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自己認識×人間関係の専門家 Nao
「心を軽く生きるヒントは、実はすぐ目の上にある。」
そう、目の上。つまり、頭の中なんです。
そんな当たり前のようで見落としがちなことに気づくまで、私はずいぶん遠回りをしてきました。
かつての私は、一見とても順調でした。夢を叶え、周囲からは「うまくいっている人」と見られていました。でも心の奥には、いつもどこか違和感がありました。
夢に向かって努力し、結果も出す。人との関係も大切にしていたし、エネルギッシュに動いていたと思います。でも、「しんどさ」や「むなしさ」が常につきまとう。目の前の目標を達成してもすぐに物足りなくなったり、家に帰るとどっと疲れてしまったり…。そんな日々を繰り返していました。
社会に出てからは、身近な人の病気や心の問題など、重たい出来事に関わることが増えていきました。特に家族に対しては、境界線があいまいで、自分を犠牲にしてでも相手に合わせるのが当たり前になっていました。直接自分に何か起きたわけではないのに、心は重たくて、「なぜこんなにも苦しいのか」分からずにいたのです。
やがて私は、「他人のニーズに応えることに成功した人」だったと気づきました。
いい子で、優等生で、周りの期待に応え続けてきた結果――自分の本当の気持ちは、どんどん遠くなっていたのです。
「自分の人生を生きる」というより、他人がどう思うか?こんなことばかり考えていました。
そう、私は仮面をかぶっていました。
この事実に気づいたとき、愕然としました。
「私は誰の人生を生きていたんだろう?」
そこから、本当の想いや感情と向き合う人生の再スタートが始まりました。
心と丁寧に向き合う中で見えてきたのは、劣等感、不安、恐れ。誰かの気持ちに敏感すぎて、自分の気持ちが後回しになっていたことさえ気づいていませんでした。
頭の中は思考でいっぱい。
何より、自分を否定する“自己否定”がすっかりデフォルト化していて、自動操縦になっていたんです。
「変わりたいのに、変われない」
「変わっても、根が浅すぎて、持続しない。」
こんな感じでした。
そんなジレンマに悩む中で、ふと気づいたのです。
――私は、本当は変わりたくなかったんだ。
慣れ親しんだ思考の中に、居心地のよさを感じていたんです。
それに気づき、「まずは今の自分を認める」と決めたことが、すべての始まりでした。
そして少しずつ、自分の中の声を聞けるようになりました。
人との間に健全な境界線を引くこと、自分の気持ちを尊重すること。それができるようになって初めて、「自分の人生を歩んでいる」という感覚が持てるようになったのです。
日本で心理カウンセリングとコーチングを学び、さらにアメリカの大学でも専門的に学びを深めました。今では、これまでの経験と知識を活かして、「心を軽くすること」をテーマに、自己認識と人間関係の専門家として活動しています。
心が軽くなると、毎日の景色が本当に変わります。
白か黒かで考えていた日常に、カラーが出現するように、別の選択肢がどんどん見えるようになりました。
心が軽くなると、他人に「NO」と言えるようになります。他人の目を気にして、行動を制限するのではなく、自分のやりたいことを優先できるようになるんです。
その日のネガティブな気持ちも、ため込まずに向き合えるようになり、疲れを翌日に持ち越すことも減りました。
自分を大切にする選択が増えることで、日常は驚くほど自由で解放感があります。
私の想いは、とてもシンプルです。
「心軽く生きよう!」
誰もが「自分らしく、自由に、幸せに生きる力」を持っています。その力を引き出し、育てていくサポートができることが、私の喜びです。
人生は長いようで、あっという間。
だからこそ、心を軽く、自分を大切にしながら、今日という日を丁寧に生きていく。
そんな生き方を、これからもたくさんの方と分かち合っていきたいと思っています。
「心が軽いって、どういうこと?」と感じたあなたへ。
ぜひこちらをご覧ください → こころの栄養とは?
出会ってくださって、ありがとうございます。
ご縁に感謝。