何もしない人にイライラするのはなぜ?心の余裕と自己価値の問題
今回は、何もしない人、ぼーっとしている人にイライラしてしまう、そんな気持ちについて、二つの視点から取り上げたいと思います。
まず、一つ目の視点。
あなたが職場であれ家庭であれ、もし周りにぼーっとしている人、何もしない人がいて、その人に対して気持ちがもやもやしたり、イライラしたりするとき。そういうときは、あなたがキャパオーバーになっているサインの可能性が高いです。
たぶん、あなたは、
・スケジュールがいっぱいになりすぎている
・やることが多すぎて、実際に動き回っている
・本当だったら断った方がいいものまで引き受けてしまっている
・自分の仕事をどんどん増やしてしまっている
そして、いっぱいいっぱいになり、心のゆとりを失ってしまっている。
こんな経験ありませんか?
だから、ぼーっとしている人、何もしない人が、実際には何もしていないわけでも、ぼーっとしているわけでもなかったとしても、とにかくそういう人が目立ってしまう。
あなたとあまりにも対照的な位置にいるように見えるのです。
猫の手も借りたいようなときに、ぼーっとしているように見える姿にイライラしてしまうのは、とても自然な気持ち。
だから、そんなときは、
「あ、自分は余裕を失っているのだな」「少し詰め込みすぎているのだな」
と気づいてほしいです。
そして、ちゃんと自分を満たしてあげることを始める。
それは、
・休むこと。
・境界線を持ち、断るべきことはきちんと断ること。
・ノーと言うべきことには、はっきりとノーと言うこと。
・自分の限界を受け入れること。
・ずっとやっていなかったけれど、本当はやりたかったことを始めること。
・人に任せられること、お願いできることはお願いすること。
・逆に、先延ばしにしてずっと頭に引っかかっていることは、思い切ってやってしまい、すっきりさせていく。
このようなことです。
次に、もう一つの視点。
何もしない人、ぼーっとしている人にイライラしてしまうとき、もしかしたらあなたは、「自分にはあまり価値がない」と思っていることに気づくときかも。
自分に価値がないと感じる人は、行動することや何かを成し遂げることによって、頑張って自分を認めさせようとする方向に動きやすいのです。
自分は存在しているだけでは価値があるとは思えない。だから、何かをしなければならない。周りの人の役に立たなければならない。そうした気持ちが、とても強くなる傾向があります。
例えば、何もしない休日に、罪悪感を感じていないか。
すると次第に、「人は何もしていなければ価値がない。動いて働いて、価値を稼ぐべきだ」という前提を持ってしまう。そうなると、何もしない人、ぼーっとしている人が非生産的に見えてくる。何も生み出していないように見えてしまうのです。
それは結果的に、人を軽蔑したり、見下したりすることにつながることも。これはもちろん、自分自身に対しても例外ではありません。つまり、自分を見下し、軽蔑してしまうことにもつながってしまうんです。
その結果、ますます心が重くなり、自己否定が強くなり、毎日が面白くなくなり、イライラが増していく。
この視点に気づいたときは、一度立ち止まってほしいこと。それは、「自分は前提を誤っていたのかもしれない」ということ。
あなたが今、生きているという、その事実だけで価値がある。その前提に戻っていくこと。これはとても大切な視点。
真面目な人ほど、イライラしてしまう自分にさらにイライラしてしまうことがあるんですね。何もしない人やぼーっとしている人に反応してしまう自分に、さらに負荷をかけて、「こんな自分ではだめだ」と責めてしまうことがあります。私も自己否定が強いほうでした。
何もしない人、ぼーっとしている人にイライラしているときは、本当は自分自身の状態を観察するとき。
自分の心が空っぽになるまで忙しくしていないか。
あるいは前提として、「自分は何かをしていなければならない」と思い込んでいないか。この二つの視点を、ぜひ探ってみてくださいね。
「ああ、自分で自分を少し苦しめていたのだな」「自分に負荷を与え続けていたのだな」
そう気づけたとき、ふっと肩の力が抜けていきますよ。
もし今、
□考えすぎて頭が疲れている
□何が嫌なのかは分かるのに、どうしていきたいのかを明確に言葉にできない
□これからの方向性を整理し、現状にもっと満足できるように変えていきたい
と感じていたら、
自分に戻る対話セッション2週間(自分の考えと境界線を整理する1対1の対話)で、
一人で考え続けてきた気持ちや思考を、対話を通して外に出しながら、
一緒に整理していきます。
▼ いきなり申し込むのが不安な方へ
▶ 事前に質問・相談してみる(1〜2往復)
▶ セッションの進め方を確認する







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません