子供に自分の意見を聞いてもらえない理由

悩みの正体

子供に話を聞いてもらえない・・・

夫に話を聞いてもらえない・・・

相手が自分の意見を受け入れてくれなくて、イライラして、ストレスを感じて、
「何でこの人は聞いてくれないんだ!!!」って悩む。

イライラが相手に向かうから、
相手との関係も悪くなる。

いいことなし。

聞いてくれないから、言う回数が増えたりする。
聞いてくれないから、言い方が優しくなったり、乱暴になったり、ジェットコースター状態。

こころが疲れて仕方がない。

自分の意見が受け入れられない理由。

それはとてもシンプルです。

理由は、言っている相手が「あなた」だから。

少し厳しいけれど、この悩みの正体を突き詰めると色々なことが見えてくる。

人って、「意見」の内容よりも、「誰が」言っているかに実はすごく影響を受けているということ。

わかりやすい例だと、会社。

たいした発言でなくても、上役が言った途端に、取り入れられる。

人はこころの中で、頭の中で、この人の発言は重要、重要でないと判断している。

それがいいか悪いかは別として、様々な人間がいて、様々な考え方、価値観、立場の人間がいて、
ある程度、取捨選択していかないと、頭が簡単にパンクしてしまう。

だから、意見を取り入れる人を選んでいる。

自分が尊敬している人とか、この人に心からついていきたいと思っている人が言うと、ちゃんと聞く。

例えば、「早起きした方がいい。」の意見一つでも、妻が言っても、全く右から左にスルーしていた夫が、他の誰かによって、影響を受け、早起きを取り組みだしたりする。

また、アルコール依存症の人が、ガミガミ言う家族の声には耳も貸さず、断酒なんて全く視界になかったのに、
家族以外の他の誰かの言葉によって、断酒を始めたりする。

頑張って言い続けてきた、人にとっては、「??」だけど、こういうことがよくある。

誰が言うか・・・これはめちゃくちゃ大きい。

だから、もし、あなたが、

子供に話を聞いてもらえない・・・

夫に話を聞いてもらえない・・・

と悩んでいるなら、

あなたが、聞いてもらえる人になること。

「誰が言うか」の「誰」を探してきても、それはあなたが探している時点で、やっぱり聞いてもらえない。

あなた自身が、聞いてもらえる人になること。

そして、どんな人が聞いてもらえる人かというと、

こころ軽く、いきいきと毎日を過ごしている人。

「聞いてもらえる人」になることは、相手の要求を何でもかんでも飲むことじゃない。
ちゃんと自分があって、自分を大切にしている人。

まずは、「相手に聞かせよう」から離れる。
「聞いてもらえない!」って思って悩むのは、悩んでいる時点で、こころずっしり重く、「聞いてもらえる人」からはどんどん逆行しているから。

もっとこころ軽くする。「聞かせよう!」「聞いてもらおう!」としている時、やっぱり必死だし、無理があるし、執着もある。だから、

人に聞かせることに頑張るんじゃなくて、自分ごとにもっと頑張る。

自分の人生を楽しんでいく。

魅力ある人には、人がついてくるから。