人間関係と境界線

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家族に対して、「嫌なことは嫌」とはっきり言えていますか?
特に夫婦間や親子間などの近しい関係では、境界線が曖昧になりがちです。そのため、「嫌なことは嫌」と伝えることは、とても大切です。

でも、実際にはそれが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
今回は、「家族に対して嫌と言えない理由」について、以下の3つの視点から考えてみたいと思います。

単に「嫌と言ってはいけない」と思い込んでいるケース

相手の要望に対して「嫌」と言うのは、いけないことだと思い込んでいませんか?

もしかすると、最初から「嫌」と言う選択肢が自分の中に見えていないのかもしれません。

他人から見ると「都合のいい人」に映るかもしれませんが、本人にとってはただの我慢です。その我慢は、やがて怒りやストレスとして表れます。

でも、「嫌」と言ってはいけない理由なんて、どこにもありません。
私たちはいつでも、自分の気持ちを選び取る自由があります。

自分の感情をち ...

人間関係と境界線

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私は友人を自分の家によく招いています。

けれども、その友人から招かれたことはなく、しょっちゅう、私が自分の家に招くということばっかりです。そして、挙句の果てにはかなり長居されて、なかなか帰ってくれなくて、その結果、夫の食事の準備も遅れたり、困ってしまいます。けれども、ご主人を亡くされた友人で、一人暮らしの友人が、寂しいとかそんな発言をされると、つい長居させてしまうんです。

私自身心身疲弊して、もうその友人たちと関係を持つことをやめました。それにしても、友人はなんで一度も招いてくれなかったのと納得できません。Kさん

お便りありがとうございます。

まず最初に、

寂しいとかそんな発言をされると、つい長居させてしまうんです。

についてですが、

寂しい!?!?

誰だって、寂しいもの持ってます。

喪失経験がある人、沢山いますし、別に家族がいたって、色々大変なことあったりするんです。夫の食事が遅れてしまって、Kさんの夫の寂しさだってあるかもしれません。

自分を知る/認める

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今回は批判的な人について取り上げます。

ここで言う批判的とは、

他人の趣味趣向、他人の生活スタイルなど、自分とは関係のないことに、首を突っ込んで、ああだこうだ意見を言う人

のことです。

結論、これは、やめましょう!

なぜなら境界線の侵害で、結果的に自分の心が疲弊します。

人間関係の境界線ってそもそも何!?どんな人が特に必要!?

人間関係の境界線とは?

境界線の侵害を平気でし続けていると、心の平安がないので、生活は安定していきません。自分の生活に満足できなくて、自分を受け入れられない日々を送ります。

ということで、批判的な人について、今回はJudgy(ジャッジ―)という言葉を使って、紹介します。

Judgyとは?具体例を使って紹介

Judgyというのは、英語の形容詞です。Judge「判断する」の動詞から派生しています。ジャッジするとか、ジャッジが多い、などは日本語でも最近よく使われていますね。

Judgの日本語の意味としては、

「すぐに決めつ ...

人間関係と境界線

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今回は、想いの箱から頂いたメッセージに対して、回答します。

決断できない上司がいます。チームメンバーから言われたことを、何でもはいはいやってしまうんです。リーダーの意味があるのかと思ってしまいます。

決断しないから、何かあっても、どうでもいいことでも、チームメンバーに細かく確認したりして、本当に仕事の進め方にイライラします。

自分の見方がおかしいのかなとも思ってしまいます。というのも、大多数の人が、上司は優しい人、気配りができる人と思われているからなんです。チームメンバーもみんな、上司のことはいい人と思っています。

確かに、上司は優しい人ではあるけれど、優しすぎることがいいわけじゃないという思いも持っています。でも、そう考える私がすごく冷たいのかな、間違っているのかなと思ってしまうと色々ぐちゃぐちゃしてきて、ストレスになるんです。

「いい人」すぎて、むかつく、「いい人」すぎて、馬鹿みたいと思ってしまうんです。どうしたらいいでしょう。
                                       ( ...

人間関係と境界線

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今回は、想いの箱のメッセージに回答します。

夫が無反応です。私が今日の予定を話したり、相手の予定を聞いたり、どうしたいか希望を聞いたりしても、黙っていたりとか、まともな返事をしてくれなかったりとか、結局どっちなのかわからないような回答が多く、本当に夫婦のコミュニケーションが全然できていなくて、イライラします。

夫は大きな怪我をしたのですが、以前診てもらってからもう1ヶ月くらい経過しているので、もう一度病院に行くべきだと思いますが、いつ診察の予定を組んでいるの?と聞いても、全然答えません。聞いても答えてくれないから、ずっと放置していても、日だけが過ぎていきます。今日思い切ってまた聞いてみても、「わからない」とか言ってきます。私は心配で言っているのに、わからないとか、もう訳がわからないです。

多くのことは期待しないけれど、でも少なくとも、コミュニケーションはとってほしいんです。だからと言ってしつこく聞いたら、相手がイライラして、喧嘩になります。どうすればいいのでしょうか?

