離婚を考えて、めちゃくちゃ苦しい理由

悩みの正体

夫婦関係でも、
恋人関係でも、

一度結ばれたのに、別れよう!と考えるのは、やっぱり苦しい。

もし、今あなたが「もう、離婚しようかな。」「もう別れようかな。」
って考えて苦しんでいるならぜひ聞いて欲しい。

その苦しみは一体どこからきたのか?ってことについて。

あなたがそう思うまでに苦しんでいるのは、きっと〇〇があったからだよね。

〇〇は・・・

多分言われたんだよね。
すごく傷つく言葉を。

そして、多分されたんだよね。
すごく嫌なことを。

だから、あなた「もう無理!」ってなっちゃった。

こころ強くありたいし、
できるだけ正常でいよう!なんて思ったけれど、

でも、「やっぱり無理!」って感じて、
現実が苦しいんだよね。

投げやりに聞こえるかもしれないけれど、
もし辛い時が夜なら、まずは寝たらいいと思う。

パソコンを切るのと同じで、
寝ることによって、今日1日を強制終了しちゃうの。

終わらせちゃう。

辛い1日を長引かせようなんてしないで、
電源を引っこ抜いちゃう。

寝ることができない昼間の時間なら、
とりあえず仕事にいって、他ごとをしよう。

休みの日なら、とりあえずどこか行こう。
ケチらないで、好きなことにお金を使おう。

間違っても、家の中で、机に座って、
ベッドに横になりながら、
悶々と考えちゃダメ。

そんなのは自虐行為だから。

「もう無理!」の時は、やっぱり「もう無理!」なんだから、
向き合おうとしない。

何でもかんでも、一瞬でなんとか解決しようとしない。

悩んでいる人は、そもそも落ち着きがない。
いつも何かに急いでいる。

1年かかることを1日でしようとするから、しんどい。
10年かかることを1年でしようとするから、心が折れる。

「もう無理!」な時は、いったん強制終了すること。

〜〜

その上で・・・

あなたが悩んでいる「もう、離婚しようかな。」「もう別れようかな。」
の苦しみの正体は一体なんだんだろう?ってこと。

あなたにそう考えさせるきっかけがあった。

直接的に、あなたにこう思わせる「何か」があって、あなたは思ったわけ。

そのあなたにとって好まない「何か」が相手によって、引き起こされたの。

そして「もうこの人とは無理!」ってなった。

つまり、あなたは、

「他人にどう言われるか。」「他人にどうされるか。」
によって、自分の行動を考え、決めているの。

これが苦しみの正体。

なぜか。

他人主導でしょ。完全に。

あなたの人生なのに、他人によって、あなた自身の行動を考え、決めているってことは、その瞬間、あなたはいない。

自分がないから自己不在の状況に陥る。

自分が自分を見失う・・・これがめちゃくちゃ辛いんだよね。

苦しみの正体はこれ。

あなた自身が自分をテキトーに扱いすぎちゃっている。

他人にどう言われたとか、どうされたかとか、そのことがあなたを定義することを許してしまっている。

夫に殴られたなら、殴る夫が問題なのに、
夫に殴られたから、離婚しようと考える。

そうじゃない。

離婚するなら、夫のことが大嫌いだから離婚する。

殴られたから、離婚するようじゃ、
アイスもらえるから、勉強を頑張る子供と同じ。

動機は他者。自分の中にない。

だから、アイスもらえなくなると、途端に勉強する意義を見失う。

傷つくメールをもらったから、もう別れよう。

これも同じ。

別に、別れてもいい。
でも、別れる理由は、相手のことが嫌いだから。
一緒にいたくないから。

ちゃんと心に向き合うってそういうこと。

「傷つくメールをもらうくらいなら、一緒にいたくない!」じゃなくて、
元々一緒にいたい理由が自分の中になかったから、傷つくメールが別れるきっかけをくれただけにすぎない。

だから、他人に何かを言われた、何かをされたことがきっかけで、
離婚しても、失恋しても、
たぶんあなたは、また、自分に優しくしてくれる、自分を受け入れてくれる、相手を選ぶだけ。

その構造はまるで同じ。

相手が、こうしてくれるから、私は一緒にいる。

条件的。

だから、年月が経って、互いに本音が出てきて、自分に優しくしてくれると思った相手に何かがあって、彼が怒ってきたり、傷つくことを言ってきたりしたら、またあなたはきっと「別れよう」と考え、苦しむ。

苦しみの原因は、離婚したいような夫と生活していることでも、
別れたいような彼氏と一緒にいることでもない。

苦しみの原因は、あなたの中にちゃんと自分の感情、自分の思いを所有していないこと。

あなたの純粋な「したい」「ほしい」は一体どこいった?

好きなことに好きと言わない。

嫌いなことに嫌いと言わない。

なんか取り繕っている。隠している。我慢している。

なんで?

恐怖があるから。

本当の自分を晒せない恐怖。

なぜなら、本当の自分は価値がないと思っているから。
どこか、自分はくそと自分で思っているから。
たいしたことない奴だと思っているから。

だから、心ないこと言われたり、されたりすると、ポキンと折れる。

元々自分がないから。

離婚してもいい。
別れてもいい。

幸せになるためだったら、何をしてもいい。

でもね、まずはあなたが自分自身をもっと大切にして欲しい。

本当に。

夫に、妻に、恋人に、心ないことを言われても、
その言葉を取り入れられないほどに、あなたが自身が自分を好きになる。

他人が自分のこと嫌いかどうか気にならないほどに、まずは自分が自分のことを好きになる。

そうしたら、本当に幸せになるための行動ができるようになる。