“気づき”や”良かったこと”を忘れない

2021/11/05勇気と挑戦, 気持ちとの向き合い方

早いもので、もうすぐ2月も終わりますね。3月に入ると一気に春モードになり、寒い冬ともお別れです。ついこの間、元旦を迎えたと思えば、はや3月です。

1日1日は、たっぷりあるのに、振り返ってみると、その月日の流れの早さに驚かされます。もたもたしていると、あっという間に今年も過ぎてしまいそうです。1日1日、今この瞬間を大切にして、日々を過ごしていきたいなと思います。

今朝、たまたまノートを見返すと、2月の初めの方に書いた気づきのメモ書きがありました。それを読みながら、「あ〜こんな、いいことがあったんだ。」なんて思い返していました。

自分の中におきた、心の感動だったり、喜びも、月日が経つと、ついつい忘れてしまう・・・これは本当にもったいないですね。そのメモを見るまですっかり忘れていました。些細なことほど、いいものが潜んでいます。

特に、調子が悪い時、本当に試練の中を通っている時に、気づかされた学びは、本当になかなか出会えるものではありません。そしてそういう学びこそ、本当に自分を成長させるための宝物のような気づきであったりすることがあります。

それなのに、一度嵐が過ぎ去り、再び調子が戻ってくると、せっかくの嵐を通って強くなったのに、その学びを忘れてしまう・・・本当にもったいないです。まあ、恐らく一部は血と骨になって自分のものになっているのでしょうが・・・。やっぱり人が、成長し続けるには、努力と工夫は必要ですね。

私は今年度から、日記をつけていますが、もっぱら、自分の気持ちが動いたこと、自分の中の気づきや学びを書き記しています。正直、これまで何度か日記をしましたが、それらが挫折したり、書いても読み返さなかったのは、「今日〇〇と△△をした・・・」などという、どうでもいい出来事の羅列だったからです。

それはそれで、自分が読む分には面白いかもしれませんが、そこからの発展はありませんし、わざわざ時間をかけて読み返したいと思うほどには、あんまり面白くないんですね。

たとえ事実を読み返したところで、思い起こすのは、あの時どんな気持ちで過ごしていたかな〜とか、どんな雰囲気だったかな〜、とかそういう自分の気持ちとか、状態であることが多いです。

だから、今年から始めた日記も、そういう意味で、読み返した時に、また(忘れていた)気づきや学びを得られるように、日々の日常の中で、些細な気づきとか、心が動いたこととか、素直に自分が感じたことを、正直に書くようにしました。

そうすると見返した時に、自分の変化や成長に気づけて面白いです。

人は忘れる生き物だからこそ、日常の中で、気づいたこと、良いこと・・・そういうものをできる限り、忘れないで、思い返せる工夫をしていきたいなと思います。

自分が実際に感じたこと、痛感したこと、経験したことって、やっぱり他の何よりも、刺激になって、自分を成長させてくれるものになりうるからです。

2月も残り、わずかとなりましたが、与えられた時間に感謝して、過ごしていきたいと思います。