                                 ...

人間関係と境界線

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今回は、他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法について、取り上げます。

まずその前に、境界線の基本は、次の2つです。

1)他人の領域に入らないこと
2)自分の領域に他人を入れさせないこと

です。

1)は、他人の境界線、他人の選択、他人の行動、他人の人格に入り込まない・・・つまり人を変えようとしないことで、2)は自分の選択、自分の行動、自分の人格に対して、人を受け入れない・・・つまり人に流されないことです。

人間関係の問題のほとんどは、

1)他人の領域に入り込みすぎ、つまり変えられないものを変えようとしているか、
2)自分の領域に他人を入れ込みすぎ、つまり自分を他人に明け渡してしまっているか、

で生じます。

だから、境界線は、とても大切なんです。

今回は、2)について見ていきたいと思います。

自分の境界線に他人を入れさせない方法は、

スルー力

を高めることです。

でも、これはすごく誤解されがちで、 ...

自分を知る/認める

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今回は、想いの箱から回答します。

自分は溜め込んでしまうタイプです。そして、家族にも職場にも怒りをものすごく爆発させてしまいます。どうしたらいいでしょうか。

メッセージありがとうございます。

溜め込んでしまう・・・とは自分が思っていること、感じていることを心の中に溜め込んでしまうのですね。

溜め込んでしまった思いは、もう溜め込めきれなくなると、コップの水が溢れ出すかのように、溜め込んだ感情が「怒り」となって爆発してしまうんですね。

溜め込んだのだから、その思いを今度は外に出す・・・現象としてはとても自然なことが起きていると思います。この場合、表現の仕方が「怒り」であるようです。

どうすればいいのか?と言うのは、もしかしたら、

「怒らないようにするには、どうすればいいのか?」

という意味の質問だったかもしれません。

しかし、溜め込んだから、「怒る」んですね。

だから、「怒らないようにするには・・・」ではなくて、溜め込まないことを考えられた方がいいと思います。

人間関係と境界線

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今回は、想いの箱から頂いたメッセージに回答します。

母親の兄弟関係でのやり取りでのことなのですが、先日私からしたら祖母にあたる方が病院に入院していることを母親が姉(叔母)から知り、見舞いには2,3日来ないでと言っておきながら、次の日妹(叔母)から母親に行こうと思うと連絡があり、母親が姉(叔母)に電話したところ、待ち合わせをして病院に向かっていると返事が返ってきたようで、電話を切った後の母親の様子が見ていられないほどに悲しそうな様子で、私からしたらなんで邪険にするのかムカついて、いい年して人の気持ちにも寄り添えないのか、と怒りがふつふつと湧いてしょうがありません。

普段から母親は祖母や他兄弟からも邪険にされている感じが私からも感じる部分があり、今は亡き祖父がよく母親を気にしていたことが関係しているのか、母親が祖父に似ているところがあるのか私にははっきりとわかりませんが、このような親戚に正直一泡吹かせてやりたいと心の中で思ってしまうほどです。

しかし母親にとっては兄弟であり、母(祖母)である事実に変わりはないのですが、母親が傷つけられていることは私 ...

自分を知る/認める

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家庭で、
職場で、

人から軽視されたな、
何か、軽く扱われたような感じがして、

とても傷ついた方へ。

たとえば、自分から積極的に「〇〇手伝いましょうか?」と言ったのに、
「他の人に頼んだから大丈夫だよ」と言われたり、

相手のことを思って、この日は出勤した方がいいと思ったのに、
相手は全然何も気にしていなくて、「休んでいいよ」と言われたり。

そんな日常の些細なことでも、
繊細で敏感なあなたはきっと、心に振動を感じ、

「嫌だな、悲しいな、何か違うな。」

と感じてしまっているかもしれません。

今回はそんな気持ちを感じているあなたへ書きます。

~~~

責任感が強かったり、真面目であったり、
良かれと思って、先回りできる人ほど、
もしかしたら、こういう場面に幾度となく遭遇し、
傷ついてきてしまったかもしれません。

この言葉にもうまくできない、
何とも言えない思い。

些細かと言え ...

人間関係と境界線

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今回は、境界線を持つことによる3つのリスクについて取り上げます。

境界線というのは、

どこまでが自分の責任で、どこまでが他人の責任なのかという”目に見えない線引き”

です。

この境界線が不明確になっている結果、本来入るべきではない他人の領域に踏み込んだり、本来入れるべきではない自分の領域に他人を招いたりしてしまいます。

結果、人間関係の衝突が起きやすくなります。

こころの栄養では、徹底的に、

境界線を持ちましょう!!

と伝えています。

とはいえ、境界線を持つということに、ネガティブなイメージや、何か違和感を感じていらっしゃる方もいます。

そもそも境界線を持つことに、リスクはないのか?

という恐れに向き合うために、境界線を持つリスクについて3つの視点から取り上げます。

リスク1:仲間を失うのではないのか

境界線を持つということは、

「No」と言うべきことに、「No」を言う

ことです。