人間関係で疲れてしまうとき、多くの場合「境界線」が曖昧になっています。 相手を変えるのではなく、自分を守るための境界線の考え方をまとめています。

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 021

距離を置いたはずなのに、なぜか楽にならない。
むしろ、モヤモヤや葛藤が残り続けている。

関わらないようにしているのに、頭の中ではその人のことを考えてしまう。
「これでよかったのかな」と、どこかスッキリしない。
そんな状態になること、ありませんか。

実はそれ、「境界線を引けていない」のではなく、「境界線の捉え方」が少しズレている可能性があります。

私はこのブログで「境界線」というテーマをよく取り上げていますが、この境界線について誤解されているなと感じることがあります。

なので改めて、私が取り上げている「境界線」について、もう一度書きたいなと思います。

境界線=人間関係のシャットダウンではない

まず最初に、すごく誤解されやすい例の一つに、「境界線を持つ=人間関係のシャットダウンする」これがすごく多いんですよね。

境界線を持つ、境界線が機能している。
つまり、それは、人間関係をシャットダウンできていると誤解されるんです。

まずはっきりさせたいこと。境界線を持つことは、人間関 ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 055

夫にイライラする。
義母にイライラする。
子供にイライラする。

そうやって、イライラする自分自身にも、イライラする。
そんな「イライラループ」にはまっていませんか?

今回は、そんな人にイライラすることについて、取り上げたいと思います。

人にイライラする理由とは

人にイライラする理由って、シンプルに「あなたの望んでいることと違うことを、他人がしたり、言ったりするから」なんです。

マヨネーズなしって言ったのに、マヨネーズ大量に入っていたり。
プールの営業は日曜日からって言っていたのに、お休みになっていたり。
夜の7時半までには帰ってきてね!って言ったのに、夜の7時35分に帰ってきたり。

などなど。

他人は自分じゃないから、自分の望んでいることと違うことをするのは、そもそも当たり前のこと。

でも、そこに「こうであってほしいのに!」という強い要望、意志、コントロールが働くと、イライラしてくるんです。

なぜ同じことで何度もイライラするのか

ここで、「相手がこう ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 178

夫・妻の好き勝手な行動にムカつく。
イライラする。

気づくと、心の中で、ああだこうだ批判的な思考を繰り返してしまっている。
そして、イライラしている自分にも疲れてくる。
そんな気持ちを抱いていませんか?

今回は、夫婦間における気持ちのイライラについて取り上げます。
まず結論から。ムカついているのは、ほとんどの場合、「思い通りにならない」からなんですね。

この記事にも書きましたが、自分が正しいとか、相手が間違っているとか関係なく。常識も関係なく。自分の考えている通りに、相手が動いてくれる時、イライラって出てこないんですね。

そもそも相手は自分じゃない。だから、相手と自分が違う思いに基づいて、違う行動をとることは当たり前。この視点に立つことはすごく大切です。

相手と一致しないことにいちいち反応していたら、結婚生活はあっという間に壊れてしまいます。

また、相手と喧嘩しないことを目的にしてしまって、我慢に我慢を重ねてしまうのも健康的ではありません。表向きは平和な家庭に見えても、その感情 ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 140

人間関係でモヤモヤしたとき。
親子関係のモヤモヤ、上司との関係のモヤモヤ、友人関係のモヤモヤ。
いろんな場面があると思います。

そんなとき、
「ちゃんと伝えたほうがいいのでは?」

「自分の気持ちは言わないといけないのでは?」と思うこともあります。

これはとても大切なことです。
ただ実は、「伝えること」だけでなく、「いつ伝えるか」というタイミングにも境界線があるんです。
今回はこのテーマについて取り上げたいと思います。

自分の意思を伝えることは「境界線」

まず最初に伝えたいこと。
あなたがどういう意思を持っていて、どういう思いがあって、どういう希望があるのか。それを丁寧に相手に伝えること。
これは境界線を明確にすることであり、とても大切なこと。

「言わなくても気づいてほしい」という考え方は、通用しないものだと割り切ったほうが、整理しやすくなります。

⇒【人間関係の悩み】「言わなくても分かっ ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 149

人間関係で、モヤモヤすることありませんか?
「変な風に思われていないかな?」
「こう言った方がよかったのかな」
そんなふうに、人間関係で立ち止まってしまうこと。

でも実は、そのモヤモヤの正体は相手ではなく、自分の中にあることがほとんどなんです。

そして、朗報は、自分の中にあるとなると、「なんとかできる」ものでもある、つまりコントロール可能にもなりうるんです。

今回は、「人間関係でモヤモヤする原因」と、その正体について整理していきたいと思います。

モヤモヤの正体は“自分の中”にある

人間関係の悩みって、結構パターンが似てるんです。

「あの人がこんなことをしてきた」「こんな対応をされた」とかでモヤモヤして、どうしようか迷ってしまう。決められなくなる。そういうことはけっこう多いんです。

悩み自体は、結局自分の中にあるもの。関わる人が変わると、当然悩みの内容も少し変わって見えるけれど、結局自分は同じだから、似たようなことに反応しやすいんです。
ここでのポイントは、自分に戻ること。 ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 008

人間関係で、境界線を持つということに対して、
〇か×かのような白黒はっきりさせようとするイメージを持っていませんか?

