幸せになるためにやめるべき3つの習慣

2019/03/25気持ちとの向き合い方

1.「他人を変えようとする」習慣をやめる

他人は、変わりません。他人は、他人自身が変わろうと思ってはじめて変わります。自分は他人に良い影響を与えることができます。他人に悪い影響を与えることもできます。他人に何も影響を与えないこともあります。

他人が自分から、良い影響を受けるか、悪い影響を受けるか、何も影響を受けないか、これも他人が決めることです。

自分は自分にしかなりきれません。

もし、人に振り回されていたり、他人の言動によって、自分の気分を落ち込ませたり、悪くしていたり、どうにか他人に変わってもらおうと、工夫したり、努力しているならもったいないです。他人は変わりません。その代わり、他人を変えようとしていたすべてのエネルギーを自分の人生を精一杯に生きるために使うことができます。

でも、これは「使うことができる」という選択の問題です。それを実際に選び取るか、それとも、自分の領域ではない、他人をどうこうしようということに留まるのか・・・これも意志をもって選びとらないといけません。

意志をもって、良くないもの(支配しようとする気持ちであったり、自分の思い通りにしようとする性格だったり)を捨て、自分自身が変化していくことで、自分の毎日をより充実させることができます。

2.「人の悪口をいう」習慣をやめる

人の悪口をやめることはもちろん、人の悪口を聞くのもやめるようにします。これは、何も、悪口を言っている人をわざわざ無視するのではなく、右から左に流すのです。

悪口は、いいものがありません。人の能力の批判だったり、性格の批判だったり、考え方の批判(これがとっても多いですね。)価値観の相違だったり、容姿の批判だったり悪口の種類は様々ですが、1つ言えることは、悪口を言っている人の表情は、決して幸せそうではありません。

たとえ、笑いながら悪口を言っていたとしても、もはやそれは、アニメに出てくる悪いキャラクターがヒッヒッと嘲るかのような笑いであり、幸せや愛、感謝からくるものでは決してありません。

悪口を、自分のこころが良い状態のままで言うことは出来ません。不満から出てきたり、苛立ちから出てきたり、差別や偏見から出てきたり、軽蔑から出てきたり、上から目線だったり、自分の正当性を主張するために出てきたりするものです。

悪口に限らず、何かを言うということは、心なり、頭なり、自分の内側にその想いがあって、それを発しています。

口から出てくるものが悪いのは、自分の中にいるものが悪いものだからです。そして、悪いものを出すことによって、さらにそれを聞いた他人が、悪いものを受け取ります。そんな悪魔の使いのようなことをしている人が幸せを感じられるはずがありません。

悪口に、いい悪口も悪い悪口ありません。悪口を言うと自分が益々幸せから離れてしまうだけです。あんまり自分を信頼しない方がいいでしょう。何も考えないと、悪口はつい口に出てきてしまう・・・くらいの警戒心の方が安心です。そうやって自分を常に見張っていると、だんだん無意識に、悪口を言わない自分に変わっていきます。

3.「他人によく思われたい」習慣を捨てる

人との関わりの中で、「人からよく思われたい」という気持ちは多かれ少なかれ、誰にもあります。ただ、この気持ちを自分が行動する動機の軸に置いてしまうと、不自由になってしまいます。

もちろん、人からよく思われること、感謝されること、褒められることは嬉しいことですが、そのために何かをすることは、他人本位で、自分を安売りしてしまっています。

他人は、他人の都合でよく思ったり、褒めたり、感謝したりします。逆に他人は、他人の都合で悪く思ったり、けなしたり、怒り出したりします。

こんなことにいちいち振り回されていたら、ジェットコースターのように感情の波に振り回されます。

幸せは、安定的なものです。静かであり、穏やかです。揺らいだり、アップダウンしたり、混乱したりするものではありません。

自分は自分にしかなりきれないのだから、他人がどう思おうが、自分が自分のベストを尽くすーそのことに忙しくなる。やるべきこと、正しいことは、一人ひとり心の中で、本当は分かっているはずだから。

勇気を持って、自分が本当は分かっている「やるべきこと」に心から従おうとする時に、ある他人には、NOと言わないといけないこともあるかもしれません。それでも、自分の心が示してくれる、自分の幸せを導く道に従っていくんです。他人がどう思おうが、意志をもって、自分で選択する強さは実は誰にでも与えられています。