを思いません。人が困難を乗り越えた勇気を、その途上を、自分が酔うための材料になんて使いません。
褒めて、尊敬して、受け入れる
その代わり、ただその人の素晴らしさ、素直さ、正直さ、謙虚さ、強さを褒めます。沢山の苦労をしてきたけれど、今こうして生きて、笑っている。その強さから学ばせていただき、自分も少しだけ強くならさせてもらおう。この姿勢が相互理解です。
そうやって、相手を受け入れるときに、心と心のつながりができてくるのです。
心と心のつながりができることは素晴らしいことです。それは人を助けること、そして、人を愛することができるからです。
勇気を持って、人を信じる。そして、自分がもっと正直に、オープンに生きられるように、勇気を持って、人に正直に、オープンになってみる。そして、人が正直に、オープンになろうかなと思えるような相手になる。
そうやって、心のつながりの輪はどんどん広がっていくのです。
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