自分を知る/認める

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今回は、もっとサクサク仕事を進めるために捨てる思考、
【完璧主義】について、取り上げます。

このブログの中でも、別の角度から取り上げていますので、
参考にしてみてください。

考えすぎという完璧主義~じっとしているのをやめて、身体を動かす
完璧主義をやめるには?完璧主義のデメリットとやめるメリット

完璧主義の思考を捨てると、サクサク仕事が進みます。
理由は目的を【完璧】ではなくて、
【進めること】にしたからですね。

とはいえ、
なかなか仕事が進まない。
完璧主義が癖になっている。
かもしれません。

今回は、少しでもカチカチになった
「完璧主義」について、
もういいかな…と手放すきっかけになればと嬉しいです。

では、3つのポイントで書いていきます。

1つ目:改善がエンドレス?!

まずは、改善がエンドレスになっていること。
なかなか仕事が進まない時にありがちです。

つまり、エンドレスに、
「もっとい ...

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今回は「自己卑下」をテーマに取り上げます。
「どうせ、私はダメなんだから」という考えが習慣になっていませんか?

1. 自己卑下の思考が生むものとは?

自己卑下や自虐の思考は、まず結論から言うと、非生産的。
何も生み出さないどころか、あなたの人生に豊かさをもたらさず、
日々をつまらなくさせます。

「私はダメな人間だ」と繰り返すことで、
自己嫌悪や自分への嫌悪感が増し、毎日が息苦しく感じられるようになってしまうんです。

大切なのは、こうした思考は「利益をもたらさない」と認識すること。

「どうせ私が悪いのです。」という思い込み、
これが妄想であることに気づくことが第一歩です。

【心の栄養】「他人によって自分の価値を高めようとする考え方」を手放し心軽く生きる

2. 自己卑下を生む原因とそのクセ

では、なぜ私たちはこんな思考に陥ってしまうのでしょうか?

それは、完璧主義や白黒思考、そして被害者意識が原因であることが多いです。

例えば、何か小さな間違いに気づいた ...

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今回は、承認欲求について取り上げます。
前回のシリーズ⤵
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ④ー「自分のことが嫌い」の思いとどう向き合う!?

承認欲求とは?

承認欲求というのは、ずばり「認められたい欲求」ですね。

人は多かれ少なかれ、この欲求を持っています。

仕事しているなら、
「いい仕事しているね、助かるよ!」
と言われるとやる気が出てくるかもしれません。

勉強しているなら、
「テストでいい点を取ってすごいね、本当に優秀だね!」
と言われると嬉しくなるかもしれません。

逆に、
「君は本当に仕事ができないな!」
「本当に頭が悪いな!」

などと言われると、気持ちが下がってしまうかもしれません。

人に何を言われようが気にしないで!と言いたいところですが、
とはいえ、褒められて嬉しくなるのも、ダメ出しされて、がっかりするのも、自然な反応です。

「人からどう思われるか」が気になるという思いから解放されるには ...

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今回は、劣等感について取り上げます。

前回このシリーズで、「自分が嫌い」な人について書きました。
「自分が嫌い」という思いも、劣等感を感じているからこそ出てくる気持ちです。

アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ④ー「自分のことが嫌い」の思いとどう向き合う!?

劣等感の言葉の意味

劣等感という言葉は、そもそもどういう意味なのでしょう?

アドラーはドイツ語の「劣等感」という意味を、
「劣等感」=「価値」+「より少ない」+「感覚」に分解しています。

「~ができない」
「人から下位に見られた」
「人より優れていない」など、劣等感の感じ方は様々です。

ただ、共通しているのは、いずれも
自分の価値が下がったような気持ちになる
ということですね。

無力感を感じたり、自信喪失して自分のことが嫌いになったりすると、
自分の価値を正しく認識することが難しくなります。

ただ、そもそも価値というものは、
人がどう定義するかでどんな風にも変わってし ...

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今回は、「自分のことが嫌い」という思いを取り上げます。

言うまでもないですが、自分嫌いのまま「幸せ」にはなれません。

人生が充実している人。
何かに挑戦して努力している人。
心から喜んで、他人に尽くしたり親切ができる人。

こんな人は、
「自分」に対して、肯定的であり、「自分」の味方です。

自分が「自分」であることを良しとし、自分を大切にします。

【やる気がない時のすすめ】自分を責めずに、やる気のない自分を受け入れて!
【自責癖をなおしたい!】自分を責めてしまう癖があるときの対処法

一方で、今の現状がもし、

長年、何かに悩み続けている。
自分の人生が思うようにいかない。
対人関係が全然うまくいかない。

のような場合は、自分を肯定的に受け入れるのは難しくなります。

そして、落ち込んでいる自分に対して、

更に落ち込む。
更に自分に対する自信を失う。

というサイクルが続いてしまいます。

アドラーの ...

