新年ー沢山の幸せを感じやすくするための3つの態度
新しい年がスタートしました。この1年、今はまだ真っ白な毎日に、今日から、1日1日を描き始めていきます。新しい年を迎えられたこと、感謝です。今回は、もっともっと幸せを感じやすくするための3つの態度について紹介します。
目次
1、すごい誰かと比較しない
早速ですが、こんな時どうしますか。ライブに参加して、素晴らしい歌声に感動した後、歌手がライブ終了後に少し残っていて、握手する機会があった時・・・。もしくは、講演会の後の懇親会に参加して、講師と話す機会があった時・・・。こういう機会があったら、握手しに行ったり、話しかけたりしますか。
もし、心の中では近づきたいなと思っているのに、自分より「優れている人」と思うことで、ひるんでしまって、恐れて、近づくのをためらう行動をとったらすごくもったいないです。相手を、自分の中のイメージで「すごい人」とみなして、「近寄りがたい人」にしてしまっているのです。
自分を相手と比較して、価値を見出そうとすると、常に「すごい誰か」と比較することになるので、いつまで経っても、自分自身の価値を見出し、それを表に出していくことができません。自分には価値があるのに、「あの人がすごいから」「この人みたいにできないから」とそもそも比べるべきでもない相手と比べて、自分の劣っているものにフォーカスするのは、生きづらい考え方です。
たとえ、自分とほとんど同じようなことをしている人であっても、他人とではなく、過去の自分や、成長前の自分と比較することが健全です。全く違うことをしている業種の人、業界の人と自分を比較して、自分はあの人のように、人に注目されるような人ではないからと見極めて、チャンスを諦め、自分の心に正直になれないのは、もったいないことです。
2、特別な自分を「特別」なままにする
「自分にしかできないこと」というのは誰でもあります。それをとるに足らないものとしてみるのか、もしくはそれを尊いものとして捉えるのかで、毎日は全然違います。
たとえ、コンビニのレジであっても、お客様一人一人とどんな態度で迎え、どんな接客をするのか、それとも何をしても時間給が変わるわけじゃないのだからと、損得で考えてしまうかは大きな違いです。自分しかできないものがあると思って物事に向き合うか、それとも自分がやっていることは、誰がやっても同じと思ってやるのかで、日々の過ごし方が大きく変わってきます。
もし、「特別なこと」を期待するなら、人生に特別なことはそんなにあるわけではありません。そうではなくて、自分が人生をどれだけ「特別にするか」・・・このことに全てがかかっています。
今年1年、「自分が特別だ」と思うことは、他者によって決められることではなくて、自分が決めることです。これをいつも覚えて、毎日を歩んでいくことで、何気ない日々が、どんどん色鮮やかなものになっていきます。
3、幸せの真逆を一生懸命避ける
幸せに生きるためには、幸せになろうとするよりも、まずは幸せの真逆のことを一生懸命避けるのが手っ取り早いことがあります。
新しい年の初めは、このことを見直すいい節目です。「今年こそ何かする」よりも「今年こそ、まずやめたいこと、避けたいことから取り組む」ことを前回書きました。
これと同じで、幸せになろうと思ってあれやこれや取り組んでも、幸せの真逆な行為をやり続けているのなら、いつまで経っても、幸せは溜まっていきません。水を入れても入れても、詮がしまっていないために、だだ漏れになっているバスタブのようなものです。
幸せの真逆になることは、
✔️嫌味を言うこと
✔️悪口を言うこと
✔️怒ること
の3つです。下に行けば行くほど、どんどん不幸のレベルが上がっていきます。嫌味とは、いやらしいことだとか、言わなくてもいいような不満とか文句とか、遠回りな批判とか・・・それら諸々全てです。
そして、悪口です。人の悪口を言った途端に、自分の悪口が言われると思うくらいの緊張感を持って、たとえどんなに嫌な人でも、「悪口」を言わないと決心してください。事実を言うことだけで、悪口までは言わなくてもいいはずです。事実についた尾ひれはひれが悪口になってしまいます。
そして怒ることで、もう完全に負のスパイラルの入り口に立ってしまいます。怒り始めれば、短い人でもその1日、長い人は何日間も、何週間も、ネガティブな気分で、どんより過ごすことになります。とてももったいないことです。
毎日過ごしていれば、これらが口に出そうになる誘惑は必ずあります。だからこそ、「一生懸命」に避ける。自分の幸せは自分で守るんです。
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