心軽く生きるヒント

何か新しい習慣を始めようと思ったり、自分の生活が改善することをやってみようと思っても、
「頭では分かっているけれど、できない」と思ったことはありますか。

頭では分かっているけれど、できないというのは、何だかすっきりしない気分ですよね。
例えば、早起き。運動。ダイエット。

こういう日常の些細な良い習慣について、スムーズに、自分がしたいように出来ていますか?

今回は、「頭ではわかっているけれどできない」気持ちについて取り上げます。

頭と体は一致している。分離していると考えるのをやめてみる。

頭では分かっているけれども、できないという考え方というのは、頭と体が一致していないという立場に立っています。

私たちは、物事を考えて、その上で行動するんです。

頭で考えていることが、行動できないということは、すごく不自由な生き方ではないですか?例えばご飯を食べたいと思ったら、食べます。人に謝りたいと思ったら、謝ります。

やりたいと思っていることをやっている状態。
やりたくないと思っていることを ...

心軽く生きるヒント

今回は、ウォーキングについて取り上げます。あなたはウォーキングをしていますか?

ウォーキングは、気軽な運動方法なので、車の運転が多い方、座りっぱなしが多い方には、ぜひおすすめしたい運動習慣です。忙しい人のための、継続のコツも、最後に紹介します。

目標ステップは低めに!常に携帯を持ち歩いていないから

理想的な歩数は約 8000歩という風に言われています。

でも、もしあなたが歩数計を持っていなくて、携帯で歩数を測るなら1日8000歩の目標をやめましょう。

私は携帯のアプリを使って、歩数をチェックしています。1 日 8000 歩を目標にして、携帯のアプリで管理すると、大抵歩きすぎになってしまいます。 過剰に歩いてしまうと、逆効果です。何でもやりすぎは良くないですね。疲れが溜まってしまいます。

なので、歩数は 8000歩にせず、6000 歩にしています。携帯を持たずに歩き回っている時間があるからです。それをざっくり2000歩と換算しています。毎日 6000 歩でも、外で30分以上歩く必要が出てきますので、かなりの運動量です。

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私は、すごくせっかちなところがあります。でも、せっかちは、こころの栄養にはならないと気づいてから、手放し始めました。せっかちというのは、急げ急げの考え方ですね。スピード感があるので、決められたことを短時間にやりきるという意味では、強みになることもあります。でも、やはり、落ち着きがないという意味では、心休まらず、弊害も多いもの。ちなみに、せっかちを英語にすると、impatientでした。「忍耐のなさ」ってことですね。弊害のイメージが、より顕著に見えます。今回は、せっかちであることの3つのデメリットを取り上げます。デメリット1:続かないので、コツコツ積み上げることができないせっかちであるというのは、たとえば、ある人が10分でやることを、1分でやろうとします。そのために、急ぐんです。せっかちになれる程の体力があるというのは、素晴らしいことですが、同時に、短時間に膨大なエネルギーを一気に消費するため、疲れやすいんです。次、次と、今この瞬間から、先のことを考えます。頭の中はいつも「急げ!」のモードです。一体、どこへ向かって急いでいるんでしょうね。そこで節約できた、1時間、2時間があったとしても、 ...

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私は、物事をポジティブに考えようとする傾向があります。これは、決していい意味ではないです。物事をポジティブに考えようとするというのは、そう考えられない時は、ネガティブになるという意味です。

つまり、すごく極端なわけです。ポジティブ思考というのは、私にとっては、全然いい意味ではないんですね。ポジティブ思考というのは、デフォルトがネガティブ思考になっているので、わざわざ気分を上げるような「ポジティブ思考」が必要になるわけです。

心が落ち着いていると、瞬発的に気分を上げようとする、ポジティブ思考に頼らなくても、自然と、物事を冷静に、見ることができます。でも、心が落ち着いていないと、常にふわふわと宙に浮いているような感じで、安定感がなく、感情の波も激しくなります。

物事は、ポジティブもネガティブも、両面があって、そして同時に、ポジティブでもネガティブでもない、様々な見方もあるんです。自分が考えていることなど、無数の選択肢の中の一つに過ぎないんですね。

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今回は、「怒る」という感情について、取り上げます。「怒る」というのは、 ...

自分を知る/認める

私自身、以前に自分で自分に厳しいところがあるなととことん自覚した時、
「自分に厳しい」は全く持って自分の味方にならないので、手放す決断をしました。

でも、そもそも自分に厳しいって、自分で認めるまで、すごく時間がかかりました(涙)。

今なぜこんなにも時間がかかったのかと思うと、
もう一人の内なる自分が「何言ってるんだよ!」って、更に厳しいことを言ってくるんですね。

本当に、典型的な、自分に厳しい人ですね。

クリティカル・ペアレントと言って、批判的な親が自分を支配する傾向が強く出ていると、
こういう「厳しさ」が出てきます。
興味のある方は、「Critical Parent」とか、「エゴグラム」とか「交流分析」とかで、調べてみてください。
【心理学】交流分析ー人生態度「私もあなたもOK」自己肯定・他者肯定

「自分への厳しさ」というのは、決してネガティブなものだけではないです。
時に成長の起爆剤とする厳しさは健全です。

自分を過剰に責めたりとか、自分を傷つけた ...

