シンプルに考える

精神的にも、身体的にも疲れている時は、

自分は真面目になり過ぎていないか?

を疑ってみてください。

「真面目」すぎ

は圧が強すぎて、身体にも心にも負担です。

我慢し過ぎ。
頑張り過ぎ。
無理し過ぎ。

ここら辺も真面目さに繋がってきます。

真面目な人は、やれるキャパが広かったり(能力的に)、
単純にいい人だったり(性格的に)、
単純に好みだったり(趣味的に)、
様々な理由で真面目に取り組むんですね。

真面目であることは、才能の一つです。

でも、同時に使い方によっては、バランスを崩しやすく、
負荷がかかりやすい副作用をちゃんと理解しておく必要があります。

真面目すぎは、疲れのもとです。

真面目になり過ぎた結果、もう無理かもしれない!と感じると、
今度は一気に、
「なんでこんなことやってるんだろ〜」
などと極端な態度に出たりもします。

1日10時間以上働いていて、もう無理! ...

家族問題

夫婦関係が非常にうまくいかない時に、チラつく考えの一つに離婚があります。

今回は、離婚前提ではなく、離婚したい、離婚しようと(感情的に)思っている人に対してです。
離婚の決意を推し進める前に、一旦保留にした方がよいサインについて書いていきます。

1、歯を食いしばっている状態

まず一つ目は、歯を食いしばっている状態の時です。
歯を食いしばっているというのは、比喩で、つまり「無理やり」感がある時です。

この状況は、離婚をしようと考えていることで、最悪な気持ちの渦中にいる状態の時です。

「もう、この夫は無理」
「もう、この妻とはやっていけない」

と思って、心の中で怒りや憎しみや葛藤など、負の感情がじわじわと湧き上がっている状態の時です。

火山で言うなら、マグマがどろどろ流れている状態です。

きっかけとなった特定の出来事が脳裏をチラつかせ、
「夫(もしくは妻)はこんなことを私にした人だぞ!」
と絶えず、攻撃を受けている状態です。

離婚というのは、進学、結婚 ...

悩みの正体

今回は、他人を批判してしまう理由について取り上げます。
ここでの批判は、心の中での批判、つまりジャッジしてしまうことについてです。

【Are you Judgy?/あなたはジャッジ―な人ですか?】 すぐに批判する人、ジャッジする人

他人を批判してしまうのは・・・

自分が自分に満足していない

可能性がすごくあります。

なぜ、満足していないかというと、

自分が自分自身に集中していなく、自分の人生に十分に向き合っていないから。

順番に取り上げていきます。

他人を批判することで、自分を満足させようとすること

まず初めに、自分は批判的だなと気づいたら、(気づくこと自体がとてもすごいこと!)、

「なんでいつも批判的なんだろう?」
「なんでいつも不満に思っているんだろう?」
「なんでイライラしているんだろう?」

と自分の気持ちについて、時間をとって考えてみてください。

なぜなら、自分に満足してない状態で一番苦しいのは、自分だからです。向き合う ...

悩みの正体

人からどう思われるか気になる・・・この気持ちは心にとって、とっても重いと思います。今回は、「人からどう思われるか」が気になるという思いから解放されるには?というテーマで取り上げます。

それは、「人からどう思われるか」を気にする、もう一歩奥にある気持ち、つまり「どう」の部分にもっと注目することです。

人からどう思われるかが気になってしまうと、自分に制限がかかりやすくなります。自分に正直になれません。だから、心の中で思っていることと、実際にやっていることが乖離して、どんどんストレスが溜まってくるんですね。

「人からどう思われるか」を気にしているけれど、本当は気にしたくないのは、

もっと自由に生きたい

んですね。

「人からどう思われるか」を気にしないで生きていきたいと思っていること自体も、自分の人生をもっと自由に、のびのびと生きたい!という表れであり、とても素晴らしいことだと思います。

さて、人からどう思われるかが気になって、何かができない時は、まずは、

人から「どう」思われたくないと考えて ...

家族問題

心が苦しい時、何時もコラムを読ませて頂き心の支えにしています。

2年程前に夫の浮気を知りそれ以来ずっと苦しんでいます。夫とは25年間の結婚生活でとても楽しく過ごして来ました。浮気がわかったあと夫はもう大丈夫だと言いますが隠れてメールをしていたり嘘をついている様子もあり今でも夫を疑ってしまいます。発覚以来夫を責めてしまい夫にも辛い思いをさせてしまった事を反省し、その事に対して夫に謝罪もしました。

夫を信じたい、自分の苦しい気持ちを手放したい、なのにいつも夫を疑っている自分がいて苦しくてどうしていいか分かりません。他人の境界線だと頭ではわかっているつもりです。

でも、苦しくて心がついていけません。どう考え、どう行動したら自分を救えるのか、この苦しい思いを手放せるのか分からず2年も経つのにまだ暗闇の中で一人で泣いている自分がいます。

長文、読んで頂きありがとうございます。何かメッセージを頂けると有り難いです。

 なこさん、こんにちは。 ご主人の浮気を発覚して以来、本当に苦しい思いを抱えていらしたのですね。 とってもお辛かったと ...

