【他人の要求に応えてばかりで疲れている人へ】ノー(No!)を言うことの始め方
今回は、境界線の中でも、「自分の境界線を守ること」について取り上げます。
「自己都合の要求ばっかり主張してくる人」には、はっきりノーと言うことは、自分の境界線を守るためには必要不可欠です。
イエスとノーは対等です。
しっかりとノーが言えるようになること、これは、境界線においてはとても重要です。
たとえば・・・
■身体が疲れていて、休みたいにも関わらずしつこくセックスを強要してくる妻・・・
■車を持っているという理由だけで、子供の送迎を頼んでくる同世代のお母さん・・・
■親の仕送りを当てにして、お金を請求し続ける子供・・・
彼らは、境界線が曖昧になっています。
「私のものは私のもの。あなたのものも私のもの。」
という状態が起きてしまっています。
もし、あなたが妻に合わせ、友達を車に乗せてあげて、子供にお金を補充し続けているのなら、「いい人」ではなくて、「使われる人」になってしまっています。
もし、「使われる人」になり続けると、要求してくる相手はどう ...
【人間関係の境界線】境界線を持つことによる3つのリスク
今回は、境界線を持つことによる3つのリスクについて取り上げます。
境界線というのは、
どこまでが自分の責任で、どこまでが他人の責任なのかという”目に見えない線引き”
です。
この境界線が不明確になっている結果、本来入るべきではない他人の領域に踏み込んだり、本来入れるべきではない自分の領域に他人を招いたりしてしまいます。
結果、人間関係の衝突が起きやすくなります。
こころの栄養では、徹底的に、
境界線を持ちましょう!!
と伝えています。
とはいえ、境界線を持つということに、ネガティブなイメージや、何か違和感を感じていらっしゃる方もいます。
そもそも境界線を持つことに、リスクはないのか?
という恐れに向き合うために、境界線を持つリスクについて3つの視点から取り上げます。
リスク1:仲間を失うのではないのか境界線を持つということは、
「No」と言うべきことに、「No」を言う
ことです。
【要注意】「あなたのためを思って言うけれど」の発言について
今回は、お節介の人に多い「あなたのためを思って言うけれど」の発言について、取り上げます。
【親切?アドバイス?コントロール?がうっとうしい!?】お節介な人との向き合い方
まず最初に、「あなたのためを思って言うけれど」という人が目の前に現れたら、要注意です。
「私はこうした方がいいと思う。ああした方がいいと思う。」と自分の意見をつらつら言っているなら、あなたにとってはうるさいかもしれませんが、まだセーフです。
でも、「あなたのためを思って言うけれど、あなたは・・・こうして、ああして・・・。」という、他人を主語にあれこれ言ってきたり指図してくる人は、少し注意が必要です。
境界線侵入している可能性が大です。
人間関係の中で、
「入り込んではいけないラインに踏み込んでしまうこと」
これが、境界線の侵入です。
境界線を認識するには?人間関係の境界線に問題があるかどうかを見極める3つのサイン
どこまでが自分で、どこまでが相手なのかという境界線がうまく機能していない時、人間関 ...
人間関係の境界線ってそもそも何!?どんな人が特に必要!?
今回は、人間関係の境界線ってそもそも、何?そして、どんな人に必要なのか?について取り上げたいと思います。
人間関係の境界線って?私のブログでは、結構しつこいくらい、境界線、境界線って言っています。
というのも、このブログのメインテーマだからです。
でも、初めて聞く人は、境界線?!なんだ、それ?って思うかもしれません。家と家の境界線?土地の境界線?となってしまっても、おかしくないです。
そう、境界線ってわかりにくい言葉です。
ただ、一単語で言える表現で、一番意味が通るのが、今のところ境界線なので、この言葉を使っています。英語でバウンダリーって言いますが、バウンダリーって言っても、同じくらいわかりにくいかなと思います。
なので、こころの栄養では、境界線って言葉を使っています。
このウェブサイトの最初のタブのところに「人間関係の境界線とは?」という固定のページを挙げています。境界線に対して、??になったら、参照にしてもらえると嬉しいです。
さて、人間関係の境界線とは何か?ということですが、シ ...
切り捨てる!?境界線についてマイナスイメージがなかなか消えない人へ
私は、こころの栄養で「境界線を持とう」と伝えています。ただ、境界線っていう言葉は、やっぱり誤解されやすいです。
人間関係の境界線
境界線を持つ=縁を切るようなイメージを持たれやすいですね。
はいはい、関係を断ち切ればいいんでしょう。心を鬼にすればいいんでしょう。と考えている人もいます。
境界線を持つと、冷たい人間になるとか、人間関係が希薄になるとか勘違いしている人もいます。
今回は、境界線に対して、マイナスイメージを持っている人に向けて、境界線ってそもそも何のために持つの?っていう話を取り上げます。
境界線って何のために持つの?最初に結論からです。境界線は何のために持つのかと言ったら、一言で、
人間関係のごちゃごちゃで、頭を悩ませているのをやめるため
です。
これだけです。
境界線を持つことで、親しい友人ができました!とか、仕事がストレスフリーになりました!とか、夫婦関係がよくなって、喧嘩がなくなりました!とか、子供の問題が解消しました!とか。
そう ...
