自分を知るということー見たくない自分、逃げたい自分と向き合う勇気
今回は、「自分を知ること」について、取り上げます。
そもそも本当に自分のことを知りたいと思っているのか自分を知りたいと思っている人が、
実は本当は、自分のことなんて、全然知りたいとは思っていない
なんていうことがあります。
自分を知るのって、結構、勇気がいるんです。
今回取り上げている「自分を知る」は、自分が普段から見えている部分ではなくて、
見えない部分、出来れば見たくない自分も知る
っていうことです。
見えない部分、出来れば見たくない自分は、何が隠れているんだろうと、少し、恐れを感じるかもしれません。もしかしたらそう簡単に、現実を受け入れられるものかどうかすらわからないんです。
自分を知ることは、自分をより良く変えていけるチャンスでしかないなかなか変わらない人の特徴は、
いつも自分を正当化する人
です。
人に何かを言われると、すぐ言葉をかぶせる人。
一回でも、はいと素直にいうことができない人。
自分の見えない部分を ...
【選択の仕方】選択するときは、選ぼうとしていることに「納得感」があるかを確かめて
今回は、選択の仕方について取り上げます。
今回取り上げる選択のレベルは、何かのものやサービスの契約や購入、学校、会社などなど、一つの選択がある程度の期間影響を及ぼすような大きさの選択です。
このような選択をするときは、選択に納得感があるかを確かめることが大切です。
逆に言えば、もし、納得感がないのであれば、「ちょっと待った」のサインの可能性があります。
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納得感という感情の有無を確かめる日々の中で、私たちは小さなものであれ、大きなものであれ、「選択」しています。
どの服を着るか、何を食べるか、いつ寝るか・・・という毎日のルーチンから、いつにこの届出を出すか、いつ会社を辞めるか、いつ誰かに何かを言うか・・・・など、イベントや節目の時だけ起きるような選択もあります。
そして、誰だって、自分の選択は「いいもの」であって欲しいと思い、できる限り間違いたくないはずです。
「あの時あれをしなければ、良かった。」
「あの時ああしていれば、良かった。」
という思いは、過去の選択 ...
【心軽く生きるために】やっていることと願望を一致させていく~蒔いたものが収穫物になる
私の家には今、ミニトマトがかなりの勢いで成長しています。
私の背丈を超えて、のびのびと成長しています。ふと横を見ると、近所の家では、その庭のフェンスを越えて、大きなひまわりが顔を出していました。ひまわりは、太陽の方を向いてキラキラ輝いていました。
私のミニトマトと、ひまわり、背丈が同じくらいだったんですね。
その時、「人は蒔いたものを得るな」というのを改めて感じました。
私がミニトマトの苗を植えたのは、4月の中旬です。ひまわりも植え付けの時期というのも、調べてみたら4月の下旬から5月なんですね。
つまり、大体同じ時期に植えたんだろうなと思います。同い年くらいです。そして、今は、2つとも、同じくらいの背丈で、大成長しています。
3、4か月前にとった選択が、今、目に見える形で育っています。私は当然ひまわりを得ることができません。欲しくても、3、4か月前に植えた苗はトマトだから。トマトからひまわりは育ちませんね。
私は自分の生活の中で、シンプルに考えるということをとても大切にしています。
目 ...
「自分に厳しい」をやめるには?自分に厳しいところを緩めていく3つのメリット
私は、自分で自分に厳しいところがあるなと自覚してから、「自分に厳しい」はこころの栄養にならないので、手放すことにしました。でも、自分に厳しいって、自分で認めるまで、すごく時間がかかりました。
なぜかというと、もう一人の内なる自分が「何言ってるんだよ!」って、更に厳しいことを言ってくるんですね。本当に、典型的な、自分に厳しい人です。私は、あまり心理学の話はしませんが、クリティカル・ペアレントと言って、批判的な親が自分を支配する傾向が強く出ていると、こういう「厳しさ」が出てきますね。興味のある方は、「Critical Parent」とか、「エゴグラム」とか「交流分析」とかで、調べてみてください。
「自分への厳しさ」というのは、決してネガティブなものだけではないです。私が、自分に厳しかったことが、時に成長の起爆剤にはなってきたのは事実です。でも、あまり習慣的になってしまって、癖になってしまうと、この厳しさを常に出てきてしまって、自分を過剰に責めたりとか、自分を傷つけたりということになってしまいます。
バランスは大切ですね。常に自分を野放しにして、好き ...
【生きづらさを見直すために】自分が大切にしてきた価値観を明確にして認めるとは
昇進しても、しなくても、私の価値は変わらない。
このワークやってくれましたか?
前回のワークに、何の意味があるかというと、自分が大切にしている「価値観」が明確になってきます。
たとえば、
仕事をしてもしなくても、私の価値は変わらない。
結婚してもしなくても、私の価値は変わらない。
子供を育てても、育てなくても、私の価値は変わらない
○○に、電話してもしなくても、私の価値は変わらない。
△△へ行っても行かなくても、私の価値は変わらない。
と書いた場合、自分を縛っていた価値観というのは、現実とは反対のことで、「~しないと!」と頭の中で思っていたことになっている場合が多いです。
仕事をしていない人なら、「仕事する」、結婚していない人なら、「結婚する」、子供を育てていない人なら、「子供を育てる」、電話をしたくない人なら、「電話する」、行きたくない人なら、「行く」だと思います。
自分に厳しいから、今の自分にない「何か」やろうとし、今の自分がしたくない「何か」をしようとします。 ...
【定年まで働きたい!】メンタルをやられて休職ーもう繰り返したくない
今回は、想いの箱に投函されたメッセージに、回答します。
仕事でメンタルがやられて、何度か入院。休職してしまった。もう、繰り返したくないです。定年まで勤め上げたいんです。
30代 Rt
Rtさん、こんにちは。メッセージありがとうございます。
定年まで勤めあげたいという言葉に、とっても、真面目に頑張ってこられたことが伝わってきます。頑張りすぎたからこそ、疲れてしまったのですね。身体が悲鳴をあげて、心が悲鳴をあげて、もう無理となった時に、何かしらの不調が出ると、強制的に休む方向へ持っていかれるものです。
でも、休職を何度も繰り返したくない。勤め上げたい!その気持ち、私も応援したいです。
Rtさん、基本すごく真面目で、頑張る方だと思うので、やっぱり、この課題に対しては、意図的に「力を抜いていく」ことが必要になってくると思います。
もしかしたら、あまり聞きたくない言葉かもしれませんが、「あ ...