【想いの箱から】夫の浮気による苦しい思いから解放されたい

2021/08/12夫婦関係, 想いの箱(悩み相談)

心が苦しい時、何時もコラムを読ませて頂き心の支えにしています

2年程前に夫の浮気を知りそれ以来ずっと苦しんでいます。夫とは25年間の結婚生活でとても楽しく過ごして来ました。浮気がわかったあと夫はもう大丈夫だと言いますが隠れてメールをしていたり嘘をついている様子もあり今でも夫を疑ってしまいます。発覚以来夫を責めてしまい夫にも辛い思いをさせてしまった事を反省し、その事に対して夫に謝罪もしました。

夫を信じたい、自分の苦しい気持ちを手放したい、なのにいつも夫を疑っている自分がいて苦しくてどうしていいか分かりません。他人の境界線だと頭ではわかっているつもりです。

でも、苦しくて心がついていけません。どう考え、どう行動したら自分を救えるのか、この苦しい思いを手放せるのか分からず2年も経つのにまだ暗闇の中で一人で泣いている自分がいます。

長文、読んで頂きありがとうございます。何かメッセージを頂けると有り難いです。

 
なこさん、こんにちは。

 

ご主人の浮気を発覚して以来、本当に苦しい思いを抱えてきていらしたのですね。

 

とってもお辛かったと思います。
そんな中でも、自分が今も疑ってしまっていることに反省され、ご自身に向き合おうとされていること、ものすごく勇気のあることですよ。まずは、よく今日まで、頑張って来られたと、ご自身を労って下さいね。

 

過去のことがきっかけで、なかなか今も信じきることができないというのは、人の心ではとても自然な反応です。
未来は、まだ存在していませんから、どうしても過去の延長線上に物事をみてしまうことは、誰にだってあることです。

 

なこさんは、ご主人を信じたいという思いがあるんですね。でも、もう一つの思いに、信じられないという思いも存在していますね。「信じたい」という思いと「信じたくない(信じられない)」は対立する思いですから、この2つが心の中でぶつかり合っていて、それが苦しみの原因になっていると思われます。

 

水を流したいけれど、一方の手で全力でせきとめているようなイメージです。

 

信じたいけれど、信じてもまた傷つくのが怖いから、手放しで信じちゃダメだと、一方では警告のアラームも出ているのかもしれません。そんな2つの対立する思いの中で・・・一体どうしていけばいいの・・・と1つの心が引き裂かれるような、そんな葛藤と叫びが、今の心の状態かなと思います。

 

でも、答えは既に、なこさん、持っていらっしゃいますね。心は、「信じたい」んですね。

 

本当は、信じたいんです。
そして、信じる・信じないという行為は、実はご主人は関係ないんですね。

 

なこさんが、決めていくことができることなんです。

 

目の前に見える現実がたとえどのように見えても、「信じたい」という気持ちを貫くなら、ご自身に対して、正直であるという選択をとったことになりますよ。

 

自分の気持ちに嘘をつくこと、本当の自分の気持ちを大切に扱ってあげないことは、一番自分自身を傷つけてしまいます。ですから、なこさんの「信じたい」気持ちを大切に、『私が「信じたい」から信じるんだ』という思いを大切にしてみてくださいね。