【人から拒絶されるのが怖い】傷つきやすい理由と心がラクになる考え方
人間関係の中で、自分が言いたい思いがあっても、ぐっと我慢してしまう。
本当はこうしたいことがある。本当は言いたいことがある。けれども、言う勇気がない。
拒絶されたらどうしよう。緊張が強くなる。人の顔色を読みすぎて、時々、自分の本当の気持ちが分からなくなる。
そんなことを感じたことはありませんか?
今回は、「人からの拒絶」をテーマにして、傷つきやすい理由と、心が楽になる考え方について取り上げていきたいと思います。
人から拒絶されるのが怖いと感じるのはなぜ?まず最初に、誰であっても、人から好かれたいし、受け入れられたい。
これは人間の根本的な欲求です。だから、拒絶されることが怖いと思うことは当然のことなんですね。
「いちいち傷つかなくなればいい」
「拒絶に反応しなくなれば楽になる」
そんなふうに思ってしまう人もいるかもしれません。けれども、それは人間でなくなるのと同じです。
だから、拒絶に対して怖いなと思ってしまったり、嫌だなと思ったりすること自体は、とても普通で自然なことです ...
人間関係で距離を置いたのに楽にならない理由|境界線の本当の意味
距離を置いたはずなのに、なぜか楽にならない。
むしろ、モヤモヤや葛藤が残り続けている。
関わらないようにしているのに、頭の中ではその人のことを考えてしまう。
「これでよかったのかな」と、どこかスッキリしない。
そんな状態になること、ありませんか。
実はそれ、「境界線を引けていない」のではなく、「境界線の捉え方」が少しズレている可能性があります。
私はこのブログで「境界線」というテーマをよく取り上げていますが、この境界線について誤解されているなと感じることがあります。
なので改めて、私が取り上げている「境界線」について、もう一度書きたいなと思います。
境界線=人間関係のシャットダウンではないまず最初に、すごく誤解されやすい例の一つに、「境界線を持つ=人間関係のシャットダウンする」これがすごく多いんですよね。
境界線を持つ、境界線が機能している。
つまり、それは、人間関係をシャットダウンできていると誤解されるんです。
まずはっきりさせたいこと。境界線を持つことは、人間関 ...
前向きになろうとして苦しくなる理由|ネガティブな自分を責めてしまう思考の構造
セッションをしていると、よく出てくる言葉があります。
「ネガティブになってしまう自分が嫌です」
「もっと前向きでいたいです」
「ポジティブでいなきゃと思うのにできません」
こういう言葉を口にするとき、多くの人はすでに一つの“前提”を持っているんですよね。
それは、ネガティブな自分=良くないものという前提。
そしてその前提のまま、自分を変えようとします。
でも実は、これはまさに苦しさの本質です。
問題は「ネガティブであること」ではなく、ネガティブである自分をどう見ているか。
今回はこのテーマについて取り上げたいと思います。
ネガティブな思考そのものは、実はごく自然なもの。
嫌な過去を思い出すことも、不安な未来を考えることも、人間の脳の正常な働きです。
これまでの出来事を振り返る記憶があるからこそ、「あのときこうだったな」と思い出すことができます。それ自体は、良い悪いのない、ごく普通のプロセスです。
多くの ...
全部をちゃんとやろうとして苦しくなる理由|完璧主義から抜け出す考え方
「ちゃんとやらなきゃ!」
「全部やりきらないと!」
そう思って、なぜか苦しくなる。
やることは山ほどあるのに、なかなか手がつかない。
そんな状態になっていませんか?
本当は、ちゃんとやろうとしているだけなのに、その「ちゃんと」が自分を追い詰めてしまうことがあります。
今回は、全部をちゃんとやろうとすると苦しくなるからくりと、そこから抜け出すための考え方について整理していきます。
完璧主義が苦しさを生む理由全部をちゃんとやろうとする人ほど、実は動けなくなります。私もすごく完璧主義の傾向が強かったです。そのせいで頭でっかちで行動できないことが多々ありました。「全部を完璧にやること」を前提にしてしまうと、目の前の小さなタスクも巨大な山に見えてしまったんです。こういう傾向が強いと、
・結局、重要なことを先延ばしにしてしまう
・あまり重要でないことまで取りこぼさないようにと、必要以上にエネルギーを使う
・全部が整っていないことにイライラし、自分を責めてしまう
そして最終的には ...
過去を思い出して苦しいときの対処法|原因と抜け出し方
「過去のことを思い出して苦しくなる」
「何度も同じことを考えてしまう」
「ふとした時に、過去のことが蘇ってくる。」
そんな状態に、なっていませんか?
特に辛いことがあった時、悲しいことがあった時、目の前の現実に満足できない時。過去のことを考えてしまう。
過去の延長線上に今があると思い、「あの時、ああしたのがよくなかった。こうしたのがダメだった。」と自分の過ちを探そうとする。
考えすぎると、過去はどこまでも遡ります。今50歳の男性でも、3歳ごろまで戻ってしまうこともあります。そうすると、−47年。でも脳の中では一瞬でワープしてしまうんです。
考えても仕方ないのに、と頭では分かっているのに、過去のことを考えてしまう。過去のことを考えて、辛くなるという時に、どうすればいいのかについて紹介します。
過去を思い出して苦しいときの対処法|自分を責めないまず最初に、過去のことを考えてしまう自分を責めないこと。過去については、色々な名言がありますよね。「過去は過去。」「過去は変えられない。」「変えられるのは未来。 ...
