人間関係と境界線

今回は、想いの箱に頂いたメッセージに回答します。

こんにちは
職場の上司に、モヤモヤしています
挨拶をしても、殆ど返ってきません
他のメンバーには、感じの良い対応をしている様に感じます
これも、境界線が曖昧で起こっているのでしょうか?
挨拶は基本だと、私も相手をジャッジしているのでしょうか?

こんにちは。メッセージありがとうございます。

職場の上司に対してモヤモヤを感じているとのこと、
特に、「挨拶をしてもほとんど返ってこない」というのは、
寂しく感じて当然だと思います。


無視されたり、スルーされたりすると、心がザワザワしてしまいますよね。

さらに、他のメンバーには感じの良い対応をしているとなると、
「どうして自分だけ?」という気持ちになるのも自然なこと。
疎外感、孤独感を感じてしまって当然です。

ここで一度、起きている出来事を整理してみましょう。 ...

人間関係と境界線, 境界線の引き方

「もう我慢するのはやめよう」
「自分を大切にしよう」
そう思って、少しずつ人との距離感を見直し始めたとき。
ふと気づくと、関わる人が減っていた。
以前は毎日やり取りしていた人と、ぱったり連絡がなくなった。
誘われることも、頼られることも減ってきた――。

そんな状況に寂しさを感じて、
「これって間違っていたのかな?」と不安になることがあるかもしれません。

でも、それは「失敗」でも「間違い」でもありません。
ただ、あなたの生き方が、少し変わり始めているだけです。

 境界線=絶縁? それは誤解です

「境界線を持つ」と聞くと、極端に受け取ってしまう人もいます。
たとえば…

もうあの人とは縁を切る
距離を置くなら一切関わらない
自分を守るには、人を遠ざけるしかない

こうした考え方は、一見「自己防衛」のように見えて、実は白黒思考です。
付き合う or 付き合わない。ゼロか百か。全部か、全部ナシか。

でも、現実の人間関係ってそんなに単純じゃありませ ...

人間関係と境界線

「いい人」をやめたい。
そう思ったときに考えてほしいことについて取り上げます。 「なんか最近、しんどい」  「人と関わるのが疲れる」  「どうして自分ばかり、我慢しているんだろう」 そんな気持ちがふくらんできたとき、心のどこかでこう思うかもしれません。  「もう、いい人でいるのはやめたい」と。 でも実際には、簡単に“やめられない”のが現実だったりします。  なぜなら、「いい人」であることが、
あなたの人間関係や生き方に、長いあいだ深く根を張ってきたから。 今回は、「いい人をやめたい」と感じたあなたが、
何をどう考えていけばいいのかを整理してみます。  そもそも「いい人」って、どんな人? 「いい人」は、一見とても聞こえが良い言葉です。  優しくて、親切で、気がきいて、周りを大切にできる人。 でも、ここで言う“いい人”は、ちょっと違います。 – 本当は嫌だけど、相手を傷つけたくなくて断れない  – 頼まれると「NO」が言えず、いつも自分が後回し  – 空気を読みすぎて、いつも疲れている  – 自分の気持ちは、相手次第で ...

人間関係と境界線, 夫婦との関係

こんにちは。

今回は、夫婦関係の中で、
「なんか、いつも相手の発言にイラっとしちゃう」
「つい根に持ってしまう」

そんなモヤモヤしている方に向けて、書いていきます。

相手は、いつでも“自由に意見を言う権利”がある

たとえば──
朝、赤ちゃんが目覚めて、さあ着替えようとしたとき。
夫がふと一言。

「着替えは、朝ご飯のあとがいいんじゃない?」

ここで、2人の妻を想像してみましょう。

妻A:
朝ごはんのたびに服を汚してしまうことが気になっていた妻は、
「確かに!それいいね」と、すんなり同意。

妻B:
ある育児書で、「朝起きたらまず着替えるのがルーチンづくりにいい」と読んでいた妻は、

「えっ、なんで?」と、内心モヤッと抵抗感。

同じ言葉でも、受け取り方が全然違いますよね。

なぜなら、人それぞれ、

人間関係と境界線

今回は、想いの箱に頂いたメッセージを取り上げます。

おはようございます
ママ友からの言葉に過剰反応しています
私の事ではなく、義姉の陰口で盛り上がっている話を直接されたからです
皆の前で、私の身内の事まで言われて許せません
以前から、理不尽な対応やキツい言葉は何度かあり、その都度我慢してその人の良い所を見て、お付き合いしてきました
その後、ラインのやり取りがあり、面倒な事になっているなら、聞かなかった事にしてと返事がありました
本当に、人を傷つけて、聞かなかった事にしてなんて無責任過ぎると思います
イライラ、モヤモヤが止まりません。

該当ブログ:
【過剰反応しない生き方】自己卑下/自虐をやめて、もっと毎日を楽しんで生きていく

こんにちは。
メッセージを受け取りました。

最初の一文、「私の事ではなく……」という出だしが印象的でした。

あなたに限らず、人から相談を受けるとき、「夫が……」「母が……」「友人が……」というように、話の中心が自分ではなく“誰か ...