悩みの正体

今回はやりたいことがあるけれど、しない・挑戦しない・・・そんな気持ちがある時、心の裏に隠れているもの3つを取り上げます。

1つ目:結果だけほしいー過程はスキップしたいという考え
2つ目:極端に解釈をして制限をかけている
3つ目:不必要なルールやべき論を握りしめている

具体例として、やりたいことを、今回は「キャベツ入りのペペロンチーノを食べたい!」という例で、想定します。

この部分は、ヨーロッパ 1 周旅行したい!とか、あとは資格をとりたい!とか、大学院に行きたい!とか、転職したい!とか、色々置き換えてみてくださいね。

今回は、あえてすごく日常的な例で、「キャベツ入りのペペロンチーノを食べたいけれど、しない」ということで考えたいと思います。

結果だけほしいー過程はスキップしたいという考え

キャベツ入りのペペロンチーノを食べたい!と頭の中で思った瞬間に・・・パッと目の前に、キャベツ入りのペペロンチーノは現れないですね。

やることとしては、例えば自分で冷蔵庫を見て、キャベツがあるならキャベツを切る。ニ ...

人間関係の境界線

相手を励ましているのに、もしくは応援しているのに、次第にイライラしてくるのは、

相手を変えようとしている

可能性があります。

 

心の奥底に、相手を変えようという動機があると、励ましても、励ましても、

自分のタイミングで、自分の思いように相手は変わらない

ことにイライラしてしまうのはとっても普通なこと。

 

相手のことを思って、良かれと思っているのに、次第にイライラしている時は、

自分は、相手を結局コントロールしようとしていないか?

を疑ってみてください。

 

人をコントロールしようとする無理な力が働いている時は、どこか境界線の課題があります。

いい人過ぎてむかつく・決断できない上司にイライラする自分は冷たい!?

コントロール癖を手放せない!?自分の思い通りにならないと気が済まない人へ

 

そもそも、なぜ相手が何も変わらないことに、イライラするのか。

人間関係の境界線

今回は、他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法について、取り上げます。

まずその前に、境界線の基本は、次の2つです。

1)他人の領域に入らないこと
2)自分の領域に他人を入れさせないこと

です。

1)は、他人の境界線、他人の選択、他人の行動、他人の人格に入り込まない・・・つまり人を変えようとしないことで、2)は自分の選択、自分の行動、自分の人格に対して、人を受け入れない・・・つまり人に流されないことです。

人間関係の問題のほとんどは、

1)他人の領域に入り込みすぎ、つまり変えられないものを変えようとしているか、
2)自分の領域に他人を入れ込みすぎ、つまり自分を他人に明け渡してしまっているか、

で生じます。

だから、境界線は、とても大切なんです。

今回は、2)について見ていきたいと思います。

自分の境界線に他人を入れさせない方法は、

スルー力

を高めることです。

でも、これはすごく誤解されがちで、 ...

悩みの正体

家庭で、
職場で、

人から軽視されたな、
何か、軽く扱われたような感じがして、

とても傷ついた方へ。

たとえば、自分から積極的に「〇〇手伝いましょうか?」と言ったのに、
「他の人に頼んだから大丈夫だよ」と言われたり、

相手のことを思って、この日は出勤した方がいいと思ったのに、
相手は全然何も気にしていなくて、「休んでいいよ」と言われたり。

そんな日常の些細なことでも、
繊細で敏感なあなたはきっと、心に振動を感じ、

「嫌だな、悲しいな、何か違うな。」

と感じてしまっているかもしれません。

今回はそんな気持ちを感じているあなたへ書きます。

~~~

責任感が強かったり、真面目であったり、
良かれと思って、先回りできる人ほど、
もしかしたら、こういう場面に幾度となく遭遇し、
傷ついてきてしまったかもしれません。

この言葉にもうまくできない、
何とも言えない思い。

些細かと言え ...

人間関係の境界線

今回は、境界線を持つことによる3つのリスクについて取り上げます。

境界線というのは、

どこまでが自分の責任で、どこまでが他人の責任なのかという”目に見えない線引き”

です。

この境界線が不明確になっている結果、本来入るべきではない他人の領域に踏み込んだり、本来入れるべきではない自分の領域に他人を招いたりしてしまいます。

結果、人間関係の衝突が起きやすくなります。

こころの栄養では、徹底的に、

境界線を持ちましょう!!

と伝えています。

とはいえ、境界線を持つということに、ネガティブなイメージや、何か違和感を感じていらっしゃる方もいます。

そもそも境界線を持つことに、リスクはないのか?

という恐れに向き合うために、境界線を持つリスクについて3つの視点から取り上げます。

リスク1:仲間を失うのではないのか

境界線を持つということは、

「No」と言うべきことに、「No」を言う

ことです。