人に振り回される人の特徴|自分を取り戻すための3つの視点
相手の言葉や態度に影響されて、
目次
人に振り回される人の特徴
まず最初に、人に振り回される人というのは、「他人の意見や考えに流されやすい状態にある人」です。この特徴をもう少し分解すると、次の3つに分けられます。
①「自分がどうしたいのか」ということを、はっきり持っていない人
➁「自分がどうしたいのか」を何となく持っているけれど、自分でもしっかり認識できていない、確信が持てていない人
➂「自分がどうしたいのか」というのを持っているけれど、それをしっかり相手にコミュニケーションして伝えていない人。
これらのことが理由で、結果的に人に振り回されるということが起きてしまいます。
今回、このケースを3つの視点から見ていきます。
①「自分がどうしたいのか」がそもそもわからない
まず最初に、①自分がどうしたいのかというものをはっきり持っていない場合、この場合はどうしたらいいのか?についてです。
自分がどうしたいのかを第三者に聞くとか、Googleに聞くとか、AIに聞くとか、いろいろな方法があるかもしれません。
けれども、自分がどうしたいのかというものは、あくまで「自分が」ですから、最終的には自分しか本当に答えを出すことができないんです。
なので、私が一番おすすめするのは、紙に書き出すということです。
この紙に書き出す理由は、自分がどうしたいのかをはっきりさせるためというよりも、自分がどうしたいのかがわからないほどまでに、頭の中がぐちゃぐちゃに混乱状態になっていることを整理することが目的です。
自分がどうしたいのかわからない状態というのは、頭の中がもやもやしていて、混乱していて、ぐちゃぐちゃになっている状態なんですね。まず、これを認めます。
頭の中が混乱していると、感情的になりやすかったり、精神的にも肉体的にも、いろんな疲労を抱えている可能性があります。
なので、「自分がどうしたいのか」答えや結論を整理しようと意識せずに、ただ紙に、
「あーイライラする」「私はこういうことで本当にイライラする」
などと思うままに書いてみてください。
その紙は、誰も見ませんから、誤字脱字だろうがとりとめもなくだらだらと、本当に思ったことをそのまま、どんどん書いていってください。
それをやっていくと、頭の中で考えている言葉がどんどん外に出ていくので、頭の中のごちゃごちゃが出ていく感覚がつかめてきます。
「本当にムカついた」「なんで自分はこんなこと考えてるんだろう」と思った時は、そのまま、「なんで自分がこんなことばかり考えてるんだろう」という言葉を、そのままノートに書く。これがすごくポイントです。
「なんで自分がこんなことばかり考えてるんだろう」の答えを書こうとするのではなく、「なんで自分がこんなことばかり考えてるんだろう」とそのまま書くということです。もちろんその続きで自分の考えが更に出てきたら、それらを書いていきます。
デトックスしている状態に近いです。とにかく思いつくままに、頭の中に浮かんだものをそのまま言葉にするという感覚で書いてみてください。
量としては少なくともノート1枚分は書いてみる。かなり色々なものが出てくると思います。
長い間、他人に流されたりとか、他人の期待に応えることが習慣化してしまったり、そういうことが続いていると、「自分がどうしたいのか」というものは、常に後回しにするという癖がついています。
なので、そういう場合は、「自分がどうしたいか」をいきなり探そうとするのではなくて、自分の頭の中でごちゃごちゃしていることを整理していく、その第一段階から始めていくことをすごくおすすめします。
というのも、混乱状態で、「自分がどうしたいか」というその問いにいきなり直面すると、それがうまく言葉にできないことに余計イライラしたりとか、適当な答えを出してしまったりするんですね。
その場の気分やその時に思ったことで結論づけて行動してしまったり。でも実際はそれ自体が本当は自分がしたいことでもなかった、ということにもつながるパターンです。
なので、まずは「自分自身がずっと人に振り回されて、他人軸で生きてきたな」ということを認めた上で、第一段階である、自分自身の頭の中を書き出して整理していくということをおすすめします。
➁自分の思いはあるのに伝えられない
次の視点は、自分はどうしたいのかというものは正直はっきりある、「こうしたい」「ああしたい」というものははっきりある。けれども、それを他者にちゃんと伝えられないという場合です。
これは、常に自分の要求なり、自分の意見なりというものを飲み込んでしまう習慣を繰り返してきてしまって、その結果、自分が本当はこうしたいのに、それをはっきり言わないがゆえに、結果的に他人に振り回されてしまうということが起きます。
ここで、「じゃあコミュニケーションを取りましょう」「ちゃんと相手に伝えましょう」と言うのは簡単なんですけれども、けれども、それを伝えられない何かがあるということなんですよね。
まず、そこに自分が向き合ってあげるというのは、とても重要なポイントです。
「自分はこうしたい、ここに行きたい、これはやめたい。」
このような思いはある。
けれども、なぜそれが伝えられないのか、ということなんです。
自分自身の中で、どこが壁になっているのか、これを特定していくということがすごく大切なプロセスになります。
