「じゃ離婚する?」が口に出る理由|夫婦喧嘩に隠れた3つの心理
前回、夫婦関係の終了ワード「じゃ離婚する?」という言葉の正体について、
取り上げました。
前回の記事⇒夫婦喧嘩で「じゃ離婚する?」と言う人の本当の意図|夫婦関係の終了ワードの正体
今回は、もう少し詳しく、
「じゃ離婚する?」という終了ワードを出す人の心理について、
3つの視点から見ていきたいと思います。
目次
1つ目の視点【安全確認型】:終了ワードは、脅しというより「関係の安全確認」のため
まずは、1つ目。
実は、終了ワードを出す人は、「強気」に見えながら、
内面には恐怖であったり、不安をたくさん抱えていることがあります。
なので、夫婦喧嘩や衝突を、すぐに「危機」と変換しがちなんです。
衝突⇒不安⇒先に極端なカードを出す⇒相手の否定を確認する
という流れになりやすいです。
ちなみに、「うん、わかった離婚しよう」と相手側から出される可能性が高い場合は、
この「じゃ離婚する?」という表現はあまり出てきません。
むしろ、内側は「離婚は嫌」「でも嫌われているのもわかる」「なら先に言ってしまえ」
という、外側は強気で内側は不安のケースが多いです。
2つ目の視点【対話放棄型】:議論ができない(もしくはしたくない)ときの手っ取り早さのため
次に2つ目の視点。これは「怒り」というものにそもそも共通するものなのですが、
怒ることで、またその怒りを極端なワードで見せることで、
さっさと決着をつけようとしているということなんです。
本来は、夫婦って、衝突があるたびに、
「何が嫌だったのか」「どこがしんどいのか」「何を望むのか」
こういったことを話していく必要があります。
私自身、クライアントと対話をしている時、
夫婦のコミュニケーション不足が浮き彫りになってくるケースは、
かなり多いです。
ここでいうコミュニケーションというのは、
「言った」「言わない」というシンプルなものというよりも、
自分の気持ち、相手の気持ち、誤解、納得できていないこと、
そういうことをぶつけ合っていく、オープンにし合っていく、
そういう少々面倒な会話、ある意味では議論を指しています。
でも、それができないと(もしくはしたくない)なると、
話す(エネルギー必要)⇒面倒・怖い⇒極論を出す
という流れに行きがちなんです。
終了ワードって、極論なんですよね。
というのも、そのワードが出てくる1秒前まで、
一つ屋根の下で、様々な名義を共有し、
夫婦として、冷蔵庫や部屋を共有していた関係性に、
一気にシャットダウンを意味するパワーワードです。
なので、この場合は、離婚云々ではなく、
議論終了ボタンとして、「じゃ離婚する?」が使われている可能性があります。
つまり、対話放棄ということなんです。
3つ目の視点【成功体験型】:過去の経験からコントロール手段が身についているため
3つ目の視点は、私は境界線の観点から、
コントロール癖を手放そうというテーマは何度か書いてきました。
けれども、この終了ワードを出す人は、あまり境界線ということを認識していない人が多いかもしれません。
どちらかと言うと、終了ワードを出された側が、
「どうしてそんなことを言われないといけないんだ?」と悶々と悩んで、
葛藤して、逆に境界線にたどりつくというケースの方が多い気もします。
「じゃ離婚する?」このワードを出す人は、過去に、この言葉を言って、
相手が黙った/謝った/折れたのいずれかを経験している場合があります。
これは、このワードの力が持つ、ある意味では成功体験なんですね。
こういう経験があると、「効いた」と思い、この言葉を繰り返してしまいます。
本人は無意識で、つい口から出てしまっている場合も少なくありません。
ーー以上3つの視点を取り上げました。
「じゃ離婚する?」という言葉は、強さの表現に見えて、
実際には不安・対話の難しさ・過去の経験など、
様々な背景が重なって出てくることがあります。
もしこの言葉が夫婦関係の中で繰り返し出てくる場合は、
表面の言葉だけではなく、
その奥にある不安や関係性のパターンに目を向けていくことが大切です。
もし今、
□考えすぎて頭が疲れている
□何が嫌なのかは分かるのに、どうしていきたいのかを明確に言葉にできない
□これからの方向性を整理し、現状にもっと満足できるように変えていきたい
と感じていたら、
もやもや言語化セッション(自分の考えと境界線を整理する1対1の対話)で、
一人で考え続けてきた気持ちや思考を、対話を通して外に出しながら、
一緒に整理していきます。
▼ いきなり申し込むのが不安な方へ
▶ 事前に質問・相談してみる(1〜2往復)
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