人間関係と境界線

「なんでこんなに人間関係で疲れるの?」と感じているあなたへ。

人との関わりの中で、なぜかモヤモヤすることが多い。
相手のちょっとした一言に引っかかってしまったり、
無意識のうちに我慢を重ねてしまったり。
その結果、家族やパートナー、職場など、身近な人間関係に疲れを感じることもあるかもしれません。

「どうしてこんなに振り回されてしまうんだろう」
「何が正しくて、何がいけないのか分からない」
――そんなふうに、ひとりで悶々と悩んでしまう。

このページでは、

「境界線」とはそもそも何か
境界線がうまく引けないとどうなるか
境界線を引くために必要な視点やコツ

など、人間関係の疲れを減らすための基本的な考え方を、わかりやすく整理しています。

「ちゃんと伝えたいけど、角が立たないようにしたい」
「相手との距離感を保ちながら、自分の気持ちも大切にしたい」
そんな思いを持つ方にとって、ヒントになる内容をまとめました。

ここから、「人と関わる=しんどい」 ...

人間関係と境界線

誰かを励ましたり、応援しているはずなのに、だんだんイライラしてくる──

そんな経験はありませんか?

その背景には、「相手を変えようとしている気持ち」が潜んでいるかもしれません。

応援しているのにイライラするとき──そこに潜む「コントロール欲」

心のどこかで「相手が変わってくれたら…」という思いがあると、
どれだけ励ましても、自分のタイミングで、自分の望むように変わらないことに
次第にイライラしてくるのは、ごく自然なことです。

「相手のことを思って」「良かれと思って」やっているのに、
モヤモヤや怒りが湧いてきてしまうときは、一度立ち止まってみましょう。

もしかして、自分は相手をコントロールしようとしていないだろうか?

そんな視点から、そっと自分に問いかけてみてください。

人をコントロールしようとする力が働いているとき、
そこには「境界線」の問題が隠れていることが多いです。

そもそも、なぜ「 ...

人間関係と境界線, 夫婦との関係

【相談内容】
夫が、何度も浮気を繰り返す。何度も話し合いをして、関係をやめてもらっても、説得しても、また繰り返す。でも離婚はしたくない。(50代 女性)

今回ご紹介するのは、夫ともう一度良い関係を築きたいと心から願いながら、浮気を繰り返す夫に怒りや絶望を抱いている女性のお話です。

一般的には、浮気が発覚したら、夫が家を出て行ったり、離婚の話が進んだりすることも多いですが、このケースでは違いました。
彼女は、裏切られてもなお夫を赦し、結婚生活を取り戻したいと願っていたのです。

浮気は「×」。でも、そこに落とし穴がある

浮気は、誰がどう見ても「ダメなこと」です。
夫であれ妻であれ、「浮気してもいい結婚」なんて存在しませんし、「浮気されても平気」なんて思える人もいないでしょう。

だからこそ、浮気された側は「自分は被害者だ」「相手が間違っている(=私は正しい)」と感じやすくなります。でも、実はここに落とし穴があります。

人は、無意識化でも、「間違いは相手=(自分が正しい)」と思った瞬間、強い態度をとる傾向が ...

人間関係と境界線

人間関係の境界線とはを読ませていただきました
母親と、ママ友から理不尽な扱いを日々感じて疲弊しています
このところ、怒りも感じます
私だったら、決して言わないと思う事を平気で言ってきます
この、モヤモヤ、仲間外れな悲しい気持ち、母親からの逆ギレ
どのように、やり場のない気持ちをどうしたら良いのか日々悩んでいます

タルジャさん

人間関係の境界線とは?

メッセージありがとうございます。

母親とママ友からの理不尽な扱いを日々感じており、それらのことに疲れを感じ、最近では怒りも湧いてきているということですね。特に、相手が自分だったら決して言わないようなことを平気で言ってくるとのこと。失礼な言葉や無神経な発言をしているというのが伝わってきます。

もやもやして、疎外感もあり、悲しい気持ちもある。そもそも母親から始まったことなのに、母親から逆ギレ…。自分の気持ちをどこに置いておけばいいのか、理不尽な思いに対して葛藤したり、怒りを感じたりするのは当然のことです。

辛い気持ちを言葉にでき ...

人間関係と境界線

こんにちは。

夫婦と仲良く、円満に生活していく方法は、
実はとっても小さな日常の中に隠れているんです。

今回は、もっともっと夫婦円満になるためにできることについて、
取り上げたいと思います。

夫婦円満につながる「こまめなコミュニケーション」

それは何かというと、こまめなコミュニケーション。

自分の心の中で思ったこと、ちょっとした気づき、
良いことも悪いことも、ちゃんと相手にシェアをしていく。

これが秘訣です♪

私たちは当然、
自分が思ってることを何でもかんでも他人に伝えることはしません。
誰だってそう。

自分は自分、他人は他人です。

時と場合に応じて、必要なことをシェアして、
必要でないことを心のうちに留める。
とっても自然なこと。

誰でも秘密を持っているし、
そして誰にもシェアしたくないこともあるかもしれない。
当たり前。大丈夫。

でも。

夫婦との関係においては、

あ ...