境界線の持ち方

こんにちは。

境界線って何か?を一言で言うと、
タイトルの通り、【自分は自分。他人は他人。】

これだけなんですね。

悩みを抱えてしまう時と言うのは、心が騒いでいます。

日常の中でも、バタバタ、あたふた。

見た目は落ち着いていても、
心の中は、ざわざわ。そわそわ。
なんだか落ち着かない・・・。

こんな感じです。

なぜ騒いでしまうのかというと、目の前で起きる一つ一つのことに、
反応しすぎ

になってしまっているんですね。

人が言った何気ない一言にも、
反応しすぎ
ています。

すると、ざわざわしてくるんですね。

人の放った一言って、
人のものなんです。

そんなに、【個人的】に受け止めないこと。

 

他人の問題なのに、自分の問題かのように真剣に取り組むのも
反応しすぎ。

自分のやりたいこと後回しにして、他人のことに首に突っ込むのも ...

境界線の持ち方

こんにちは。

今回は、「自分の境界線を守ること」について取り上げます。

結論は、
「うっとうしい要求ばかりしてくる人」には、
はっきりノーと言ってくださいということです。

ノーは、自分の境界線を守るためには必要不可欠なんですね。

イエスとノーは対等です。

しっかりとノーが言えるようになること、
イエスも言えるようになります。

境界線を持つとは、自分の「やりたい・したい」の感情を所有すること

たとえば・・・

■身体が疲れていて、休みたいにも関わらずしつこくセックスを強要してくる妻・・・
■車を持っているという理由だけで、子供の送迎を頼んでくる同世代のお母さん・・・
■親の仕送りを当てにして、お金を請求し続ける子供・・・

彼らは、

「私のものは私のもの。あなたのものも私のもの。」

という境界線が曖昧な状態が起きてしまっています。

 

もし、あなたが我慢して要求に応えるなら、 ...

境界線の持ち方

こんにちは。

境界線の問題の一つに、
「本当はしたくないのに、する」というのがあります。

これは、なぜ起きるのかというと、

自分の「したい」という感情を所有できていない

からなんですね。

もう少し言うと、

「自分が何をしたいのか」「したくないのか」よく分からない

状態なんですね。

この状態は、自分の意見がないので、
他人に流されやすいです。

 

休日のプラン一つすらも、
「本当は何がしたいのか」よくわからなかったりするんですね。

その結果、なんとなく、他人の意向に沿って、流れていきます。

ただ、流れは「他人が作っている流れ」なので、
少しでも自分に耐えがたいことが起こると、
他人の意見に賛成したにもかかわらず、
一気に大きな喧嘩に発展したり、苦しい気持ちになったりします。

というのも、他人の流れに入る前には、
「本当はそんなことをしたくなかった」
という ...

境界線の持ち方

今回は、人間関係において、人からの誘いを「断る」ことについて取り上げます。
「断る」ことは、まさに境界線を持つことに直結するテーマです。
充実した人間関係を築くために、少なからず「断る」場面があって自然です☆彡

他人は自分ではありません。
自分の人生を大切にしていくとは、
自分の『はい』・『いいえ』をちゃんと所有するということです✨

境界線を持つとは、自分の「やりたい・したい」の感情を所有すること

「断る」ということについて、3つの視点から書いていきます♪

断ることを意識的に始めること

自分を大切にするために、意識的に断るということを始めてください。
断ることは、他人と自分の境界線を引くことです。

他人の誘いや要求などに対して、
受け入れられない、受け入れたくない!なら、
断りましょう^^

本当は行きたくないのに、行くことにする。
そして、心の中で別のことを考える。
本当は行きたくはなかったと不満を脳内でリピート再生する。 ...

境界線の持ち方

今回は、
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ⑦「課題の分離」前半ー人は人。自分は自分。
の続きです。

他人への過度な気遣いによって、課題の分離ができない!?

アドラーは悩みのほとんどは対人関係であるといっています。
そして、課題の分離ができていないことで人間関係の問題が生じると言います。

課題の分離がなぜ難しいのか。
その一つに、自分は課題の分離をしても、相手は課題の分離をしない/できない
と心のどこかで思っているのが邪魔をします。

一言で済ませるなら、
相手のことはいいから、自分ごとに集中しましょう。
相手の心配はお節介です。

【親切?アドバイス?コントロール?がうっとうしい!?】お節介な人との向き合い方
【要注意】「あなたのためを思って言うけれど」の発言について

となるのですが、一言でサラッと切り替えられないほどに、
「相手」のことを見てしまう癖がついているんですね。

つまり、課題の分離をしたいけれど、心の中で、
「あなたは ...