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私は時間制限のない仕事については、いつまで経っても終わらないことがあります。なぜかというと、少しでも「より良く」という気持ちが強く出てくるからです。

少しでも「より良く」っていうのは、ここでは全然いい意味ではないです。ただ単に、「終わらない」だけですから。もっと言うと、終わらないのはまだましで、いつまでも「より良く」を考えて、始めないことだってあるくらいです。締め切りがあったり、終わりの時間が決まっているものだと、自分の中で十分に出来ようが、出来まいが、強制的に終わりが来るので、終了できます。

でも、時間制限がないと、際限なく、「ああでもない」「こうでもない」と考えてしまうことがあります。

完璧主義ですね。ただの考えすぎかもしれませんが。完璧主義は、こころの栄養にはならないと自覚してから、随分と前に、この考え方を大切にするのはやめました。それでも、やっぱり長年癖になったものは、気づいたら、ぽっと出てくることがあります。

洋服を捨てるのと違って、考え方の癖や思考って、認識しても、捨てても、ふっとまた戻ってきたりするから、厄介です。

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今日は、朝からウォーキングをしました。私は、いつも夕飯の後に、ウォーキングをすることがあるのですが、夕飯の後だと、出来たり、出来なかったりすることがあるんです。

今から、2週間前くらいに、朝にウォーキングを習慣にしている人の話を聞いたんです。その時に、私は自分の心が「いいな、私もやりたいな。」と思ったんですね。でも、すぐに実現することはしませんでした。新しい習慣を取り入れたり、新しい何かをやるということは、すごい大きな変化だからです。だから、慌てず、時が来たら、きっとやると軽く受け止めました。本当にいいと思って、本当にやりたいと思ったことは、いつの日か、必ずやる自分がいるんだと、自分で自分を信じてあげるのは、すごく自分に優しいことです。

「今すぐ」とか「今日から」とか、こういう言葉は、ただでさえ、せっかちで、気分屋で、変に真面目過ぎる性格の私にとっては、むしろ自分を締め付けるだけだと気づいてから、「今すぐ」に価値を置くことをやめました。

そして、今日、朝起きて、なぜか自然と、ふっと、「朝、ウォーキングに出かけよう!」と思えたんですね。私のタイミ ...

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「完璧にできないなら意味がない」と感じて、
行動にブレーキがかかっていませんか?

完璧主義は一見、向上心の表れのように見えます。
でも実は、自分を苦しめてしまう落とし穴がたくさん!

完璧主義を手放すには、まず「やめることで得られるメリット」と「続けることで生じるデメリット」をしっかり理解することが大切です。
そうすることで、心から納得して、行動に移しやすくなります。

完璧主義のデメリット1. 視野が狭くなる(白黒思考)

完璧主義になると、物事を「できた or ダメ」の二択でしか判断できなくなりがちです。

たとえば「毎朝7時前に起きる」と決めて、
7時10分に起きただけで「今日は失敗だ」と感じてしまう。
実際は前より早く起きているのに、自分を認めることができなくなります。

視点が「白」か「黒」しかないと、可能性を狭めてしまうんですね。
実際の世界はもっと多様で、グレーやカラフルな選択肢がたくさんあるのに。
それに気づけなくなるのはとてももったいないことです。

2. ...

心軽く生きるヒント

私は自分の人生を振り返った時に、多くの時間を無駄にしてきたということの一つに、「心配」という感情の処理があります。

この感情の処理がうまくできず、絶えず心配しているという日々を長く過ごしてきました。

今回は、日々の生活の中で、心配に押しつぶされそうになっている時に、どのように対処していくのかについてです。

心配とは今を放棄した時間の使い方

心配というのは、未来のことを考えています。過去を心配する人はいないでしょう。なぜなら、過去は変えられないという事実を、誰もが知っているからです。誰もが未来を心配します。なぜ未来を心配するかというと、未来は良いものにならないかもしれないという前提条件が頭の中にあるからです。

今の連続は、未来を創っていきます。「未来は良いものにならない」という人は、今、十分に満足できていない場合が多いです。今、満足していないと、今の連続が未来を創っていくので、未来が良いものにならないという発想に結びつくことは自然です。

なので、心配を少なくするためには、「今」を改善していく必要があります。習慣を見直していく ...

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頂いたメッセージを回答します。

私はHSPの特性を持っており、五感が研ぎ澄まされていて、とても感じやすく、生活が不自由です。
職場にいても、家にいても、気が休まるときがほとんどないです。
ときには、HSPでよかったと思えるときがあるのですが、やっぱり、デメリットが多いです。
少しでも過ごしやすくなる方法があれば教えて下さい。

お便りありがとうございます。

私は、HSPという言葉を何度か聞いたことがありますが、内容はよく知らなかったので、調べてみました。HSPは「とても繊細な人」という意味でしたね。病名でも、診断名でもなく、心理学の言葉ということでした。

とても繊細な人という意味では、私もとても繊細な方かもしれません。色々なことが気になりますし、些細なことを気にして、大事(おおごと)にしてしまうことがあります。

日本人の中には5人に1人はHSPのようです。日本人は、「細かいことに気にしやすい」国民性であるのは、今、私が住んでいるアメリカ人の様子を見ると、確かにそうだなと思うことは多々あります。 ...