心軽く生きるヒント

Thumbnail of post image 006

私は自分の人生を振り返った時に、多くの時間を無駄にしてきたということの一つに、「心配」という感情の処理があります。

この感情の処理がうまくできず、絶えず心配しているという日々を長く過ごしてきました。

今回は、日々の生活の中で、心配に押しつぶされそうになっている時に、どのように対処していくのかについてです。

心配とは今を放棄した時間の使い方

心配というのは、未来のことを考えています。過去を心配する人はいないでしょう。なぜなら、過去は変えられないという事実を、誰もが知っているからです。誰もが未来を心配します。なぜ未来を心配するかというと、未来は良いものにならないかもしれないという前提条件が頭の中にあるからです。

今の連続は、未来を創っていきます。「未来は良いものにならない」という人は、今、十分に満足できていない場合が多いです。今、満足していないと、今の連続が未来を創っていくので、未来が良いものにならないという発想に結びつくことは自然です。

なので、心配を少なくするためには、「今」を改善していく必要があります。習慣を見直していく ...

心軽く生きるヒント

Thumbnail of post image 143

頂いたメッセージを回答します。

私はHSPの特性を持っており、五感が研ぎ澄まされていて、とても感じやすく、生活が不自由です。
職場にいても、家にいても、気が休まるときがほとんどないです。
ときには、HSPでよかったと思えるときがあるのですが、やっぱり、デメリットが多いです。
少しでも過ごしやすくなる方法があれば教えて下さい。

お便りありがとうございます。

私は、HSPという言葉を何度か聞いたことがありますが、内容はよく知らなかったので、調べてみました。HSPは「とても繊細な人」という意味でしたね。病名でも、診断名でもなく、心理学の言葉ということでした。

とても繊細な人という意味では、私もとても繊細な方かもしれません。色々なことが気になりますし、些細なことを気にして、大事(おおごと)にしてしまうことがあります。

日本人の中には5人に1人はHSPのようです。日本人は、「細かいことに気にしやすい」国民性であるのは、今、私が住んでいるアメリカ人の様子を見ると、確かにそうだなと思うことは多々あります。 ...

心軽く生きるヒント

Thumbnail of post image 200

今は資格取得の学校を卒業するために、課題を期限までに提出しなければいけないのに、4月から転職した職場で、適応出来ていなくて、上司に悩まされていて、とても心が落ち着かなくて、イライラして、集中して課題に取り組まなくて困っています。また、仕事にも邪念が入って、不安定で困っています。

まず最初に、すごく簡潔に書いてくださってますが、想いの箱は吐き出したいことは、自由に書いてもらって大丈夫です。

さて、今回書いていただいたことですが、読んで一発目に思ったことは、「やることいっぱいありすぎるな」ということです。テーマ自体は、「課題の提出」と「仕事」で2つなんだけど、全然タスクになっていなくて、やることがめちゃくちゃ詰まっている、すごく大きな塊が2つ、ぼ〜ん!ぼ〜ん!とある感じ。

誰でもそうなんですが、やることが沢山あって、しかも大きすぎて、更に、それを短期間にやらなきゃいけないってなると、頭がパンクします。頭がパンクすると、普段だったら冷静に対処できることも、冷静に対処できないで、落ち着きを失います。

不安定な気持ちになってる時とか、物事が落 ...

自分を知る/認める

Thumbnail of post image 004

まずは、こんなふうに書き出してみるとします。

仕事をしてもしなくても、私の価値は変わらない。


結婚してもしなくても、私の価値は変わらない。


子どもを育てても、育てなくても、私の価値は変わらない。


○○に電話してもしなくても、私の価値は変わらない。


△△へ行っても行かなくても、私の価値は変わらない。


こう書いてみて、もし違和感があったとしたら、
その違和感こそが、あなたを縛っていた「価値観」の正体です。

つまり、自分の中で

「仕事はするべき」

「結婚はするべき」

「子どもを育てるべき」

「電話するべき」 ...

心軽く生きるヒント

Thumbnail of post image 118

今回は、こころの栄養にならない「ある考え方」についてお話しします。
それは、他人によって自分の価値を高めようとする考え方です。

この考え方を、ここでは略して「TJTの考え方」と呼びます。

T=他人によって、J=自分の価値を、T=高める。

少し強引な略ですが、
「他人によって自分の価値を高める考え方」と毎回書くのが長すぎるので、ここではTJTと呼ぶことにしますね。

「TJTの考え方」があると、人の評価を追い続ける

TJTの考え方を持っていると、
私たちは無意識のうちに、他人の反応に自分の価値を委ねてしまいます。

褒められると安心し、認められると「これでよかった」と思う。
そしていつのまにか、もっともっと褒めてもらえるように頑張り続けてしまう。

この安心感は、こんな気持ちから来ていることがあります。

良かった!私が私でいて、大丈夫なんだ!

でもそれは「重たい安心感」です。
誰かに認められないと、安心できないという状態は、自分に優しくありません。 ...

