【スルー力を高める】他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法
今回は、他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法について、取り上げます。
まずその前に、境界線の基本は、次の2つです。
1)他人の領域に入らないこと
2)自分の領域に他人を入れさせないこと
です。
1)は、他人の境界線、他人の選択、他人の行動、他人の人格に入り込まない・・・つまり人を変えようとしないことで、2)は自分の選択、自分の行動、自分の人格に対して、人を受け入れない・・・つまり人に流されないことです。
人間関係の問題のほとんどは、
1)他人の領域に入り込みすぎ、つまり変えられないものを変えようとしているか、
2)自分の領域に他人を入れ込みすぎ、つまり自分を他人に明け渡してしまっているか、
で生じます。
だから、境界線は、とても大切なんです。
今回は、2)について見ていきたいと思います。
自分の境界線に他人を入れさせない方法は、
スルー力
を高めることです。
でも、これはすごく誤解されがちで、 ...
【母親の兄弟関係】母親が傷つけられていることに対して、怒りがわいてくる
今回は、想いの箱から頂いたメッセージに回答します。
母親の兄弟関係でのやり取りでのことなのですが、先日私からしたら祖母にあたる方が病院に入院していることを母親が姉(叔母)から知り、見舞いには2,3日来ないでと言っておきながら、次の日妹(叔母)から母親に行こうと思うと連絡があり、母親が姉(叔母)に電話したところ、待ち合わせをして病院に向かっていると返事が返ってきたようで、電話を切った後の母親の様子が見ていられないほどに悲しそうな様子で、私からしたらなんで邪険にするのかムカついて、いい年して人の気持ちにも寄り添えないのか、と怒りがふつふつと湧いてしょうがありません。
普段から母親は祖母や他兄弟からも邪険にされている感じが私からも感じる部分があり、今は亡き祖父がよく母親を気にしていたことが関係しているのか、母親が祖父に似ているところがあるのか私にははっきりとわかりませんが、このような親戚に正直一泡吹かせてやりたいと心の中で思ってしまうほどです。
しかし母親にとっては兄弟であり、母(祖母)である事実に変わりはないのですが、母親が傷つけられていることは私 ...
【人間関係の境界線】境界線を持つことによる3つのリスク
今回は、境界線を持つことによる3つのリスクについて取り上げます。
境界線というのは、
どこまでが自分の責任で、どこまでが他人の責任なのかという”目に見えない線引き”
です。
この境界線が不明確になっている結果、本来入るべきではない他人の領域に踏み込んだり、本来入れるべきではない自分の領域に他人を招いたりしてしまいます。
結果、人間関係の衝突が起きやすくなります。
こころの栄養では、徹底的に、
境界線を持ちましょう!!
と伝えています。
とはいえ、境界線を持つということに、ネガティブなイメージや、何か違和感を感じていらっしゃる方もいます。
そもそも境界線を持つことに、リスクはないのか?
という恐れに向き合うために、境界線を持つリスクについて3つの視点から取り上げます。
リスク1:仲間を失うのではないのか境界線を持つということは、
「No」と言うべきことに、「No」を言う
ことです。
【要注意】「あなたのためを思って言うけれど」の発言について
今回は、お節介の人に多い「あなたのためを思って言うけれど」の発言について、取り上げます。
【親切?アドバイス?コントロール?がうっとうしい!?】お節介な人との向き合い方
まず最初に、「あなたのためを思って言うけれど」という人が目の前に現れたら、要注意です。
「私はこうした方がいいと思う。ああした方がいいと思う。」と自分の意見をつらつら言っているなら、あなたにとってはうるさいかもしれませんが、まだセーフです。
でも、「あなたのためを思って言うけれど、あなたは・・・こうして、ああして・・・。」という、他人を主語にあれこれ言ってきたり指図してくる人は、少し注意が必要です。
境界線侵入している可能性が大です。
人間関係の中で、
「入り込んではいけないラインに踏み込んでしまうこと」
これが、境界線の侵入です。
境界線を認識するには?人間関係の境界線に問題があるかどうかを見極める3つのサイン
どこまでが自分で、どこまでが相手なのかという境界線がうまく機能していない時、人間関 ...
【家族問題】娘から暴言をはかれた時に意識してやってもらいたいこと
今回は、娘から暴言をはかれた時に意識してやってもらいたいことを取り上げます。
それは、
自分が感じている感情を否定しないこと
と
自分を鞭で打つような厳しい言葉に騙されないこと
の2つです。
人から暴言をはかれるというのは、辛くて悲しいことです。また、怒りがわいてくるかもしれません。
とにかく、楽しさと喜びなんて微塵もありません。冷静さや落ち着きもないはずです。
自分感じている感情をもう一つの自分が、自然とわいてくる感情に対して、抑え込んだり、麻痺させたりと働くかもしれません。
感情を否定しないとはどういうことか言うと、
「私は○○と言われて、悲しいです。辛いです。嫌です。」
と言葉にして言ってみるということです。
感情を認めると、現実を受け入れたかのような敗北感があるかもしれません。
しかし、自分が認めても認めなくても、現実は現実です。
なので、現実に対して正直な気持ちを否定しないと、感情が落ち着いてきます。感情 ...
【祖母との関係】関係をたちたいと思っている私はひどい孫でしょうか?
