【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方②

心が軽くなる考え方

前回の続きです。

前回の記事→【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方①

相手から傷つけられた場合、その相手はあなたにとってどれほど重要なのか?ということを考えてみてください。

相手によって、向き合い方が変わって大丈夫なんです。

一生を共にしたい親友でしょうか?
それとも別に付き合っても合わなくてもどっちでもいい人でしょうか?

今回は、別に次会っても会わなくても、どっちでもいい人である場合について取り上げます。

この場合はまず、あなたが選択をすることが沢山できます。なぜなら、関係修復が日常生活に必須ではないからです。(もちろん、あなたが再び傷つけられた気持ちから解放され、元気になるということが優先順位第一位。)

選択肢の一つは、傷つけられたと感じたあなたの心の状態を知り、自己改善のために使うきっかけにするかしないかという選択です。

というのも、すでに相手が付き合っても付き合わなくてもどっちでもいい人なので、相手に固執する必要がないんですね。だから、相手がどうこうというのはあんまり考えなくてもいいんです。

最初は少し悔しいかもしれませんが、相手のお陰で、自分の心の状態や、反応の仕方を知るきっかけになったくらいに捉えて、さらに自分の境界線を磨いたり、自分の心の反応を客観的に見る材料として使うことができます。

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いちいち、「私はこんなにも傷つきました!」と、相手に説明する必要もありません。もちろん、これも選択肢の一つです。

そもそも説明したところで、相手は全然トンチンカンな方向で謝ってきたりとか、もしくはまた別の話をしてきて、余計に傷つく羽目になったりする可能性もあります。

相手の謝罪を期待して・・・相手がこう変わることを期待して・・・という思いがあると、逆にあなたからのコントロールにもなりかねません。勝手に期待して、勝手に失望してしまうことにもなってしまいます。

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なので、自分の心の反応を知るためだけの機会として割り切り、相手と向き合うということをしないという選択をとることもできます。

これはあなたの自由です。

傷ついたからと言って、相手と離れる必要もないし、不必要に距離を持つ必要もないです。

「ただこの件においては、もう相手とは特に関わらない!」という選択を持つということに、恐れる必要も許可も全く必要ありません。

そして、他の選択肢もあります。

例えば、ちゃんと相手に理解してもらいたいとか、自分の感情をわかってもらいたいとか。そういうことは言わないで欲しいとか。ちゃんと、そういうことを相手に伝えるという選択です。

この場合はどちらかというと、あなたのためというよりも、相手のためになっている場合があります。

あなたにとっては、別に今後会っても会わなくてもどっちでもいい人なのにも関わらず、そこまで真剣になって、あなたが感じた思いをシェアしたりとか、自分の心の傷口を見せたりとか。

相手が言った言葉を真面目に受け止めてあげる。それはある意味では、あなたの大きな優しさですが、もちろん、踏み込み過ぎないように気を付ける必要があります。

なぜなら、相手は相手です。人を変えることはできません。

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それに、そもそも傷つけるようなことを言ってきた人ですから、あなたが真面目に相手と向き合うことで、更に傷つけられるみたいな攻撃を受けてしまうリスクもあります。

なので、関わりがそもそもそれほどなく、会っても会わなくてもどっちでもいい人にも関わらず、相手と向き合いたいと思って、行動をとろうとしている場合は、自分の動機をよく観察して、リスクも背負いながら、気を付けて向き合う必要があります。

こころの栄養では、シンプルに考え、心軽くというものを大切にします。

なので、傷つけられた相手が、特に自分と深い関わりのない人であるのであれば、あまりその人に対して、あれこれ分かってもらおうとか、理解してもらおうとかせずに、流せるなら流す。これも大切です。

「こうあるべき」というものはないですから、自分にとって、前に進みやすい方を選んでくださいね。

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今回は、あなたを傷つけた人があなたにとって、付き合っても付き合わなくてもどっちでもいい人の場合についての行動の選択肢について取り上げました。

次の記事では、あなたが一生関わっていきたい人の場合の向き合い方について取り上げたいと思います。

家族や親友など、一生涯関わっていく場合は、今回の向き合い方とは全然変わっていきます。

私たちは全ての人に対して同じ向き合い方をする必要はありません。人との関わり方というのは、どうしてもある温度差があって当たり前です。

本当に大切な人を大切にするためにも、傷つけられたことに反応しすぎて、自分の限られた体力や気力を奪われすぎないようにしましょう。

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