毎日心配していませんか?未来のことを考えて、心配している気持ちへの対処法

シンプルに考える

心に葛藤を感じていることは、想いの箱(メッセージ)から、お送りください。お待ちしています☆

 

私は自分の人生を振り返った時に、多くの時間を無駄にしてきたということの一つに、「心配」という感情の処理があります。

この感情の処理がうまくできず、絶えず心配しているという日々を長く過ごしてきました。

今回は、日々の生活の中で、心配に押しつぶされそうになっている時に、どのように対処していくのかについてです。

心配とは今を放棄した時間の使い方

心配というのは、未来のことを考えています。過去を心配する人はいないでしょう。なぜなら、過去は変えられないという事実を、誰もが知っているからです。誰もが未来を心配します。なぜ未来を心配するかというと、未来は良いものにならないかもしれないという前提条件が頭の中にあるからです。

今の連続は、未来を創っていきます。「未来は良いものにならない」という人は、今、十分に満足できていない場合が多いです。今、満足していないと、今の連続が未来を創っていくので、未来が良いものにならないという発想に結びつくことは自然です。

なので、心配を少なくするためには、「今」を改善していく必要があります。習慣を見直していく必要があります。「今」満足する1日を送る必要があります。

心配をしている時は、「今」に取り組むより、未来のことを考えます。未来に時間を飛ばし、頭の中でタイムトラベルをしているんです。タイムトラベル中は、頭の中でのファンタジー、想像の中に生きているので、「今」に取り組む必要がありません。

人間というのは、本来、変化を拒む生き物です。変化というのはストレスになるからです。なので、「今」を変える代わりに、人間に与えられた「想像力」を駆使して、頭の中でタイムトラベルをすることを選択してしまいがちなんです。

「今」に取り組むというのは、現実に生きている世界です。毎日時間がない人は、時間を作るために、早起きをし、SNSの時間を減らしたりすることが求められるかもしれません。

未来ではなくて、「今」を変えるためにできる、具体的な行動を始めていきましょう。

頭の中のごちゃごちゃは紙に出す

起きていない未来のことばかり考えていると、頭の中がごちゃごちゃしてきます。「今」を生きているのに、「今」とは違う時間に、頭の中では生きているからです。結果、「今」のことがおろそかになっていきます。コンピューターに、使用しないファイルが沢山存在していると、ハードディスクがいっぱいになり、起動が遅くなるのと同じです。

こういう時は、ファイルを削除していく必要があります。同じように、心配事が沢山あるときは、頭の中で何となく考えるのではなくて、紙に書きだして、箇条書きにして、列挙してみてください。

活字に落とすという作業はかなり有効です。自分が一体何を心配し、何を気にしているのかを視覚化します。脳内で絶えず、思いめぐらしているだけでは、認識できていないということがよくあります。心配事を思いつくだけ列挙してみてください。

書き出したら、私はその紙を捨てています。もちろん、とっておいてもいいです。この作業を繰り返していると、「今」やるべきことにより集中できるようになります。逆に、「今」やれないこと、未来にどうなるかわからないこと(自分のコントロールを超えているもの)を手放すことができるようになってきます。

また、箱を用意して、その箱をポストのように使って、入れるというやり方も有効です。「ゴッド・ボックス」と呼ばれていますが、心配事や悩み事を、すべて、ゴッド・ボックスに投げ込みます。人によっては、しばらく経ったら、箱ごと捨てる人もいますが、後で、開いて読み返してみることもできます。以前、私は、箱にたまったものを読み返したときに、9割の問題が解決していたことに驚きました。

先延ばしをやめていく

心配は、未来のことを考えています。考える未来のことが多くなればなるほど、当然、心配事も増えてきます。なので、できる限り未来へのタスクを送らないということは大切です。工場のラインでは、自分が担当した工程を終えたら、次の工程の人が作業をします。でも、自分の人生は、完成までいつまでも、どこまでいっても自分がついてきます。自分が担当した工程を横に流したら、自分が動き、次の工程もしなくてはいけないのです。

なので、できる限り、「今」できることは、「今」してください。先延ばししても、やるのは自分です。やらないのも自分です。どっちみち、未来にやらないといけないことは、できる限り先延ばしせず、やっていくことを心がけてみてください。これをしているだけでも、今日という日が随分と忙しくなっていき、頭の中が今日のことでいっぱいになります。すると、未来のことを心配する暇がなくなっていきます。

 

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未来とは、分からないものです。2011年の3月10日に、多くの人が、明日は普通の1日を送るつもりで、寝室に入ったと思います。でも、翌日は、想像をはるかに超える東日本大震災が起き、日本中、世界中に影響が出ました。

未来に自分がどこにいて、何をして、どう感じているか、などというのは分かりません。なので、「未来のことは分からない」という謙虚な姿勢を持つことはとても大切です。あれこれ心配している時の未来というのは、すべて「今」の延長線上で考えています。でも、それは非現実的な話です。

何年か日記をつけている人は、経験があると思いますが、「あの頃の自分は、あんなことを考えていたんだ。」と思うようなことがあると思います。私は10年日記というのを、毎日欠かさずつけていますが、5年前の同日に、自分が何を感じていたのかを見ると、今とは全然違うことを恐れたり、心配していることに気づくことがあります。

人間は、常に変化していきます。老化もその一つです。生きていれば、誰でも、間違いなく老化していきます。私たちは生まれてから、一度も変化のない自分を経験していません。同じように見えるだけです。実際は、未来の自分は、「今」の自分とは別の人間です。

唯一コントロールできることは、「今」の自分です。そして、「今」の自分ができる限りのことをやってください。私は人生とは自分が思っているよりも、はるかに短いと認識しています。心配しても、1秒も自分の未来は延ばせません。その代わり、与えられた今日を十分に生きる選択は、私たちの手の中にあります。

 

 

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Posted by kokoronoeiyo