夫婦間に喧嘩が絶えない時の対処法
夫婦喧嘩は些細なことから始まることが多いです。ほんの些細なことがきっかけで、雪だるま式に問題が大きくなり、最終的に離婚してしまう夫婦もいます。
喧嘩は、小さな時に消すことです。火災が起きた時、小さな火なら、片手でも消せるのに、火が広がってしまったら手の施しようがありません。
火事なら、誰でも小さなうちに消そうとします。
でも、喧嘩になったらそう簡単にはいかないんです。火を火で消そうとするかのように、自分の正しさを主張し始めたり、相手の欠点を指摘し始めたりします。
そんなことしても、火事が大きくなるだけなのに、なぜかしてしまうんです。喧嘩が絶えない人は、身に覚えのある経験だと思います。
では、どうするのか?
それは、喧嘩の種を事前に防ぐことです。喧嘩が起きるのは、ほとんどの場合、相手の「境界線」の侵入によって起こります。
他人の時間、エネルギー、お金・・・これらのものに、入り込もうとするのです。
疲れて帰ってきた夫がいます。
妻は何か言いたいことがあります。でも、いきなり話しかけるのは、境界線に触れてしまう危険があります。
ここでいう境界線とは決して目に見えるものではありません。だからこそ、慎重になる必要があります。
夫はもしかしたら仕事で嫌なことがあったかもしれません。夫は疲れているかもしれません。夫はとにかくソファに座りたいと思っているかもしれません。
その気持ちを確認することもなく、妻の言いたい本題を突然持ち出したら、夫との間に喧嘩の種を植える可能性が高くなります。
夫の気持ちを差し置いて、割り込みです。
自分の気持ちに関係なく、容赦なく入り込んでくる人間関係には疲れてしまいます。
目に見えない境界線だからこそ、どうすればいいのか?それはシンプルに、「〇〇について、今話していい?」と聞くだけです。
相手に許可を求めます。
許可は相手への尊敬があるからです。私にはこういう希望があります、でも私は、あなたの時間を尊重します、あなたの選択を尊重しますという態度です。
そしてノーと言われれば、下がります。次の機会待ちます。イエスと言われれば、話します。もしかしたら、断られ続けるかもしれません。でも、それは自分自身がまだタイミングがつかめていないだけです。落ち込む必要はありません。
夫婦関係に互いの尊重があるだけで、些細な喧嘩は避けることができます。
まずは、聞いてみてください。「〇〇について、話していい?」
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