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アドラー心理学のテーマの一つ、「選択」について取り上げます。

一つ前のテーマ目的論について↓
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ①ー生い立ち・環境・家族のせいで変われない!?には目的論

「選択」は、アドラー心理学では重要な要素です。

毎日は選択の連続

アドラー心理学は勇気の心理学とも言われています。
「何かを選びとる」ということは、同時に「何かを選びとらないこと」
なんですね。
選択するというのは、大小あれ、まさに勇気です。

毎日、勇気を出して生きていますか?
勇気と書くと、何だか大げさな気がしてしまうかもしれません。

けれども、目の前にあるケーキ1つ、ランチ1つ、就職先1つ。
すべて選択したものなんですね。
同時に選択しなかったものを、今この瞬間、捨てているわけです。

日常の中で、「自分は、選択しているんだ」ということを認識できるかどうか。
これは、すごく大きなことです。

というのも、「選択している」ということを認めるまでは、違う ...

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今回は、ものを捨てたい!のに捨てられない思いについて取り上げます。

具体的には、漠然と「何となくものを減らしたいな!」ではなくて、
特定の対象物に対して、既にはっきりと、
「捨てたい!」という感情があるにもかかわらず、手放せないもの
についてです。

 

私は2015年から本格的に片付けを始めました。
ここでいう片付けとは、日常の整理整頓というよりも
ものを減らすなり、捨てるなりの片づけです。

ものを捨てる片付けは、空間が生まれ、心がすっきりする片付けですが、
手放す?手放さない?といった決断が必要な片付けでもあるんですね。

やっている途中で、むしろ部屋が一時的にかなり散らかったり、
決断疲れして、何だか余計にごちゃごちゃしてきたりすることもあります。

心軽く、さくさくと使わないものをどうするのかという決断が早くなると、
どんどん片付けが進みます。

そして、片付けが進むと、理想の住環境に近づくのでとても気持ちがいいものです。 ...

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「何かのせいで、こうなってしまって、変われない!」
と思う時、アドラー心理学にある目的論の考え方が役に立ちます。

「嫌われる勇気」(岸見一郎著、ダイヤモンド社)という本、
読まれましたか?

 

「嫌われる勇気(Amazonで見る)」(岸見一郎著、ダイヤモンド社)

今回は、この本のテーマになっているアドラー心理学にある目的論について取り上げます。

原因論では、変えられない過去に今が支配されてしまう

目的論は、「嫌われる勇気」の本の最初に取り上げられているテーマです。

目的論とは、
「○○だから△△が起きた」という因果関係を持たせる「原因論」
と反対の立場をとっています。

通常、何でも因果関係で考えてしまうことが多いと思います。
例えば、
慌てていたから忘れた。
食べたから眠くなった。

などなど。

私たちの頭は、「○○だから△△が起きた」
と、無意識に考えています。

それに対して、
目的 ...

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家族に対して、友人に対して、心の中で、

「あなたには言われたくない!」という思い。

今回はこの気持ちの正体について取り上げます。

まず、この思いに至ったきっかけは何でしょう

「わがまますぎる!」と言われた?
「ゲームばっかりしすぎ!」と言われた?
「デザート食べ過ぎ!」と言われた?
「何を言っているかわからない!」と言われた?

まず、この「何」を明確にしましょう。
そうしないと、

「あなたには言われたくない!」

の思いだけが心の中で独り歩きしてしまうからです。

きっかけは相手から言われた些細な一言でも、
自分の感情に変換してからは、自分のものになってしまいます。

苦い感情や苦しい感情を増幅させないようにするために、
相手の発した言葉は「何」か、ここにまずはしっかり境界線を持ちましょう。
そもそも、ことの発端は何だっけ?を明確にするということです。

【他人との境界線問題】他人の感情処理をしているとはどういう状 ...

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こんにちは。

今回は、後悔の先にあるものについて取り上げたいと思います。

ふと、過去のことを思い出して、

「あの時こうすれば良かった。」
「今だったらこうするのにな。」

のような後悔。

辛いこと、否定的な考え、苦しいことがあった時に、

「そう思って自然だよ。」

と、まずは感情自体を否定しないことは大切です。

まずは受け入れる。それから次のことを考えていけばいい。

感情をどうにかしようとすると、ドツボにハマります。
なぜなら、感情って、一瞬でやってくるものだから。
感情からの反応はどうこうできても、感情そのものは、あまりコントロールできないんです。

 

でも、後悔は、感情と違って、コントロールできるんですね。

なぜなら、感情のようにコンマ何秒でふわっとわいてくるものというよりも、

頭の中でごちゃごちゃ

考えているものだからです。後悔って、感情ではなくて思考なんです。

こう ...