例えば、私自身の経験で話すと、私の夫はすごく子育てが好きで、一生懸命やってくれるんですね。
これはすごくありがたいことなんですけれども、ある時期、私の母親としての役割までちょっと介入されてしまっているような、私自身の存在価値が薄れているような、そんな感覚になってしまったことがあったんですね。
人から言わせれば、贅沢な悩みだと言われるかもしれませんけれども、私の中で少し悶々とした思いがあったわけなんです。
でも、夫にストレートに伝えることがなかなかできなかったんですね。
それはなぜかというと、「助けてもらっているんだから」「ありがたいことなんだから、感謝しなくてはならない」という考えが、頭の中を支配していたからです。
もし夫の助けがなかったとしたら、全部やりきれるのかと言われたら、当時は妊娠中でもあって、自信がなかったというのもあります。
でも、これって全部、私の頭の中で作っているストーリーにしか過ぎないんですよね。
例えば、夫に自分の気持ちを伝えたら、「じゃあ僕はもう一切関わらない」となるわけでもないのに、「もしそうなったら自分はできない」とか、頭の中でいろいろなストーリーを作ってしまっていたんです。
ここで大切なことは、「私自身がもっと母親として自信を持って、生き生きとやっていきたい」、ただそれだけのことだったんですよね。
実際は、夫はあまり関係なかったんです。
私は、「もっとこういうことを娘とやりたい」「こうした方がいい」という思いがあって、自分自身が十分にできていないと感じることに、ただフラストレーションを感じていただけだったんです。
そのことに気づいたときに、自分が勝手に高い基準を持って、自分で苦しんでいただけなんだな、と思ったんです。
そこに気づいたときに、少しずつ自分の気持ちが解放されていって、「感謝しなければいけない」ではなくて、もっと自分に優しくなる、自分がストイックになりすぎていたことを見直していかなきゃいけない、という課題が見えてきたんですね。
「自分がどうしたいのか」は、もっと生き生きと、笑顔でハッピーな母親でいることでした。
それが結果的に娘にとってもいいことだし、無理に高い基準を目指して苦しむ必要はなかったんです。
つまり、私が本当にしたかったことは、もっとリラックスして、力を抜いて、楽しんで、娘と一緒に笑ったり遊んだりする、そういう軽やかな子育てだったんですね。
その後、夫との会話でも、相手を責めるのではなく、自分の気持ちを素直に伝えられるようになりました。
これはあくまで私の一例ですけれども、自分の中に思いがあるのに、それが伝えられないときは、そもそも「自分が本当はどうしたいのか」が曖昧になっていたり確信が持てていない可能性もあります。
なので、「コミュニケーションができていないから伝えよう」ではなくて、自分が本当にどうしたいのか、そこをしっかり深掘りして、自分自身が納得できるところまで見ていくことも大切です。
人間関係でモヤモヤする原因|相手ではなく自分の内側にある理由
➂自分の思いはあるが境界線が弱い
そして最後のポイントです。
自分がどうしたいのかははっきりわかっている。でも、それを他人に伝えることができない場合です。
この場合は、恐れだったり、人の目だったり、プライドだったり、そして何より他人との境界線がうまく引けていない可能性があります。
人からどう思われるかとか、どう反応されるかを気にしてしまっている場合は、しっかり境界線を持って、伝えるべきことは伝えていく必要があります。
人の目が気になる理由|人の評価に振り回されないための考え方
他人は、私たちの期待に応えるために生きているわけではないし、他人は、私たちの思っていることを読むマインドリーダーでもありません。
日本は察する文化がありますけれども、やっぱり、人は、コミュニケーションを取らないと伝わらないんです。だからこそ、自分の責任として、伝えるべきことは伝える。その上で、相手がどう反応するかは相手の領域。
そこはしっかり分けて考えることが大切です。
人に振り回されやすいと感じている場合は、ぜひあわせて読んでみてください。
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人に振り回されないために大切なこと(まとめ)
①:そもそも自分がどうしたいのかわからない場合。
このときは、とにかく書き出して整理すること。
➁:自分の思いはあるけれど、伝えられない場合。
このときは、本当に自分がどうしたいのかを深掘りすること。
➂:自分の思いもはっきりしているのに伝えられない場合。
このときは、境界線の問題です。
また、小さなことからでいいので、「私はこれが食べたい」「今日はこれにしたい」など、日常の中での意思表示をしていくことから始めてみてください。
こういったことができるようになると、自分の意見や思いが自分でもはっきりわかるようになり、自然と「自分はこうしたい」という自分の輪郭が整ってきます。
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自己認識と境界線のテーマを中心に、
内面の整理をサポートしているNaoです。▶ プロフィール







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