息子から距離を置きたいと言われた~考え過ぎてイライラにどう向き合えば?
今回は、頂いたメッセージに回答します。
幼いころから、父親に我が強いと常に言われてきました。我儘とも言われ続けて来ました。意見を言うと、口答えするなと言われて来ました。
過去は変えられませんが、現在は考え過ぎて常に悩みイライラしています。
悲しみも、あります。
息子からも、距離を置きたいと言われ何故そんなに酷い事を私に言うの?と怒りが湧き悲しくて仕方ないです。
私にも完璧主義が当てはまりますか?
現在、考え過ぎて、常に悩みイライラしてしまうとのこと。
考え過ぎとありますが、「何を考えているのか」を一度整理してみるといいですよ。
考え過ぎているときというのは、
実は頭の中で同じことをぐるぐる考えている(堂々巡りしている)ことが多いんです。
「自分は何を考えている?」
「この考えを深めて、どこにたどり着こうとしている?」
こういったことを、頭の中に留めるのではなく、
一度ノートに書き出して外に出してみる。 ...
心配性の人に振り回されないために ― 「助けたい」と「巻き込まれる」の境界線
今回は、身近にいる心配性の人ととのかかわり方について、
取り上げたいと思います。
ことあるたびに、ネガティブに考えたり、
「大丈夫?」と常に不安を口にする。
特に、自分自身が前を向いている時に、
変に足が引っ張られる気がして、
気分が重くなってしまうときもありますよね。
特に心配性の人が親の場合は、
愛情があるから心配しているんだよって、
人は言うかもしれませんが、
身近な人ほど、影響を受けてしまいますよね。
今回は、心配性の人とどう距離を取り、
どんな姿勢で関わればいいのかを書いていきたいと思います。
心配性の人は、「何か起きたらどうしよう」と、
常に未来に、そして良くない面に意識が向いています。
そして、その不安を少しでも軽くしようとして、
周囲に確認したり、助けを求めたりします。
例えば、「病気になって手術 ...
「境界線を持つ=冷たい」って本当? 人を大切にするための“距離”の話
今回は、人間関係における「境界線」に
どこか抵抗や違和感を感じている人に向けて書いていきます。
まず最初に断言したいのは、
人間関係をうまく保てている人は、
「境界線」が健全に機能しているということ。
なので、境界線=関係性を封印!?
みたいなのは大きな誤解です。
境界線とは、びしっと線を引いて壁をつくるような、
冷たい距離のことではないんです。
境界線とは、シンプルに、
「私は私。あなたはあなた。」
という、人は一人ひとり違う存在であるという
当たり前の事実を尊重すること、他なりません。
人間関係のトラブルでよく出てくる言葉の一つが、「傷ついた」の感情。
でもこの感情の奥には、こんな前提があります。
「本来あなたは、○○のような態度・発言・行動をするべきではないのに、
その私に対して、そんなことをした。」
...
「人との付き合いに条件はいらない」― 自分を大切にする関係の選び方
こんにちは。
今回は、人間関係全般について、取り上げたいなと思います。
まず最初に伝えたいことは――
自分に親切にしてくれる人、
よくしてくれる人、愛情を示してくれる人、気にかけてくれる人を、
本当に大切にしていますか?ということです。
世の中には、思っている以上に「良い人」「親切な人」がたくさんいます。
けれども私たちは、人間関係においてついこんな間違いをしがちです。
「この人は親だから付き合う」
「この人はいとこだから付き合う」
「同僚だから」「同級生だから」「近所だから」…
つまり、“自分との関係性”を基準にして、
付き合うかどうかを決めてしまう癖 ...
過去を受け入れるとラクになる。他人の目に振り回されない境界線の持ち方
私たちは、ときどき過去の自分を隠したくなります。
「あんな失敗、誰にも知られたくない」
「こんな自分、見られたらどう思われるんだろう?」
そんな気持ちがあるのは自然なこと。
でも、それを隠すために気を張っていると、心がどんどん疲れていきます。
その労力は、本来の自分ではなく「他人の目」に向けて使っているから。
そして、誰かの目を気にして“見られたくない自分”を隠す努力って、
実は自分に優しくないんです。
そもそも、「他人がどう思うか」は完全に他人の領域。
そこに踏み込みすぎると、心がすり減ってしまいます。
境界線を持つことは、「人と距離を置くこと」ではありません。
それは、自分の心の体力を守るためのもの。
たとえば、こんなふうに問いかけてみてください。
「これは相手の問題。私は私をどう扱いたい?」
そうやって、自分の内側に意識を戻していくことで、
少しずつ“他人軸”から“自分軸” ...
質問をスルーされた、仲間はずれ…そんなとき、自分をどう守る?
