自己正当化をして心を穏やかに保つ

気持ちとの向き合い方

正当化していますか?

嫌なことがあった時、イライラすることがあった時、正当化していますか?

こう聞くと、真面目な人は、少し抵抗します。「自己正当化」について、否定的なイメージがあるからです。「それって結局、正当化しているだけでしょ?」って言うことを、他でもない自分が自分にささやき、責めてしまいます。

正当化することを、言い訳だとか、逃げだとか、甘えとして、必死に問題に直面しようとするんです。

日常の中で、問題は絶えず起こります。大きなことから、小さなことまで、いつでも問題は起きるんです。それに対して、いちいち「答え」を探していたら、疲れてしまいます。

というのも、答えがない、見つからない問題もあるから。何でもかんでも、答えを探そうとすると葛藤します。心の中で、葛藤し続けると、疲弊します。疲弊すると、鬱っぽくなります。

答えがない時に、焦って答えを探そうとせず、自分の都合のいい解釈で正当化してしまっていいんです。

苦い感情は、ずっと持ち続けると、次第に苦しくなってきます。堂々と自己正当化して、自分を守ってください。

あなたが何を考え、どう解釈するかはあなたの自由です。

「電車で、いきなり怒鳴られた。ああいうイライラしている人可哀想だな。何か満たされていないんだろうな〜。」と勝手に結論づけるのも自由です。

真面目な人ほど、「自分に怒鳴られる原因があるのではないか?」「どうして自分なのか?」と堂々巡りになることを考えてしまいます。

もっと図太くなってください。堂々と、自分に都合のいい、自分にとって納得のできる「正当化」をして自分の心を守ってください。

その正当化が合っているか、間違っているかなんてあんまり関係ありません。大切なのは、あなたの心が疲弊せず、穏やかな状態であることです。

応援しています。