自分を知る/認める

Thumbnail of post image 167

まずはじめに、「好き勝手」というのは、あなたにとっての「好き勝手」。自分の主観。あなたが、好き勝手していると思う相手自身は、好き勝手でも何でもなく、自由に生きています。

好き勝手という言葉は、自分は好き勝手をしていないと思っている人が使っていて、そもそも自由に生きている人は、好き勝手も何も、自分の人生を自由に、淡々と歩んでいるだけです。

もちろん好き勝手です。自由に生きている人にとっては、好き勝手ということが、当たり前すぎて、わざわざ取り上げるようなこと!?ってなっちゃいます。

その上で、自分にとって好き勝手をする家族、自分に協力的でない家族、自分が言ったことと全然違うことをする家族、自分が良かれと思って言っているのに全く無視する家族、自分に損害をもたらしてくる家族に対して、イライラしている。家族のやり方、考え方、ペースに合わせられないと、悩んだり葛藤したりしている。

。。。

まず、大前提として、自分以外の人間は、自分とは、全く別の人間ですね。

夫婦関係においては、そもそも、男と女という明らかな生物の違いもあ ...

自分を知る/認める

Thumbnail of post image 105

他人の失敗を責めない方が良い理由は、

自分の失敗を受け入れやすくなる

からです。

他人の失敗を責めないというのは、境界線が機能しています。

他人の失敗については、「心の中」でも、実際にでも、責めない方がいいです。こう書くと、立場上という言い訳が出てくるかもしれません。親の立場上、上司の立場上、妻の立場上…。こころの栄養では、立場上、他人の失敗を責めていい理由もなしです。立場上、指導することはできるかもしれません。立場上、励まし支えることはできるかもしれません。立場上、協力し、赦すことはできるかもしれません。立場上、改善点を一緒に探すことはできるかもしれません。でも、立場上、他人の失敗を責めていい理由はありません。

こころの栄養を読んで下さっている方は、自分のこころについて真剣に取り組もうとする人だから、実際に他人の失敗を責めるなんてほとんどないと思います。なぜなら、人の気持ちとか、結構、読み取ろうとする人だから。こころの栄養は、心の話です。ほとんどの場合が、自分の「心の中」で、他人の失敗を責めます。他人を裁きます。

自分を知る/認める

Thumbnail of post image 109

自己欺瞞という言葉があります。辞書を調べると、次のように書いてあります。

1、自分で自分の心を騙すこと。

2、自分の信条や良心に背いたことを無意識で行う場合にも、意識しながら強いて行う場合にもいう。

(精選版 国語大辞典)

1について、まず、自分自身を騙すというのは、自分が誤りをした場合、間違った場合に、問題を正当化すること、これは、自分自身を騙すことに繋がります。あの人のせいで…とすることで、自分の問題を騙す、なかったことにする、人の問題にすり替えることができます。騙すというのは、嘘をつくことではありません。騙すというのは、嘘を本当だと思い込ませることです。

2については、まず2種類あるということ。一つが「無意識」の時。つまり、自分の良心などに背いているということすら、気づいていない状態。「なんでこんなに苦しいのかわからない」、「なんでこんなに怒っているのかわからない」という得体のしれない心の葛藤を抱く時は、この「無意識」の分類によく当てはまります。

そして、もう一つが、「意識しながら」の時。これはまさに、 ...

人間関係と境界線

Thumbnail of post image 147

「境界線を持つ」とは、
自分の「やりたい」「したい」という感情を、
きちんと“自分のもの”として受け取ることです。
⇒境界線を持つとは、自分の「やりたい・したい」の感情を所有すること

でも、私たちはその感情を素直に受け入れたり、表現するのが苦手です。
「どう思われるか怖い」「関係が壊れるかもしれない」
――そんな不安から、心にフタをしてしまいます。

その結果、いつまでも心の奥に本当の気持ちが残り続け、
やがて「自分は何がしたいのかさえわからない」という状態に陥ってしまうんですね。

「言えない」ことで、心の中に起きていること

たとえば、こんな思考のループが起きます。

本音を言う → 関係が悪化する → 言わない
→ 偽りの思いで関係が進む → 自分の気持ちと乖離する

正直に話すのが怖い。
でも、話さないことで、うわべだけの関係しか築けない。
気づけば、自分を演じてばかりで、誰とも深くつながれない。
――そんなスパイラルに入ってしまうのです。 ...

心軽く生きるヒント

Thumbnail of post image 097

今回は、「自分迷子」について取り上げます。
たとえば、こんなことを感じていませんか?

◎自分って何だろう?何がしたいんだろう?と、ふと考え込んでしまう
◎特に気が合うわけでもないのに、なぜか友達付き合いを続けてしまっている
◎「これだ!」と思って始めた仕事なのに、転職を繰り返してしまう

これらに心当たりがある方は、「自分迷子」になっているかもしれません。
「こころの栄養」では、人間関係の境界線を整えて、心軽く生きていくヒントをお届けしています。
そしてその土台となるのが、「自分との境界線」を持つこと。
つまり、自分を知り、自分を受け入れるということです。

「人の目を気にして疲れてしまう」「他人軸で動いてしまう」——
そんな状態から抜け出すためにも、まずは自分迷子のサインに気づき、自分のことをちゃんと見てあげることを始めていきましょう。

自分を知るとはどういう意味か?

まず最初に、ここで言う「自分を知る」とは、決して心地よい作業ではありません。
むしろ、自分の生きづらさの原 ...