「見すぎ・頑張りすぎ」がイライラを生む?日常でできる境界線の使い方

人間関係と境界線

今回は、夫の行動にイライラする、そんな気持ちの向き合い方について取り上げたいと思います。

まずは結論から。
夫が何をしたか、しているか、そんなことにイライラしているのは、恐らく「見過ぎ(=あなたが管理しすぎ)」「頑張り過ぎ(=あなたがすごくよくやっている)」の2つの視点があります。

相談を受けている時に、「○○してくれない夫」や「○○をしている夫にイライラする」という言葉はよく聞きます。

例えば、寝っ転がっている夫。
テレビを見ている夫。
などなどです。

もし、あなたがそんな夫を見て、イライラしてきたときは、さっと別室に入って、全く関係のない自分事、もしくは自分がしたいことをすることをすごくお勧めします。

イライラの対象をずっと見ていると、イライラって増幅するんです。

見続けたところで変わるわけじゃない。
まして、イライラしている状態で、何かを言おうとするなら、自分の心が落ち着いていないから、思わぬ喧嘩に発展することだってあります。

別室に入って、全く関係のない自分事、もしくは自分がしたいことをすることが、なぜいいかと言うと、「自分自身のリセット」のためなんです。

他でもない、自分自身を整えるため。自分のフォーカスを変えるためです。だから、全部自己完結することなんですね。

同じ出来事でも、なんだか自分の気分がいい時って、相手の状況をすごく寛大に見られる、そんな経験があると思います。

結局自分の心がどういう状態であるか。

イライラしている時は、その対象を見る時じゃなくて、見るのをやめて、自分を整える時。これがすっとできるようになると、夫婦関係もどんどんなめらかになってきます。

そしてもう一つの視点。
それが、「頑張り過ぎ(=あなたがすごくよくやっている)」ということです。

このブログを読んで、自己認識や境界線をもっと整えたいと思っている方って、どちらかと言うと真面目な方が多いんです。
「気にしない」じゃなくて「気になっちゃう」方。

恐らく、相手を見てイライラしている時って、あなた自身が何か頑張っていませんか?ということを確認してほしいんです。

多分、夫が寝転がっているのにイライラするときって、あなたは寝転がってない。
夫がテレビ見ていることにイライラするときも、あなたはテレビを見ていない。

むしろ、キッチンを掃除したり、翌朝のものを整えたり、子供の面倒を見たり、片づけをしたり、何かしら家族のために色々なことをやっていると思うんです。

だからこそ。だからこそ、コントラストとして夫が浮かび上がる。
「夫よ、あなたは何をやっているんですか?」って。

この小さな恨みが、イライラになっていることがよくあります。なので、そういう時は、今まで100%に近い勢いで頑張ってきた「家のこと」「頑張っていること」などを、70%くらいに一気に落としてしまうこと。

完璧を手放して、掃除やめた。キッチン片付けるのもうやめた。と、手放して、これも同じく距離をとるんです。毎日ルーチンでやっていることだから、あなたにとっては当たり前のことでも、相当頑張っているんです。

毎日同じ状態を維持しているってただ者でないこと。だから、イライラした時は、お休みタイム。最初は抵抗感があっても、一度やってみるとその効果を体験できると思います。

リビングに夫がいて、視界に入るなら、あなたが今やっている頑張りに手を止めて、自室に入る。つまり、先延ばしです。今日はやめた。です。

そうやって、自分の頑張りをふっと抜くことは、実はすごく大切なこと。抜けるから整えられるんですね。

イライラって緊張状態です。放っておくと、どんどんイライラしてきます。だからこそ、気づいたときに、さっと自室に入る。30分くらい経って、自分ごとに集中していたら、あれ?なんか別に大丈夫になったなんてことあります。

そして、リビングに戻って、散らかったままの部屋を見て、微笑む。こういう時もあるよねって。自分に優しいってこういう些細なことです。

イライラすることがあるのは、OK。人間誰でもそうです。けれど大げさにしない。

大事にしない。まして、イライラしている状態で物事を解決しない。

イライラしているときほど、 「正しさ」を振りかざしたくなるもの。でも、これからは、イライラを認識したら、解放。


解放するためには、物理的な距離。それでもたとえイライラが続く時でも、今は嵐が静まるのを待つと、思い切ったこと、大げさなことをとにかくしない。
すると、イライラの波に、少しずつ飲み込まれにくくなっていきます。

自己認識と境界線のテーマを中心に、
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