【地獄の言葉】他人から暴言を吐かれたら?我慢しているあなたへ!(続編)

自分を知る/認める

境界線と自己認識のテーマを中心に、
内面の整理をサポートしているNaoです。

今日は、以前書いたこの記事(↓)の続編として、
少し別の角度から取り上げたいと思います。
【地獄の言葉】他人から暴言を吐かれたら?我慢しているあなたへ!

前回の記事では、他人からひどく傷つく言葉や暴言を受けたとき、
それは必ず拒否して良いこと。
そして、「相手をどうにかしようとしなくていい」ということを書きました。

人は、自分で変わろうと思わない限り変わりません。
誰かからの説得や働きかけだけでは変わらないんですよね。
だからこそ、そんな人に振り回されず、
自分の幸せを優先していい、とお伝えしました。
【地獄の言葉】他人から暴言を吐かれたら?我慢しているあなたへ!

ということで、続編です。

我慢する自分に隠された、本当の自分への見方

そもそも、なぜ“あんな言葉”を言われても我慢してしまうのか?
ここを一度見つめてみてほしいんです。

実はこれは、自分が「自分をどう見ているか」と深く関わっています。

「そもそも他人から悪口や暴言を言われるのは、おかしい」。
この当たり前の位置に立てていないケースがとても多いんです。

我慢してしまう背景には、いくつかの可能性があります。

・“言われる自分”にどこか納得してしまっている
・「もうこの人とはこういう関係でしか付き合えない」と諦めている
・心の中で相手を見下すことでバランスを取っている(でも実際は何も変わらない)

どのパターンであれ、共通しているのは、
「自分という大切な存在に向けられた暴言を、当たり前として受け入れてしまっている」
ということなんです。

我慢が続いているとき、起きていること

何日も、何週間も、何カ月も、下手をすると何年も我慢している。
これは明らかに「おかしい状況」です。本来は対処すべきものです。

では、なぜ対処しないのか?なぜ我慢という選択肢を握りしめてしまうのか?

我慢を選ぶと、表面的には「変化を起こさなくていい」というラクさがあります。
でもその裏で、現実ではひどいことが続いている。

では、何があなたをそこに縛りつけているのか?
ここに必ず何かがあります。

・崩したくないもの
・守りたいもの
・向き合うのが怖いもの

それが何なのか、一度はっきりさせてほしいんです。

他人を変えようとする前に見るべき場所

暴言が起きると、人はつい「相手が変われば」と思いがち。
でもこれは前回も書いた通り、期待しても無駄。
人はその人自身が変わろうと思って、変わっていくもの。
それよりまず見たいのは、

「自分はなぜ、この状況を“我慢してでも維持しようとしているのか”」
というところ。

我慢しているという事実は、「現状を受け入れている」ということでもあります。

だからこそ、
なぜ我慢するほど価値があると思っているのか?
何を恐れ、何を守ろうとしているのか?

ここを見つめることが、次の行動のヒントになってきます。

ということで、もしひどい状況の中で、我慢が続いているようだったら、
次の質問をぜひ考えてみてほしいです。

明らかにおかしい状況が目の前にあるのに、それでも我慢してしまっている理由は何ですか?
・あなたは何を守ろうとしていますか?

・何が怖くて、その状況に留まっているのでしょう?
・その「恐れ」は、今のあなたにとって本当に現実的でしょうか?

この問いが、次の一歩を考えるための大きな手がかりになります。

いきなり何か変化を起こそうとしなくても大丈夫。
まずは自分の頭の中で考えていること、外に出していきましょう。

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