想いの箱に頂いたメッセージを紹介します。
こんにちは。
私は、ある教室に通っている(1クラス7人程度)のですが、単刀直入に私だけ、講師に除け者にされています。指されませんし、質問はスルーです。道は妨害されます。
初めの頃はそんなことはなかったのですが、段々とそのような傾向が見えてきました。
先日、思いきって、この講師に質問をしました。「私を避けてらっしゃいますか?」と。
そうすると、「いいえ、そんなことありませんよ」と返されました。
一瞬、自分が被害妄想かと疑いもしたのですが、明らかすぎて・・・
判断材料は少ないですが、このケース、背景にどんなことが隠されていて、また、どんな解決策があるのかその辺りご指導頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します。
ちなみに、今の段階だと私は教室を辞めようと思っています。
こんにちは。
再度ご連絡くださり、ありがとうございます。
「私だけ講師に除け者にされている ...
【想いの箱】大切な人から連絡がない…心がざわつく時の向き合い方
想いの箱に頂いたメッセージに回答します。
いつも、拝読させていただいています。
ご相談です。
もう何年と付き合いのある友人とパッタリ連絡が取れなくなってしまいました。
メールをしても一方通行で、返信がありません。
あまりしつこくしてもよくないと、今は様子を見ていますが、とても気になっています。
相手のことなので、わかりませんが、こちらに原因があるなら改善したいのですが、もし、友人や、その家族が病気だったらとかも考えてしまいます。
いずれにしても、今は連絡を待つしかないでしょうか。
とても、大切な友人です。
こんにちは。
メッセージをありがとうございます。
ご友人にメールをしても返信が来ないということで、
不安やそわそわした気持ちになるのは、とても自然なことです。
突然連絡が途絶えると、「何かあったのではないか?」と心配になるのも当然です。
特に、長年関わってきた大切な友人であればなおさら、その気持ちは無理もありません。
ですが、今の段階であら ...
【想いの箱】挨拶しても返されない…そのとき心に起きていることとは?
今回は、想いの箱に頂いたメッセージに回答します。
こんにちは
職場の上司に、モヤモヤしています
挨拶をしても、殆ど返ってきません
他のメンバーには、感じの良い対応をしている様に感じます
これも、境界線が曖昧で起こっているのでしょうか?
挨拶は基本だと、私も相手をジャッジしているのでしょうか?
こんにちは。メッセージありがとうございます。
職場の上司に対してモヤモヤを感じているとのこと、
特に、「挨拶をしてもほとんど返ってこない」というのは、
寂しく感じて当然だと思います。
無視されたり、スルーされたりすると、心がザワザワしてしまいますよね。
さらに、他のメンバーには感じの良い対応をしているとなると、
「どうして自分だけ?」という気持ちになるのも自然なこと。
疎外感、孤独感を感じてしまって当然です。
ここで一度、起きている出来事を整理してみましょう。 ...
「いい人」をやめたい。そう思ったときに考えてほしいこと
そう思ったときに考えてほしいことについて取り上げます。 「なんか最近、しんどい」 「人と関わるのが疲れる」 「どうして自分ばかり、我慢しているんだろう」 そんな気持ちがふくらんできたとき、心のどこかでこう思うかもしれません。 「もう、いい人でいるのはやめたい」と。 でも実際には、簡単に“やめられない”のが現実だったりします。 なぜなら、「いい人」であることが、
あなたの人間関係や生き方に、長いあいだ深く根を張ってきたから。 今回は、「いい人をやめたい」と感じたあなたが、
何をどう考えていけばいいのかを整理してみます。 そもそも「いい人」って、どんな人? 「いい人」は、一見とても聞こえが良い言葉です。 優しくて、親切で、気がきいて、周りを大切にできる人。 でも、ここで言う“いい人”は、ちょっと違います。 – 本当は嫌だけど、相手を傷つけたくなくて断れない – 頼まれると「NO」が言えず、いつも自分が後回し – 空気を読みすぎて、いつも疲れている – 自分の気持ちは、相手次第で ...
【想いの箱】ママ友の陰口を聞いて傷ついた ― 心の境界線を守るということ
今回は、想いの箱に頂いたメッセージを取り上げます。
おはようございます
ママ友からの言葉に過剰反応しています
私の事ではなく、義姉の陰口で盛り上がっている話を直接されたからです
皆の前で、私の身内の事まで言われて許せません
以前から、理不尽な対応やキツい言葉は何度かあり、その都度我慢してその人の良い所を見て、お付き合いしてきました
その後、ラインのやり取りがあり、面倒な事になっているなら、聞かなかった事にしてと返事がありました
本当に、人を傷つけて、聞かなかった事にしてなんて無責任過ぎると思います
イライラ、モヤモヤが止まりません。
該当ブログ:
【過剰反応しない生き方】自己卑下/自虐をやめて、もっと毎日を楽しんで生きていく
こんにちは。
メッセージを受け取りました。
最初の一文、「私の事ではなく……」という出だしが印象的でした。
あなたに限らず、人から相談を受けるとき、「夫が……」「母が……」「友人が……」というように、話の中心が自分ではなく“誰か ...
