「家族のことで相談があります。」は自分の問題
家族のことで悩んでいる人、家族のことで、苦しんでいる人・・・。
そんなあなたに伝えたいのは、
少し厳しいけれど、結局は自分の問題なんだよね。ということ。
家族のことって、たとえば、お父さんのこと。お母さんのこと。
お姉ちゃんのことや妹のこと。
お兄ちゃんのことや弟のこと。
おばあちゃんやおじいちゃんも。
そして、夫と妻のこと。
あとは娘と息子。
息子のことで悩んでいるとか、妻のことで苦しんでいる・・・
って言うんだけど、本当は、一番苦しいのは、「息子のことで悩んでいる自分がかわいそう。」だったり、
「息子のことで悩まないといけない自分が受け入れられない。」だったり、
「妻が自分の思い通りに行動してくれないことで自分が腹立たしいと感じることに苦しい。」思いだったり。
あの人の問題、この人の問題って言うけれど、
結局は自分がその問題に対していい取り組み方ができなくて、
そんな自分にもがいて、苦しんで、悲しくて、やる気なくってしまうこと・・・
これに一番苦しんでるんですね。
だから、そういう時は、
家族を外すんです。
え!?
どういうこと?
そう、自分が今考えている悩みや苦しみが「家族」を使うと、
色々と脚色されてしまうから、
まずは、「家族」抜きにして、「あの人が、この人が」を使わないで、
一体自分は何に苦しんでいて、何に悲しんでいて、
何がそんなに自分をイライラさせているんだろうか・・・って考える。
そうしたら、結局のところ、「家族の問題」ばっかり見ていただけで、
自分が、自分を生きづらくさせていて、
自分が、自分を一番苦しめていたってわかるから。
そうしたら、そうなんだ、自分だったんだって思って、
まずは家族に怒りの矛先を向けて、
家族も巻き込んで、
自分に苦しみや葛藤に誘い込み、
悩みの渦を大きくするのはやめよう。
そうだ、自分だったんだってわかったら、
それだけすごいことだから、
ゆっくり、自分に時間をかけて、人を責めないで、人にキレないで、
自分の問題に向き合っていこう。
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