今回は想いの箱から頂いたメッセージを取り上げます。
祖母が私の母のことが嫌いで、孫である私や姉の容姿の悪口を言ってきます。
正直関係をたちたいです。こんなことを考えてしまう私はひどい孫でしょうか。
メッセージありがとうございます。
まず最初に、ひどい孫とかそういう風に思う必要は全くないですよ。ひどい孫ではないです。容姿の悪口言ってくるというのは、心理的な攻撃なんですね。
容姿というのは、自分そのものなんですよ。そういう自分の尊厳に関わることに対して、平気で悪口を言ってくる人は、相手が祖母とか、友達とか、通りすがりの人とか・・・相手がだれであろうが関係なく、距離をもって、攻撃から自分を守って下さいね。
物理的な距離を持てるのであれば、物理的な距離を持ってほしいなと思います。もし、同居等で、物理的な距離が難しい場合は、しっかりとした境界線をもって、他人の言葉を自分の心に入れていかないことです。他人からの暴言を断固拒否する強い境界線が必要です。
今回の関係性は祖母ということですが、自分の子々孫々に対して、嫌 ...
コントロール癖を手放せない!?自分の思い通りにならないと気が済まない人へ
あなたは、他人をコントロールしてしがちですか?
自分の思い通りにならないと、すぐイライラしてしていませんか?
今回は、自分の思い通りにならない時が済まない、コントロール癖のある人に向けて書いていきます。
コントロールできることをコントロールし始めるコントロール癖があることで、人間関係の問題が生じていたり、感情が不安定になりがちな人は、コントロールできないものをコントロールしようとしています。
コントロール癖があるので、基本は何でもコントロールしようとするんですね。
他人や周りの状況といった、本来コントロールできないものだけでなく、自分に対してもコントロールしようとします。
何か新しい習慣を始めたり、自分の理想の生活を目指して、日々改善を繰り返したりもします。
非常に真面目で「少しでもより良く!」と思って、自分のことも、他人のことも頑張ってしまっている人がコントロール癖を持っている人の特徴です。
だけど、当然、他人は自分と違う人間なので、コントロールできません。
そして、自分の計 ...
【地獄の言葉】家族から暴言を言われた!自分の気持ちとどのように向き合うのか?
今回は、家族から暴言を言われた場合、自分の気持ちとどのように向き合うのか?について書いていきます。
【地獄の言葉】家族から「死ね」と言われたのに我慢しているあなたへ!
家族から暴言を言われるというのが、非常に定義が広いので、ここでは、家族が何かしらの問題、依存症、共依存、精神疾患、鬱などを抱えているという前提で書いていきますね。
もし、特に依存症でも、共依存でも、精神疾患や鬱もなく、なぜか突然、暴言を言われた!みたいな方は、多分、何かしらサインがあるのに、気づいていないだけという可能性があります。
なので、そもそもなぜ家族が暴言を言っているのかすらわからないという方は、想いの箱のメッセージから状況を教えてください。ブログに取り上げて回答しますので、その際、名前の部分は匿名、ペンネーム等でお願いします。
さて、家族から暴言を言われた場合。率直に感じる自分の気持ちは、色々なパターンがあると思います。
悲しい。
辛い。
怒り。
理不尽。
納得できない。
などなど。 ...
【母親問題】自分に不満を伝えてきたり、辛い気持ちを伝えてくる母親に重い気持ちを抱いているあなたへ
今回は、母親との距離感のことで悩んでいる人に向けて書いていきます。
母親が、不満や辛い気持ちを言ってきて、その聞き役になって、疲れてしまっているあなたへ。
そんな母親と距離を置いて、もっと自分の人生に自信をもって生きていきたいと思っていると思います。でも、心優しいあなたは、そうすると、母がますます自分に何か言ってくる、ますます気遣わないといけないことが増えると思っているかもしれません。
切りたくても切れない!
という思い。
特に、あなたが結婚されていて、お子さんもいて、自分の生活があるならば、片方の手が自分の家族に引っ張られて、もう片方の手で、親に引っ張られて、
もう腕がちぎれそうだよ!!!
といっぱいいっぱいになってしまって、前々おかしくありません。あなたが今辛い思いを抱えているのも、苦しいのも、当然です。
抱えている責任が多すぎるからです。
さて、このような状態の時は、
「そんな、お母さんのこと気にしなくて、自分の人生を楽しめばいいのよ。」
「不満な ...
人間関係の境界線ってそもそも何!?どんな人が特に必要!?
今回は、人間関係の境界線ってそもそも、何?そして、どんな人に必要なのか?について取り上げたいと思います。
人間関係の境界線って?私のブログでは、結構しつこいくらい、境界線、境界線って言っています。
というのも、このブログのメインテーマだからです。
でも、初めて聞く人は、境界線?!なんだ、それ?って思うかもしれません。家と家の境界線?土地の境界線?となってしまっても、おかしくないです。
そう、境界線ってわかりにくい言葉です。
ただ、一単語で言える表現で、一番意味が通るのが、今のところ境界線なので、この言葉を使っています。英語でバウンダリーって言いますが、バウンダリーって言っても、同じくらいわかりにくいかなと思います。
なので、こころの栄養では、境界線って言葉を使っています。
このウェブサイトの最初のタブのところに「人間関係の境界線とは?」という固定のページを挙げています。境界線に対して、??になったら、参照にしてもらえると嬉しいです。
さて、人間関係の境界線とは何か?ということですが、シ ...