自信が揺らいだ瞬間はチャンス ~理想の自分がそっと顔を出すとき

自分を知る/認める

境界線と自己認識のテーマを中心に、
内面の整理をサポートしているNaoです。

今回は、「自分が小さく感じてしまった」「なんだか自信を失ってしまった」
そんな時に考えてほしいポイントについて取り上げたいと思います。

自分が見えてきたのは、人と関わったからこそ

実は、私たちが自信を失ったり小さく感じたりするのは、
人との関わりの中で起きることがほとんどなんです。

一人で静かに生活している時に突然 “自分が小さく感じる” ことはあまりありません。
それよりも、人と接したり、人に関する情報に触れたり、やり取りをした中で、
自分を改めて見つめた時にふとそう感じるわけです。

だからまず覚えておいてほしいのは、

「自信のなさや小ささは、もともと自分の心の中にあったものが、
人との関わりによって“見えるようになった”だけ」

ということ。

関わった相手が原因ではありません。
その人は、たまたま “あなたの心の中にあったものを映し出す鏡” になっただけなんです。

ここで注意してほしいのは、これは決して、
「あなたは元々自信がない人だ」という意味ではないということ。

むしろ次のような要因で、たまたま表に出てきただけです。

・過去の経験で染み付いた思い込み
・無意識のクセ
・自分の価値観とズレた生き方
・長い間気にしてきたポイント   

などなど。

こういうのが、人と関わって、明るみになっただけのことです。

比較モードに入るのは勘違いのはじまり

自分が小さく感じると、つい比較してしまいます。

「私もああならなきゃ」
「あの人みたいになれたら自信がつくのに」

こうした方向に走るのは、実は自分に厳しく、ズレている方向。

もし相手が別の人だったとしても、
似たような自信のなさを感じる可能性があるし、
相手が「その人だから」は実はあんまり問題のないケースが多いんです。

向き合うべきは「相手」ではなく「自分の本音」

大事なのは、「自分はどこに小ささを感じるのか」を丁寧に見つめること。
たとえば容姿やスタイルについて落ち込んだとします。

「私もあの人みたいにならなきゃ」
→ これは違う。

「私は、本当はどんな自分でいたいんだろう?」
→ こっちが正しい。

という感じです。

相手はただの “ヒント”。
あなたの本音を教えてくれただけで、「その人のようになる必要」はありません。
あなた自身の理想像に合わせて、あなた自身が整えていくことが大切なんです。

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自分が小さく感じた時、自信を失った時。

それは、
「あ、自分は本当はこうなりたいと思っていたんだ」
「そういえば、ここを大事にしたかったんだ」
と気づくきっかけ。

自信がなくなった瞬間こそ、自分を磨き直すタイミング。
気づかせてくれた出来事や人は、ただのきっかけ提供者くらいに、
ワクワクしながら、自分をさらに深く知る時間にしてみてください。

◎対話室からの質問

あなたが「もっとこうなりたい」「こんな変化を起こしていきたい」と感じるのは、
どんな部分ですか?

  • 外見
  • 働き方
  • 性格や習慣
  • 人間関係
  • 心の余裕

ひとつでも言葉にしてみると、新しい一歩が明確になります。

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