境界線を生活の中で意識することで、人間関係の悩みが少なくなった
ブログ拝読しました。
「境界線」について、以前から学ばさせていただいています。
生活の中でも意識し、行動するように心掛けています。仕事の上では特に。
私は、境界線という言葉を知るまでは、少し前のめりぐらいに、人の中へ侵入していました。結果、濃い人間関係が生まれたこともありますし、相手に嫌悪感を与えてしまったこともあります。要は、遠慮というものがなく、グイグイと突き進むタイプでした。
境界線を学んでからは、どちらかというと、受身になり、とても人付き合いが慎重になり、観察するように変化してきました。
刺激や、感動は少なくなりましたが、割りとフラットでいられ、人間関係で悩むことが少なくなりました。
境界線をもちながらも、感動したり出きるといいのですが、私の場合、あまり心に動きが出てしまうと、身体にひびくので、悩ましいところです。
前職では、仕事柄、相手と距離を縮めることを求められるものが多かったですが、(境界線があいまい)、もし、また、そのような職に就くことになったら、境界線を意識してチャレンジしてみたいと思います。そうしたら、も ...
いい娘・いい息子を演じるメリットなし:親子関係の境界線を持つこと
連続して、境界線について取り上げています。特に、3日間、連続で読んでいただいた方、ありがとうございます。
親との距離感:親子の適切な境界線を持つためにできる3つのこと
境界線を認識するには?人間関係の境界線に問題があるかどうかを見極める3つのサイン
さて、今回のテーマは、いい娘・いい息子を演じることをやめるということです。キーワードは演じるです。
私たちはリアルな世界に住んでいます。生活の毎日で、目の前で常にカメラが回っている方はそんなに多くないでしょう。ほとんどの場合は、演じているのではなくて、現実です。
なので、舞台が現実なのに「演じる」ということをしていると、シンプルではないですよね。
正直に生きている?自分の心に嘘をついてしんどい人へ
今回は、親に尽くしている人、尽くしているとまでは言わないけれど、親のことで負担を感じている人、自分の心を重くしてまで、いい娘・いい息子をやっている人に向けて書いています。
親からどう思われたいか気にしていないか?親から「いい娘」「いい息子」と思わ ...
境界線を認識するには?人間関係の境界線に問題があるかどうかを見極める3つのサイン
前回の記事で、境界線について取り上げました。
親との距離感:親子の適切な境界線を持つためにできる3つのこと
境界線の問題というのは根が深いです。なぜなら、境界線というのが認識しづらいからです。境界線の問題があると認識できると、具体的に改善に向けて取り組むことができます。でも認識できないと、そもそも何からしていけばいいのか分かりません。
片付けの場合は、目に見えますよね。例えば、「自分にはものが多すぎる」と認識し、「使わないものが多い」「無駄な買い物が多い」「がらくたが多い」などと認識することも、できるでしょう。
更には、「部屋は散らかっている」「自分が所有しているものは、理想のものじゃない」「自分のクローゼットは使いづらい」などと認識できるかもしれません。
こういう認識があって、はじめて「よし、断捨離をしよう!」となったりします。
ただ、人間関係の境界線の場合は、ものの場合と違って、「目に見えづらい」んです。なので、ものよりももっと認識しづらいものです。認識できないと当然、対策をとることも難しくなります。
親との距離感:親子の適切な境界線を持つためにできる3つのこと
こころの栄養で、「境界線を持つ」ということは、主要テーマの一つです。今回は親子関係の境界線について取り上げます。
人間関係の境界線
親子関係で、境界線がうまく機能していないと、ほぼ間違いなく問題が起きます。私も随分と長い間、曖昧な境界線の親子関係でした。私から両親への、「親離れ」と、両親から私への「子離れ」。この両方が問題としてあったと思います。
親離れの方は、私は私。親は親として、ちゃんと自ら、親と自分の間に線を引くってことですね。そして、子離れの方は、単純に、親を自分の領域には入れ込まないってことですね。
いつから子供から大人になるのか、これは各家庭様々ですが、18歳、20歳頃からはもう完全に大人でいいのでしょう。
親子関係に適切な境界線を持たず、いつまでも子ども扱いして、構ったり、いつまでも子供でいることに留まって、親が構ってくるのを受け入れていたりしていると、どんどん、癒着関係が広がっていきます。
なので、30代になっても、40代になっても、境界線が全く機能していない親子関係を持っていない人は、普通に ...
人間関係の境界線:一緒に行くと約束した友人同士が仲良くない!?
小学生の娘が、夏祭りに一緒に行く約束を随分前に、2人の同級生としました。その後、もう1人の同級生が、娘と一緒に行きたいと言ってきて、娘は承諾しました。そして、先週、もう2人の同級生が一緒に行きたいと言ってきて、娘は承諾しましたが、最後に約束した子は、娘が最初に約束をした友人とあまり仲がよくないことが発覚して、困っています。
今回は、育児をしているお母さんの立場の方から相談を頂きました。メッセージありがとうございます。今回は、こちらに回答します。
人間関係の境界線というのは、こころの栄養では、メインテーマの一つです。
今回は、最初は娘さん込みで3人で行く夏祭りが4人になり、そして、6人になったんですね。みんな仲良し6人ならいいけれど、その中で少し人間関係のトラブルがあったようですね。
まず、最初に、約束というものは、口約束であろうが、紙約束であろうが、守ることはとても大切なことですよね。なので、娘さんが、結果的に5人の同級生と「一緒に行く。」という約束をしたなら、約束を守るということはすごく大事で、そうしようとしているからこその悩みで ...