家族に暴言を吐かれたときの対処法|我慢してしまう人へ

心が軽くなる考え方

「なんでこんなひどいことを言われないといけないの?」
「私が悪いの?」
そう思って苦しくなっていませんか?

まず第一段階として、家族からの暴言が続く場合、相手の精神状態が安定していない可能性もあります。精神疾患の病名、依存症、認知症など、何かしらの病気に当てはまるような行動がないかです。

暴言は、まともな精神状態ではありません。一時的なヒステリックとか、カッとなって言ってしまったのかとか、言い訳なしです。

他人に甘すぎて、自分に厳しすぎて、受け入れてしまうことなどないように。限度を超えていて、明らかに問題があります。境界線が必要です!

今回は、ちょっと重たいテーマですが、捉え方次第で、暴言すらうまく扱えます。

暴言を吐く人の心理とは?

暴言を吐く人には、いくつか共通する心理があります。ここでは代表的なものを3つ紹介します。

① 感情をコントロールできていない

まず一つ目は、感情のコントロールができていない状態です。本来であれば、イライラや怒りを感じても、言葉としてどう表現するかは自分で選べるもの。

でもそれができず、感情がそのまま言葉として出てしまう。

つまり、相手に向けているようでいて、実際は「自分の感情を処理できていない状態」なんです。

② ストレスのはけ口にしている

二つ目は、ストレスのはけ口です。仕事、人間関係、家庭の問題など、日常の中で溜まったストレスを、安全だと感じている相手(家族など)にぶつけている状態です。

これは、相手が悪いからではなく、「この人にはぶつけても大丈夫」と無意識に判断しているだけ。一番身近で大切な人を傷つけてしまうのが、このケースです。

あなたが原因なのではなく、相手の中で処理しきれていないものが外に出ているだけです。

③ 相手をコントロールしたい(支配欲)

三つ目は、相手をコントロールしたいという欲求です。強い言葉や暴言を使うことで、

・相手を黙らせる
・自分の思い通りに動かす
・優位に立つ

こうした状態を作ろうとすることがあります。

一見すると強く見えますが、実際には「相手をコントロールしないと不安」という弱さの表れでもあります。

暴言は、多くの場合、相手の内側の問題が外に出ているだけなんです。

家族に暴言を吐かれたときの考え方|真に受けないこと

だからこそ、人から言われた暴言、絶対に、真に受けないでください。

私は、あまり「絶対に」という言葉をブログの中でほとんど使いません。
でも、今回のテーマにおいては、「絶対に、真に受けないで!」と言います。

心が柔らかい人は、もしかしたら、耳に入れたくない暴言を吐かれたにも関わらず、

暴言に値するようなことをしたのか?
自分はそんなにも相手を苦しめたのか?
私に問題があるの?私が悪いの?

なんてこと、考えてしまっていませんか?異常な暴言を発したのは、本人の課題にも関わらず、

「どうして、そんなことを言われないといけないんだろう?」

自分ごとのように真面目に考えてしまう…

実はこれ、無意識に状況を「まとも」である前提にしています。でも、現実は、暴言を発せられる状況は「まとも」じゃないんです。異常事態が起きています。

まともではない状況を、まともに考えようとすることは、自分を更に傷つけます。そして、自分の気持ちを重たくします。

誰かの暴言に対して、相手のことを、「ボロボロに傷んでいるんだな」と割り切れている人は、うまくスルーします。そして、それほど悩みませんし、場合によっては穏やかに言い返したりもできます。

でも、重く考えるなら、どこか犠牲的になって、

「私さえああしなければ」
「こうしなければ」

なんて、まともに思ってしまうんです。

人から言われた暴言をきっかけに、自分に刃を向けるような思考をすることは、とっても危険です。

一つの思考が、自分に対する自己認識をどんどん歪めてしまうことがあります。
そして、場合によっては、真に受けて、

「自分は暴言を言われるに値する人間だ!」

なんてとんでもない認識を持ってしまうことだってあるんです。
すると、思考はどんどん深みにはまり、縛られていきます。

今すぐ、その思考のループはやめましょう!

人から言われた暴言は必ず受け入れ拒否!