境界線の持ち方

今回は、アドラー心理学のメインテーマとも言える

課題の分離

について取り上げたいと思います。

課題の分離は、まさに境界線。
境界線とは、まさに課題の分離。

他人は他人。自分は自分。

この境界線が日常の実践レベルでできるようになると、
ほとんどの悩みは吹き飛んでしまいます。

今回のテーマは、2回に分けて、紹介したいと思います。

課題の分離とは何か?

まず最初に、そもそも課題の分離とは何か?についてです。

課題の分離とは、

課題が誰に所属するのかを明らかにして、
自分以外の課題を切り離し、自分の課題に取り組むこと

です。

もっと加えるなら、

自分の課題にもくもくと取り組むこと

です。

他人の課題を自分の課題として悩み、苦しむことはしません。
逆に自分の課題を他人になすりつけることもしません。

こころの栄養のブログは、心軽くを大切なテーマとしています。
心軽くするた ...

境界線の持ち方

今回は、人間関係の中でよくある『傷ついた』という感情について、境界線の観点から取り上げます。

感情に対しての境界線がうまく機能してくると、
他人の言葉や行動によって、自分を「傷つけさせる」こと
から守ることができるようになります。

◇◇

さて、『傷ついた』を感じている時は・・・
他人の言動を自分の心に入れ過ぎている時なんです。
つまり、他人の言葉や行動が、自分の心に深く影響を与えることを許可してしまっています。

もちろん、人間ですから瞬間的に、『傷ついた』などの嫌な気持ちになるのは、当然です。
これは、感情ですからコントロールできません。
感情と言うのは、一瞬でやってきますよね。

でも、『傷ついた』を何日も何週間も、もしくは何年も思い続けているなら、境界線を機能させていく価値があります。
他人の言動にそこまで力を与えないということです。

『傷ついた』と思っている時、大抵の場合は、

あなたが○○の言葉、○○の行動がなければ、私は傷つかなかったな ...

境界線の持ち方

相手を励ましているのに、もしくは応援しているのに、次第にイライラしてくるのは、

相手を変えようとしている

可能性があります。

 

心の奥底に、相手を変えようという動機があると、励ましても、励ましても、

自分のタイミングで、自分の思いように相手は変わらない

ことにイライラしてしまうのはとっても普通なこと。

 

相手のことを思って、良かれと思っているのに、次第にイライラしている時は、

自分は、相手を結局コントロールしようとしていないか?

を疑ってみてください。

 

人をコントロールしようとする無理な力が働いている時は、どこか境界線の課題があります。

いい人過ぎてむかつく・決断できない上司にイライラする自分は冷たい!?

コントロール癖を手放せない!?自分の思い通りにならないと気が済まない人へ

 

そもそも、なぜ相手が何も変わらないことに、イライラするのか。

境界線の持ち方

他人がどう思うかを気にしすぎることを、

他人の感情処理をすること

と表現しています。

【友人関係の境界線】いつも自分の家に長居する友人に心身疲弊!?

↑このケースでも書きましたが、友人が長居したいから、自分の気持ちより他人を優先させるという、一見優しさに見えるようなことも、まさに他人の感情処理ですね。

だって、あなたの大切な気持ち、時間、更に大げさにいえば人生は、置いてけぼりだから。

他人の感情処理とは、

他人がどう感じるかを気にして、あれやこれや悩むこと
自分の行動を、望んでいないにもかかわらず、他人に合わせること
自分の意に反して、他人のために無理をしたりすること

心当たりありますか?

例えば、

夫をイライラさせたくないから〇〇をする。
上司を怒らせたくないから△△をする。
あの人辛そうだから、手伝う。

ここでのポイントは、不本意ながらとか、自分の意に反してにも関わらず・・・です。

なぜそんな無理をする ...

境界線の持ち方

家族に対して、「嫌なことは嫌」とはっきり言っていますか?

特に夫婦間、親子間という近い関係は、ただでさえ境界線が曖昧になりやすい関係なので、

「嫌なことは嫌」とはっきり言う

ことはとても大切です。

人間関係の境界線

家族に対して、「嫌なことは嫌」とはっきり言えないのは、なぜか?この理由を次の3つの視点から考えていきたいと思います。

1、単に「嫌と言ってはいけない」と思い込んでいるケース

相手の要望に対し、嫌ということが、何か良くないこと、言ってはいけないこと、出来れば言うべきではないことと思い込んでいるんですね。嫌という選択肢が最初から見えていないんです。

他人からしてみたら、一見「都合のいい人」のように見えますが、本人にとっては、ただの我慢ですね。我慢した気持ちは、別の形で、怒りやストレスとなって表れてきます。

嫌と言ってはいけない理由は、どこにもなく、選択の自由はいつも人は持っているんですね。今まで見ていなかった選択肢なだけで、ちゃんとありますから、見えるようにしていきましょう。