境界線を持つとは、自分の「やりたい・したい」の感情を所有すること
こんにちは。
境界線の問題の一つに、
「本当はしたくないのに、する」というのがあります。
これは、なぜ起きるのかというと、
自分の「したい」という感情を所有できていない
からなんですね。
もう少し言うと、
「自分が何をしたいのか」「したくないのか」よく分からない
状態なんですね。
この状態は、自分の意見がないので、
他人に流されやすいです。
休日のプラン一つすらも、
「本当は何がしたいのか」よくわからなかったりするんですね。
その結果、なんとなく、他人の意向に沿って、流れていきます。
ただ、流れは「他人が作っている流れ」なので、
少しでも自分に耐えがたいことが起こると、
他人の意見に賛成したにもかかわらず、
一気に大きな喧嘩に発展したり、苦しい気持ちになったりします。
というのも、他人の流れに入る前には、
「本当はそんなことをしたくなかった」
という自分が見えていなかったからなんですね。
とりあえず、流れで同意した結果、我慢ができない状況になって、
ようやく、やっと、「したくなかった気持ち」に気づけるという状態です。
心の中にぐちゃぐちゃとした思いを抱えていては、
自分がいざという時に、何を言えばいいのかわからないというのは、自然なことです。
そして、自分が話す機会があったとしても、
言おうか言うまいかを迷っているうちに、
声の大きい人の言った意見で進んでしまうんですね。
何を言うべきか、言わないべきか。
どこを賛成するか、反対するか。
自分の思いを把握できなくなってしまったのは、境界線の問題です。
長い年月をかけて自分の思いや望みをちゃんと所有できなかったのも、
自分の思いや望みを自ら否定し続けてしまったのも、
そうならざるを得ない、そうすることで自分を守る何かがあったはずです。
だから、それはそれでよし。
ただ、今日からもっと、今より一歩「自分を大切にする」を始めていけば大丈夫です。
まずは自分が何をしたいのかに向き合うこと。
そんな大げさなことじゃないです。
「私はこうしたい。」という結論を出し、それを所有し始めること。
境界線がうまく機能していると、
自分のやりたいことがちゃんとわかっているので、
他人の流れにのるときも、ちゃんと「自分のやりたい」とマッチしていることにのります。
最初は、難しく感じるかもしれません。
でも、「自分を大切にすること」に直結してくるんです。
だから、自分の思いを所有する価値はあります。
自分の思いをちゃんと所有して、表現していくことは、
自分を大切にしている証拠です。
なので、
今日から自分の「やりたい・したいという感情」に境界線をもって、
自分を大切にしていきましょう。
本当はやりたくないことは、ノーと言い、
本当はやりたいことに、イエスと言うことを始めましょう。
すると、毎日がどんどん楽しくなってきますよ。
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