カフェタイムを満喫中。
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悩みも幸せも人間関係から
人の悩みも「人間関係」から来るけれど、人の幸せも「人間関係」からやってくる・・・もちろん時に、人間関係で傷ついたら、人から一時的に離れようとしてしまう気持ちになることもありますよね。それも自然なこと。離れたいと思う時は、離れればいいし、近づきたいと思えば、近づけばいいんです。
ああしないと、こうしないとと人間関係を理屈で感じ始めたら、本当は、とっても尊い関係になるはずだった人間関係も、その魅力に気づかないまま終わってしまうかもしれません。これは残念なことです。
人間関係は時にこうやって壊れてしまったり、難しい問題も引き起こしたりするけれど、でもやっぱり、悩みの種だけでなく、『幸せの種』も、人間関係から来るんです。いいとこどりをしたくても、出処は同じなんです。
だから、人間関係で傷つきながら、人間関係で幸せになるという事実に開き直って、一生付き合っていきます。ここから逃げたら、問題は解決しないし、もっともっと今よりも高みにいける素晴らしい人生も得ることができません。
人付き合いは面倒とか、人間関係がややこしいとか、どこか人間関係にネガティブなイメージを持ちそうになったら、そこは勢いよく割り切って、「それでも、人間関係が幸せの源泉にもなるんだ」と受け入れると、日々の行動と見方が変わってきます。
人間関係は、もちろん、親子の関係、子供との関係、夫婦の関係、そして、友人関係や職場との関係、近所やお知り合いの関係、お店の人との関係・・・もう様々です。濃い関係も薄い関係も、あるかないか分からないような関係も、なしにしたいような関係も含めて・・・全部です。
人と関わらずに、人は本当に生きていけない・・・このことをどこまでも真剣に受け入れると、本当に「人間関係こそ、尊いものなんだ」ということが少しずつ見えてきます。
私は、人と話すことを大切にしています。最近は、もっぱら、友人と過ごすとなったら、「カフェタイム」です。ちゃんと座って、話すことはとっても貴重な時間です。座ってまとまった時間を取るからこそ、深い話ができるんです。
何か、プライベートなことをするとなると「遊ぶ」とか「外に出て、何かをする」とか、そういうことに傾いていたこともありましたが、今は何よりも、話す時間を大切にしています。
正直で、オープンになること
人間関係も、結局は、話すことでしか深くわかち合えません。どれだけ一緒に仕事をしても、映画を見ても、何かを手伝っても、心と心を開いた会話がないのなら、その人間関係は浅いままに留まっています。家族関係もそうです。文字にしてみたら、1日の中で、本当に家族と話しているのは、まるで仕事のような、機械的な会話しかしていないかもしれません。本当に心と心を通わせる会話では、じっくり、ゆっくり、互いに向き合うことは大切です。
本来、人はどこまでも話したいんです。でも、人間関係となると、本音は言えないとか、ちょっとかっこつけたりとか、取り繕ったりとか、そこまで言う必要はないとか・・・色々と自分で制限を設けて、結局「自分自身」が正直になりきれないから、会話が深くならないのです。
会話が深まらないで、表面的な付き合いだけをしているなら、どっと疲れてしまいます。付き合いのための人間関係ほどつまらないものはありません。
本当だったら、「分かり合える」ことをしたいのに、自分で「分かり合えない」と思っていたり、「分かり合いたくない(どこか自分の中で隠したいことがあったり、自分の領域に入ってきてほしくなかったり・・・)」と思って、無意識的であろうと、意識的であろうと、人間関係を避けてしまうのです。
カフェタイムが充実するのも、やはり、自分がオープンになって、本当に感じていることを素直に話すからこそです。そうでなければ、お茶を飲みながらどうでもいい世間話をしているのと変わりありません。
素直に話せるのは、相手が「話せる相手」であるということももちろんありますが、でも多くの場合、「話せない」と制限をかけているのは自分側にあります。
会話には相乗効果があって、自分がオープンに話せば、相手もオープンに話せます。逆も然りです。相手がオープンなら、自分もオープンに話せます。
こういう、噓いつわりのない会話は、その時間が過ぎた後に、どこか解放的でリフレッシュできるものです。何だかエネルギーをもらったとか、学びがあったとか、あの言葉が心に残ったなど、自分の心を満たしてくれるものです。私はそういうカフェタイムを大切にしています。
そういう時間は本当に有意義で、毎日をより濃く、楽しいものにしてくれます。忙しい中でも、人間関係を大切にする価値を本当に感じさせてくれます。
正直、あの人もこの人も深く関わる必要なんてありません。自分の気持ちに正直になって、本当に信頼できる人、本当に正直に話せる人、そういう一人でも二人でもいれば、それだけでも本当に感謝なことです。
相手につられて自分の軸を変えないこと
会話をすると、いつも、相手からの新しい情報が入ってきたり、自分の言ったことに対するコメントが返ってきたりします。そういう時に、自分の軸がぶれないことも大切です。
相手に影響されてしまうと、結局そのことで、「あの人にああ言われた、私はそう思っていないのに・・・」などと、悩む必要もないことで、自分で悩みを作ってしまったりするんです。
異なる人間同士が話しているんです。違う考えを持っていたり、賛成、反対があるのはもう当たり前のことです。
「それが嫌だから、気の合う人を探したい」ではなくて、そんなことにいちいち自分をぶれさせないこと、影響させないこと、もっと自分の中で軸を持って、自分が思うことを自分がもっと信頼してあげることの方が優先です。
そうやって、私はこう、そしてあなたはそう、そして「私もあなたもOK!」という姿勢を大切にします。自分にも自信を持って、そして、ぶれずに、なんでも正直に語り合います。最初の正直を最後まで貫き通します。途中で、コロコロ変えません。
こういう人間関係を積極的に作っていくと、本当に人間関係を通して、日々、豊かさを感じられるのです。
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