自分の人生に満足できない理由
自分の人生に満足していない人って、「自分は足りない」と思っています。
何に?
お金に。
愛に。
地位に。
交流関係に。
容姿に。
・・・
その他もろもろ。
とにかく「足りない」と思っている。だから、満足しない。
で、その次に思うことがほぼ100%これ。
「もう少し足りたら・・・」
・・・
・・・
・・・
このループをやり続けている限り、自分の人生に満足することなんて、死ぬまできません。
本当、死ぬまでこない。
数字に限界がないことを知れば明らか。
数字に最大値なんてない。0を加え続ければ、どこまでも大きくなってしまう。つまり、限界がない。
でも・・・
それは嘘。
ただの理屈上の話。
真理は、限界はある・・・です。
時間も資源も限界はあるし、1日にやれることにも限界はあるし、食べられる量も限界があるし、歩ける量だって限界はある。
自分の人生に満足していない人は、ほぼほぼ「可能性は無限・・・なのに」とかいう思考に惑わされている。「なのに・・・私はなんでこうなんだろう」っていう流れ。
前提が間違っているから、満足できない。
前提は「無限」でも、「限りなく無限に近い・・・」でもなく、「有限」つまり、「限界はある」。
神様じゃないんだから。人間としての分際があるし、100%死ぬし、全ては他の誰かの所有物になるか、消えてなくなる。
これが事実。
だから、まず前提条件として「限界」を認めると、次第に見え方が変わってくる。
そして、「限界」を認めた上で、次に気づいてもらいたいことが⬇︎。
自分がやってることは、実は『自分にとって』スゴイことだっていうこと。
最初は勘違いでもいいです。
他人にとって・・・じゃなくて、『自分にとって』ね。
だって、1日24時間ある中で、自分が自分のために自分が選んでいることは、自分にとってすごいことに決まっている。誰だって、自分を痛めつけたくないし、不幸にしたくない。
だから、どんな決断、選択であれ、今やっていることはとにかく『自分にとって』すごいこと。『自分にとって』いいこと。
これを認める。
絶えず、自分はベストを選んでいるに決まっている・・・ってことを認める。
そうしたら、最初の「足りない・・・」が減ってくるから、気持ちが段々と穏やかになってくる。穏やかになった上で考えることは、やっぱり自分にとってベストなことだから。
結局、自分に満足できなかったのは、いつも心のどこかで『他人にとって』すごい自分になろうとしていたんだよね。
しかもその他人とは得体の知れない、誰か。もはや空気みたいなもの。
だから、その『他人』がいつも自分はすごくない、すごくないって思わせるから、全然自分の人生に満足していなかったんだよね。
それでもって、無限の可能性があると信じていたから、自分がすごくならないなんて、おかしい!?ってなって、ますます余計に苦しんでいたんだよね。
無限じゃないから。有限だから。
そして、自分自身の限られた時間、自分自身の限られた資源であなたが選択して、今やっていることは、実はすごいことだから。
自分が選んでいることは、『自分にとって』すごいいいことを選んでいるに決まっているから。まずはそれに気付こう。
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