境界線を持つことは、「他人の影響を一切受けない」ということではないんですよね。今回は、こんな内容について取り上げたいと思います。

他人の影響を受けるのは自然なこと

まず最初に大前提。人は人である以上、他人の影響は多かれ少なかれ受けるもの。

私たちは誰でも、人から言われた言葉に傷ついたり、疑問を感じたり。怒りを感じたり、ちょっと違和感を感じたりします。こういう感情はとても普通のことです。

境界線を持つというのは、他人に何を言われようが動じないこと、みたいに勘違いしがちなんですが、境界線を持つとは、あくまで「自分と他人は違うんだ」という当たり前の事実に立つだけ。

境界線を持つ=関係拒否みたいに誤解すると、すごくしんどいものになるし、とっても不自然なものになってしまいます。

夫に「自己中心的だよね」と言われた私の例

例えば、私は夫に「それって自己中心的だよね」って言われたことがあるんです。

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 173

今回は、夫の行動にイライラする、そんな気持ちの向き合い方について取り上げたいと思います。

まずは結論から。
夫が何をしたか、しているか、そんなことにイライラしているのは、恐らく「見過ぎ(=あなたが管理しすぎ)」と「頑張り過ぎ(=あなたがすごくよくやっている)」の2つの視点があります。

相談を受けている時に、「○○してくれない夫」や「○○をしている夫にイライラする」という言葉はよく聞きます。

例えば、寝っ転がっている夫。
テレビを見ている夫。
などなどです。

もし、あなたがそんな夫を見て、イライラしてきたときは、さっと別室に入って、全く関係のない自分事、もしくは自分がしたいことをすることをすごくお勧めします。

イライラの対象をずっと見ていると、イライラって増幅するんです。

見続けたところで変わるわけじゃない。
まして、イライラしている状態で、何かを言おうとするなら、自分の心が落ち着いていないから、思わぬ喧嘩に発 ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 039

何かの返事を待っていたり、電話を待っていたり。
そんな状況のとき、なかなか返事が来ない、電話が来ない、ということがあったら、どういうふうに思いますか?私は、すごく悩んでしまうタイプでした。

「あー、なんかあったのかな」とか、「何か間違えたのかな」とか、
「私がやるべきことをやっていないんじゃないかな」とか。

結果が来るまで、ソワソワしてしまうタイプだったんです。

頭の片隅では、
「そんなこと心配したってどうしようもない」「自分にはコントロールできない」
そう思っている。

でもやっぱり、どこかに引っかかっている。早くこのモヤモヤを取り除きたい、と思ってしまう。

でも実は、すごく単純なミスだった、ということもたくさんあります。
電話番号が間違って登録されていたとか。かけようにも、かけられなかったとか。いわゆるヒューマンエラー。

それなのに私たちは、
「優先順位を下げられているんじゃないか」とか、
「無視されているんじゃないか」とか。

どんどん物語 ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 011

私は境界線のことを日々発信していますが、境界線って本当に日常の中で具体的にやっていこうとすると、簡単なモノでもないなって思う時、たくさんあります。

なぜかというと、境界線を機能させることって、本当に自分に戻っていくことなんですよね。自分自身になっていくこと。自分がどうするかっていうことを常に考えていく。ものすごく主体的な生き方。これが求められていくし、変化が求められていくんですよね。

実は私の夫は、ジグソーパズルが大好きなんです。そして彼はジグソーパズルが大好きなだけあって、本当に熱中するときは熱中します。何日かかけて千ピースとかをつなげるんですね。

一方の私は、ジグソーパズルは好きも嫌いも、そもそも何のためにするのかすら意味がわからないぐらい。子どもの遊びで10ピースぐらいのパズルを一緒に付き合うならまだしも、ひとりでコツコツとパズルを積み上げるなんて、理解できないんですね。

ジグソーパズルに限らず、人それぞれ熱中するものってたくさんあると思うんですよ。

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 104

前回、夫婦関係の終了ワード「じゃ離婚する?」という言葉の正体について、
取り上げました。
前回の記事⇒夫婦喧嘩で「じゃ離婚する?」と言う人の本当の意図|夫婦関係の終了ワードの正体

今回は、もう少し詳しく、
「じゃ離婚する?」という終了ワードを出す人の心理について、
3つの視点から見ていきたいと思います。

1つ目の視点【安全確認型】:終了ワードは、脅しというより「関係の安全確認」のため

まずは、1つ目。
実は、終了ワードを出す人は、「強気」に見えながら、
内面には恐怖であったり、不安をたくさん抱えていることがあります。
なので、夫婦喧嘩や衝突を、すぐに「危機」と変換しがちなんです。

衝突⇒不安⇒先に極端なカードを出す⇒相手の否定を確認する

という流れになりやすいです。
ちなみに、「うん、わかった離婚しよう」と相手側から出される可能性が高い場合は、
この「じゃ離婚する?」という表現はあまり出てきません。

むしろ、内側は「離婚は嫌」「でも嫌われているのもわか ...