「知りたい」願望に境界線を持つこと
何でもかんでも、「知りたい」「知っておきたい」という思いによって、頭がパンクしそうになったり、時間を無駄にしてしまったり、考えることが多くて、煩わしくなってしまっているのなら、境界線がうまく機能していません。「好奇心」という言葉で片付けられる時をとっくに過ぎてしまっている可能性があります。
これらに対処するためには、
「今この瞬間」興味がなくて、自分の生活にいらないものは、はっきりと「興味がない」とする勇気を持つ
ことです。
頭の中がぐちゃぐちゃになっている時は、情報に対して、貪欲になりすぎているかもしれません。そういう時は、意図的に、情報を減らしていく方が、心は軽くなっていきます。
自分が「知りたがりや」になっている時は、頭ばかりが先に行ってしまって、心が置いてきぼりになってしまっていることがよくあります。その結果、行動が全然追いついていないのに、ただ「知る」ことだけが先走ってしまったり、本当したくないのにしたり、本当はしたいのにしなかったり、頭で計算ばかりしていると、そういう矛盾もいっぱい起きてきます。
情報はもう十分すぎるほどあるのに、その扱いに心が疲れてしまっている状態です。「知っといた方がいい」なんていう、打算的な思いで情報収集することも、情報過多に繋がっていきます。
もう、今持っているもので十分だと思うことが境界線を引く一歩です。これは成長を止めるものではなく、現状を把握するステップです。
「知りたくても知らなくていい」ことがあることを知りましょう。
煩わしい情報過多から解放されると、心は元気になっていきます。
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