頭ではわかっているのに、できないときに起きていること

心が軽くなる考え方

頭ではわかっているけれどできない・・・。
「こうしたほうがいい」「ああした方がいい」などというのは、
ある程度はわかっている。
でも、スムーズにできない。
できないからイライラする。そして、悩みに発展する。

今回は、この気持ちについて取り上げたいと思います。
(関連記事⇒(頭ではわかっているけれどできない時の3つの理由

「頭では分かるけれど、できない」はストレス状態

私は日々、人の悩みの相談と向き合っています。
人の相談を受けていると、こういう考え方は助けになるというのが、
これまでのケースデータや蓄積からわかります。

でも、だからと言って、ストレートに伝えることはほとんどありません。
というのも、何もQ&Aをする時間ではないから。

「これにはこう」と特効薬のようなものを出されても、人の心はついてきません。
そもそも心がそんな単純に言うことを聞かないからこそ悩んでいるのに、
余計なアドバイスはますます「頭では分かるけれど、できない」を強めてしまうだけです。

「頭では分かるけれど、できない」状態は、ストレス状態です。
当然、そんなストレスは、あったほうがいいか、
ないほうがいいかといえば、ないほうがいいですよね。

「頭では分かるけれど、できない」ものが減れば減るほど、
自由で、解放感があります。
車で言うなら、アクセルとブレーキを同時に押して、
「ブレーキを離せば、進むのは分かるけれど、できない。」のような感じ。
その状態が続いたほうがいいのか、よくないのか?
目的地があるのに、アイドリング状態をし続けたい人はいません。

頭では分かるけれど、できない項目が増えれば増えるほど、
そして長引けば長引くほど、ストレス状態は高まってきます。

例えば、身近な例。
こんな食生活をしていれば、身体を壊してしまうと分かっているけれど、できない
このことは正直に人に話すべきだけれど、言えない
などなど。

もちろん、前提とした「〜すべき」の部分が間違っている場合もあるので、
実行したからといって、本当に物事が変わり始めるかどうかはまた別の問題です。

「頭ではわかっているのにできない」が終わらない理由

では、「頭ではわかっているけれどできない」ストレスはどう減らすのか?
それは、実行すること。
そうすると、今度はまた、「それも頭ではわかっているけれどできない。」
となるのがおち。
もはや、どこまでも「頭ではわかっているけれど、できない。」
が追ってくるような感じです。

なぜかというと、長期スパンで考えているからなんですね。

実行すると言った瞬間に、既にいきなり目的地に到着することを考えているから。
そんなことはできるわけがありません。

できないことを考えるから、頭ではわかっているけれど、
ちゃんと「できない」になります。

一気にやろうとすると、反動が大きいもの。
なので、今日できることだけをやること。

「頭ではわかっているけれどできない」ことを考える時に、
1ヶ月や1年先のプランで考えると、間違いなく挫折です。
1週間も長すぎ。今日だけ。寝る前まで。
これは大切なポイントです。

自分に厳しくするのをやめていく

旅人のマントを脱がせることを競ったイソップ物語の
「北風と太陽」のお話があります。
旅人のコートを脱ぐのに、冷たい風を吹かせて、コートを脱がせるのか、
それとも太陽を照らして、暖かくしてコートを脱がせるのか。

「頭ではわかってもできない」状態は北風状態。
自分が北風になって、自分の心は旅人です。

自分が自分にとっても厳しくしている状態なんです。
自分を奮いたたせ、責め立てています。
つまり「早く目的を達成せよ!」と。

そうすると、自分の心はますます、守りの姿勢を強めます。
というのも、「できない」から。
変わらない自分にイライラし始めると、
今度は何か強制的な手段を選んで、さらに自分の心を変えようと無理をするのです。

もし、「頭ではわかってもできない」状態がずっと続いているのなら、
自分に厳しすぎ。目的地に向かって、途中のサービスエリアの休憩なしに、
走り続けろと言っているようなもの。

様々な情報や理想に振り回されて、
自分の頭だけが前へ前へと行ってしまっています。
その方法で、急げば急ぐほど、早く解決しようとすればするほど、逆効果。

「できない自分」を責めるのを、今日でやめる

頭ではわかっているのにできないときは、
更に頭で理解しようと頑張る時ではありません。
自分が本当に何をしたいのか、目的を見直し、夢を書き出す時でもありません。
そんなことはどうでもいいこと。

見る時間感覚を変えていきます。1年後、こうなっていたいを手放す。
今日のこの1日、寝る前にできること、したほうがいいことだけをしていきます。

心が疲れている時に、夢を持とう!など、
逆算思考で考えよう!など、そんなものは全部捨て去ってOK。

自分をいつまでも叩き続けるのはやめましょう。
背伸びし続けるのもやめましょう。
かかとを地面に落として、今から寝るまでの先、
たかだか最大10時間くらいだけを真剣に考えて、
できることをしてみてください。

大丈夫ですよ。頭は必ず心についてきます。

 


もし今もやもやした気持ち、頭の中でごちゃごちゃしている考えがあったら
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