人間関係でモヤモヤする原因|相手ではなく自分の内側にある理由

人間関係と境界線

人間関係で、モヤモヤすることありませんか?
「変な風に思われていないかな?」
「こう言った方がよかったのかな」
そんなふうに、人間関係で立ち止まってしまうこと。

でも実は、そのモヤモヤの正体は相手ではなく、自分の中にあることがほとんど。

今回は、「人間関係でモヤモヤする原因」と、その正体について整理していきます。

モヤモヤの正体は“自分の中”にある

人間関係の悩みって、結構パターンが似てるんです。

「あの人がこんなことをしてきた」「こんな対応をされた」とかでモヤモヤして、どうしようか迷ってしまう。決められなくなる。そういうことはけっこう多いんです。

悩み自体は、結局自分の中にあるもの。関わる人が変わると、当然悩みの内容も少し変わって見えるけれど、結局自分は同じだから、似たようなことに反応しやすいんです。
ここでのポイントは、自分に戻ること。

「自分はどうしたいのか」
「自分の軸はどこにあるのか」

これを考えることがすごく大事になってきます。

相手を変えても、悩みは繰り返す

例えば母親との関係で傷つくこともあれば、職場の上司との関係で傷つくこともある。
テーマは変わっても、悩む理由の本質は同じ。多くの人は、誰かに聞いてもらったり、解決してもらおうとします。

でもそれって、ただモヤモヤや愚痴を吐き出して、取り急ぎスッキリしたいだけの場合も多いんです。一瞬発散できるけれど、また似たような場面に遭遇する。

セッションでも、
「息子がこう言ってきて」「夫がこうしてきて」
と、人の話がたくさん出てきます。

でも対話を続けていくと、最後に必ず戻る場所があります。

「私は本当はどうしたいのか」
という問いです。

ここに戻ることができると、母親であろうと、上司であろうと、友人であろうと、夫であろうと、問題の本質は自分に戻ってきます。

どんな状況でも、どんな相手でも、自分の内側に戻ること。
これを意識すると、人間関係のトラブルや悩みが、自分の軸を確認して強化するチャンスに変わるんです。

自分を知ることが、悩まない力になる

「自分は本当はどうしたいのか」「自分の軸は何か」を整理すると、似たようなことで悩むことが減って、状況や相手に振り回されにくくなってきます。

結果として、心に余裕が生まれ、動揺や不安も減る。

私自身は、人にどう思われるか、面倒だと思われないか、迷惑をかけたくない…という気持ちがすごく強いんです。
だから、医者とのやり取りや、ちょっとした家族とのやりとりの場面など、日常の小さなことでもモヤモヤしやすいところがあります。

でも、大事なのは「相手の行動」ではなく、「自分の内側で何が起きているか」を観察すること。自分の傾向や反応を理解すると、同じような状況でも冷静に対応できるようになるんです。

結局、自分はどこに行っても一緒。環境が変われば、出会う人や場所といった外側はすぐに変わるけれど、自分の内側は、自分が向き合わない限りついてきます。

だからこそ、自分の傾向を理解すること。
どんなことに反応しやすいのか。
何でモヤモヤしやすいのか。

そういった自己認識を整えていくことが、人間関係の悩みを整理する一番の近道です。

そして結局、最後に戻る問いはいつも同じ。
「私はどうしたいのか?」です。

自分迷子になっているかも?自分を知り、受け入れて、心軽く生きるには? | こころの栄養ー対話室 自己認識×境界線

モヤモヤが続く理由は「境界線」が曖昧だから

そもそもモヤモヤが続く理由は、境界線が曖昧になっているサインです。
このブログで何度も発信していますが、相手の言動は相手の所有物。そして、自分の反応は自分の所有物です。

ここを切り分けていく。逆に、混ぜてしまうと、モヤモヤしてきます。

たとえば、何か相手側のミスが発覚した。これは相手の課題。
それに対して、「このミスちゃんと直されているかな、大丈夫かな、間違ったまま訂正されないことはないかな。」など「私はこう感じた」ことは、自分の課題です。

ここで、相手のミスさえなければ、私はモヤモヤしなくて済んだのに!
相手が最初から教えてくれていれば、私はモヤモヤしなくて済んだのに!とはできないわけなんですね。

相手にこれを指摘したら、こんな風に思われるかなと気にして、するべき(もしくは念のためしておいた方がいい)行動をしないのも自分の課題です。
(人に○○と思われるかな?が気になって、自分の行動に制限をかけがちな人は、ぜひこの記事も読んでみて下さい。⇒人の目が気になる理由|人の評価に振り回されないための考え方

完璧主義で、心配しがちで、ちょっと考え過ぎてしまうマジメな人ほどモヤモヤを感じやすいもの。

境界線をもって、自分の課題を認識したら、淡々とやるべきことをやっていく。モヤモヤするかもしれないけれど、やるべきことを、感情的にならず丁寧に進めていく。これはすごく大切なポイントです。

モヤモヤに引っ張られないし、まして、モヤモヤしている自分が嫌だからと言って、このモヤモヤどうにかして!と相手を責めたり、自分を責めたりしない。

日常の中では、全てが自分の思い通りにスムーズに、完全に自分の意向と合うように進んでいくものではないですよね。残念ながら、そんな世界には住んでいません。

時に衝突すること、時にトラブルシューティング、時に自分の意見をはっきり言わないといけないこと、時に断ること、そんな場面に出くわして当たり前。

そのためにも、境界線を明確に持つことは役立ちます。自分の課題は何で、やるべきことは何で、明確にして、そして、「自分の課題」をやっていくこと。これだけで、人生どんどん前に進んでいきます。

モヤモヤから抜けるために必要な視点

最後に、私がモヤモヤから抜けるためにとても大切な視点があると思うので、お伝えします。

私自身も、すごく悩みがち、考え過ぎ、モヤモヤしまくっていた人間でした。この頭の中で色々ストーリーをつくって、「こうなったらどうしよう。」「ああなったらどうしよう。」って、目には見えないけれど、凄まじいエネルギーを使っているんですね。

だから、身体は疲れていなくても、とにかく精神的に休まらないということが起きてしまいます。

本当はもっともっと自分の人生で大切なことに、時間や労力をかけて進めていきたいのに、「モヤモヤ」でだいぶ燃料を使っているから、エネルギー切れなんです。

その結果、夜になっても、疲れてたドカ食いとか、時間をもっと有効に使いたくても結局ネットや動画を見て、1日を終えてしまう、みたいなことにもなりかねません。

だから、たかが「モヤモヤ」でも、物質的に見えるものでなくても、それが日常に与える影響って計り知れないんですよね。

だからこそ、自分のパターンを自覚して、あ、また他人の事、他人がどう思うか、他人の嗜好や行動について分析してないか、と気づいて、いつも「自分に戻る」これはすごく大きな転換点になってきます。

つまり、人間関係でモヤモヤする原因は、相手ではなく自分の内側にある視点の持ち方にあるということ。

いつの日か、完全にモヤモヤすら感じない日なんて、来ません。

感情は一瞬です。モヤモヤしても大丈夫。モヤモヤするのは自然なこと。でも、そこに留まらない。

そこから、「私はどうしたいのか?」を問う。このパターンを繰り返していると、どんな人間関係であっても、対応する自分自身がちゃんとモヤモヤから抜け出す方向へ動けるようになっていきます。

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