相手の一言にモヤモヤする理由|「そんなつもりじゃないのに」と感じたときの考え方
ふとした相手の一言に、なんか少し引っかかる。
そんなつもりで言ったわけじゃないのに、ざわっとしてモヤモヤしてしまう。
そんな経験、ありませんか?
今回は、相手の一言が気になってざわざわしてしまうときの捉え方について、整理していきます。
自分の意図と、相手の捉え方は違うまず前提として、自分が意図していることと、相手の捉え方は違うものです。
自分は何気なく話したつもりでも、そのときの相手の状況や気分によって、言葉が大げさに受け取られたり、ネガティブに捉えられることがあります。
例えば私も、夫と何気なく会話しているとき、帰ってきた夫に対して、何気ない会話へのただ一言コメントしただけなのに、
「なんでそんなにネガティブなの?」と返されたことがあります。
こっちは一瞬、「え?」とびっくりするわけです。
ここで大切なのは、「私の発言はネガティブだったのかな?」と考えることではありません。
自分はどういう意図で話したのか。どういう思いがあったのか。それは、自分が一番わかっています。それに ...
家族に暴言を吐かれたときの対処法|我慢してしまう人へ
「なんでこんなひどいことを言われないといけないの?」
「私が悪いの?」
そう思って苦しくなっていませんか?
まず第一段階として、家族からの暴言が続く場合、相手の精神状態が安定していない可能性もあります。精神疾患の病名、依存症、認知症など、何かしらの病気に当てはまるような行動がないかです。
暴言は、まともな精神状態ではありません。一時的なヒステリックとか、カッとなって言ってしまったのかとか、言い訳なしです。
他人に甘すぎて、自分に厳しすぎて、受け入れてしまうことなどないように。限度を超えていて、明らかに問題があります。境界線が必要です!
今回は、ちょっと重たいテーマですが、捉え方次第で、暴言すらうまく扱えます。
暴言を吐く人の心理とは?暴言を吐く人には、いくつか共通する心理があります。ここでは代表的なものを3つ紹介します。
① 感情をコントロールできていないまず一つ目は、感情のコントロールができていない状態です。本来であれば、イライラや怒りを感じても、言葉としてどう表現するかは自分で選べるもの。 ...
アドラー心理学「選択」とは?人生が変わる考え方|嫌われる勇気シリーズ②
「変わりたいのに変われない」
「わかっているのに行動できない」
そんな状態の背景には、“選択”があります。
今回は、アドラー心理学のテーマの一つ、「選択」について取り上げます。
一つ前のテーマ目的論についてはこちら。
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ①ー生い立ち・環境・家族のせいで変われない!?には目的論
アドラー心理学は勇気の心理学とも言われています。
「何かを選びとる」ということは、同時に「何かを選びとらないこと」
なんですね。
選択するというのは、大小あれ、まさに勇気です。
毎日、勇気を出して生きていますか?
勇気と書くと、何だか大げさな気がしてしまうかもしれません。
けれども、目の前にあるケーキ1つ、ランチ1つ、就職先1つ。
すべて選択したものなんですね。
同時に選択しなかったものを、今この瞬間、捨てているわけです。
日常の中で、「自分は、選択しているんだ」ということを認識できるかどうか。
これは、す ...
会話がかみ合わない原因|なぜ夫婦や家族でイライラするのか
「なんでこの人と話すと、いつもかみ合わないんだろう」
「普通に答えればいいだけなのに、なんで余計な一言が入るの?」
そんなふうに、会話のすれ違いにイライラしたことはありませんか?
夫婦や親子のケンカの多くは、こうした小さな会話のズレから始まります。
今回は、「なぜ会話がかみ合わないのか」という原因を整理しながら、スムーズな会話をするためのポイントについて見ていきます。
たとえば、こんな会話。
妻:「何時に帰ってくるの?」夫:「8時?なんで?なんかあるの?」妻:「ううん、ただ確認したかっただけ。」夫:「なんだよそれ」…。
「なんだよそれ」というその返答に「なんだよそれ」と言いたくなるかもしれません。素直に、聞かれたことに、答えれば全く問題ないことに、「変な憶測」を入れると会話は不自然ですね。
ここで、実際に、妻には裏の意図があったのか、それとも本当にただ帰宅時間だけを確認したかったのかはあまり重要ではありません。それよりも、取り上げたいのは、夫側が素直に返答できない点です。 ...
アドラー心理学「共同体感覚」とは?自己中心から抜け出す考え方と実践ステップ
毎日、人間関係の中で、「なんでこんなにうまくいかないんだろう」そう感じることはありませんか。
相手に振り回されている気がする。
自分のことばかり考えてしまっている気がする。
でも、どうしたらいいのか分からない。
実はその背景には、「自己中心」と「共同体感覚」のバランスがあります。
今回は、アドラー心理学「嫌われる勇気」に書かれている共同体感覚について取り上げたいと思います。
アドラー心理学「嫌われる勇気」嫌われる勇気(岸見一郎氏、古賀史健氏 ダイヤモンド社)では、アドラー心理学の肝となる考え方の、「共同体感覚」が紹介されています。
共同体感覚がわかると、「自分、自分、自分!!!」って考え続ける自己中心から、次第に全体の利益を優先させるようになっていって、自己中心の囚われから解放されていきます。
世の中の人がみんな、全体の利益を優先させるようになったら、世界はどういう風に変わるんだろうとワクワクします。でも、これを実現するには、「まず自分」からです。
「あ〜こうなったら、理想だよね!」っ ...
