「前に進めない」と感じるあなたへ──まず手放すべき2つの思考

自分を知る/認める

こんにちは。
今回は、目標も夢もあるのに

「なぜか同じところをぐるぐるしている」と感じる方に向けて書きます。

毎日一生懸命頑張っているのに、思考は堂々巡り。

去年と同じ場所に立っているような気がする。

目に見える変化がない。前に進んでいない――

そんな風に感じていませんか?

そんなあなたに、まずお伝えしたいことが2つあります。

1. 「答え探し」をやめる

「どこかに自分の問題を解決してくれる“完璧な答え”があるはず」

そう思って、ずっと答えを探し続けていませんか?

この“答え探し”は、多くの場合、完璧主義から来ています。

かつての私も、そうでした。

完璧主義は、自信のなさと不安の裏返しでもあります。

「まだ準備が整っていない」

「もっといい方法があるかもしれない」

そんな風に考えて、先に進めなくなる。

できていないことばかりに目がいって、自分にどんどん厳しくなってしまう。

でも実は、どこかに“完璧な答え”が落ちているわけではないんです。

本当の答えは、「やってみる」ことでしか見えてきません。

進みながら、道を整えていく。

そうやって初めて、「ああ、こっちじゃなかったな」とか

「これかもしれない」とわかっていくものです。

道の前で腕を組んで眺めているだけでは、何も変わりません。

ただ自信をなくして、時間だけが過ぎていってしまう――

そんな悪循環を、今ここで断ち切りましょう。

「これかな」と思えることがあるなら、7割の確信で十分。

まずは一歩、動いてみてください。

2. 他者にゆだねる生き方をやめる

「この人と一緒にいれば安心」

「この組織にいれば間違いない」

そんなふうに、自分の人生の決定を誰かにゆだねていませんか?

でも、他者はあなたのすべてを理解しているわけではありません。

あなたの価値観、思考、過去、未来――

その全体像を知っているのは、あなただけです。

誰かの意見を参考にすることは悪くありません。

けれど、それはあくまで“ヒント”。

最終的に「Yes」と決断できるのは、あなた自身だけです。

だからこそ、

「私はこれがやりたいからやる」

「私はやりたくないからやらない」

この明快な自己決定が、自立の第一歩になるのです。

とはいえ、最初から大きな決断を自分だけで下すのは不安ですよね。

だから、最初は小さなことでOK。

・今日はこの本を読む

・この掃除をする

・この文章を書く

・この料理を作る

そんなふうに、日々の中で「自分の選択を信じて動く」練習を重ねていきましょう。

その小さな積み重ねが、やがて大きな自信になっていきます。

最後に

「完璧な答えを探すのをやめる」

「他者にゆだねる生き方を手放す」

この2つをやめることで、あなたの人生は確実に動き出します。

自分の選択にイエスと言える力。

それこそが、あなたの未来をつくっていくのです。

「自分の人生を、自分の力で進めていく」

その決意を、今日この瞬間から新たにしてみてくださいね。

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