ちなみに、相手の暴言を受け入れてしまったら何が問題なのか?というのはもう一つあります。
(受け入れるとは、ここでは『自分は悪い』などの態度を持つことです。)

こういう態度を取り続けている場合、

人から軽視されることを許容している可能性

があるんですね。簡単に言うと、「人からナメられることをOKとしている」ということです。

そうなると、負の連鎖が続いてしまうんです。

暴言をした人が何かしらの精神疾患、依存症などを患っているかもしれません。
病気の症状から、突発的に発言してしまったということは確かにあるかもしれません。

でも、理由はともあれ、受け入れる必要は全くありません。
他人の事情は他人のことです。
家族であれ、自分以外の人は一度自分としっかり切り離します。

自分が人から粗末に扱われることを受け入れる
必要はどこにもありません。

【TJT】他人によって、自分の価値を高めてもらおうとする考え方を手放すメリット

受け入れ拒否です!

人は自分で決意して変わるということ

暴言を吐くような非常識な相手の行動を、受け入れてしまいがちなとき、もしかしたら、実は心の底では、

相手が変わることを期待してしまっている

場合もあるんです。それは、近しい関係性、例えば家族間で共依存関係になっていると起きたりします。

自己憐憫になりやすいのもこのタイプです。

「こんな、かわいそうな私。」
「こんな、傷ついている私。」

なのだから、

「相手よ、変われ!」

と結局相手に対するコントロールや操作的な思いが潜んでいたりするんです。
大抵の場合は、無意識です。

泣きじゃくる姿とか。弱弱しい態度をあえてとるとか。辛いんだよアピールとか。こういう人たちは、無意識に相手をコントロールしようとしている可能性もあります。

この場合は、

自分以外の他人は自分によっては変わらない

ということを認めるとどんどん楽になっていきます。

暴言を言うような人に対し、泣き叫んでも、怒鳴り散らしても、無視しても、懇願しても、相手は変わりません。相手は相手自身が変わると決めて、変わり始めます。

自分は自分。他人は他人です。境界線がとっても大切です。

人間関係の境界線とは?
人間関係の境界線ってそもそも何!?どんな人が特に必要!?

あなたが自分に厳しくしたり、いい人になったり、暴言を言ってくる人を受け入れても、
相手は変わりません。

相手は、相手が決断して変わります。

家族に暴言を吐かれたときの具体的な対処法

最後に、家族から暴言を吐かれたとき、どうすればいいのか?ということについて、すぐに意識できる3つの対処法を整理します。

① 距離を取る(物理的・心理的)

まず大前提として、距離を取ること。同じ空間にいる場合は、その場を離れる。難しい場合でも、心の中で「これは相手の問題」と線を引くことです。

距離を取るというのは、関係を断つという意味ではなく、「自分を守る位置に戻る」ということです。近づきすぎると、どうしても影響を受けてしまいます。だからこそ、一度しっかり離れることは必要です。

② 反応しない(その場で戦わない)

次に、その場で反応しないこと。暴言に対しては、「反応の価値なし」と覚えておいて下さい。その場で、言い返したり、正そうとしたりすると、感情のぶつかり合いになります。大切なのは、「その場で勝とうとしない」ことです。

相手が感情的になっているときに、まともな会話は成立しません。一度引くことで、無駄な消耗を防ぐことができます。

③ 自分の状態を整える

そして最後に、自分の状態を整えることです。暴言を受けたあとは、思っている以上に心が揺れています。

・自分がおかしいの!?悪いの!?という混乱

・言われた言葉が頭から離れない、脳内再生が続く混乱

こうした状態のままにしておくと、どんどん自分を苦しめる思考に引っ張られてしまいます。だからこそ、自分の感情をそのまま認識すること。

「傷ついた」「つらかった」それをそのまま認めることが、回復のスタートになります。暴言に対してできることは、相手を変えることではありません。自分の守り方を知ることです。

自分は自分。他人は他人。この境界線を持つことが、何よりも大切です。そして、自分の人生に意識を戻していくこと。他人ではなく、自分に戻ることです。それが、少しずつ心を軽くしていきます。


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Posted by kokoronoeiyo