心軽く生きるヒント

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相談してくださっている方と話している時に、
「自分は真面目すぎてしまうんです」という言葉が出てきて、

その瞬間、あ、私もすごく同じだなと思いました。

私もよく「真面目」「几帳面」と言われてきました。
特に20代の頃、職場でよく言われていました。
でも、自分では全然そんな意識がなかったんですよね。

相談者の方は「真面目すぎる」という自覚があるので、
そこは私と少し違うところ。

私は、人から「真面目すぎ」と言われ、
「え、私って真面目すぎるの……?」と気づいたタイプです。

なぜ自覚がなかったかというと、
私は基本、いろんなことを“早く進めたい”タイプで、
衝動的に行動してしまうことも多いんです。

思いついたらすぐ動くし、小中学生の頃、母親から、
「行き当たりばったり」「準備不足」「雑」と言われたことも。

そんな言葉も心に残ってか、
「私は真面目」なんて思う余地が ...

人間関係と境界線,心軽く生きるヒント

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他人の言動にすぐ反応してしまう。
深読みして疲れてしまう。不機嫌に振り回される。
そんな自分にそろそろしんどさを感じていませんか?

今回は、そんなテーマに対して、書いていきます。

~~

他人に何か心無いことを言われても、
変な態度をとられても、

自分自身で深く自分の中に取り入れないこと。

これってとっても大切なことです。

境界線を持つことは、
他人は他人。自分は自分。
他人の感情、他人の行動は、あくまで他人のもの。
ここに明確な線を持つこと。

境界線が曖昧だと、
他人がこのような行動や態度をしたのは、
「自分の何かがいけないからだ」とか思ったりするんです。

でも、こういう考えをしている限り、心重苦しく、
他人に振り回されてしまいます。

よく考えたら、おかしなこと。

他人って一言で言っても、色々な人がいます。
家族や友人はもちろんの事、職場の人や、近所の人、
お店や病院の人など ...

心軽く生きるヒント

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心の平安を取り戻すために ― 自分をジャッジせずに「観察する」ことから始めよう

今回は、「もっと日常の中に平安を取り戻したい」
「心の落ち着きを取り戻したい」「もっと穏やかでいたい」
そんな気持ちを持っている人に向けて書いていきます。

こうした穏やかさや落ち着きを望んでいるということは、
今の現実に少し焦りがあったり、イライラしやすかったり、
待つことが難しかったり、ちょっとしたことで反応してしまったり。
という現状があるかもしれません。

まず大切なのは、
自分がどんなことを考え、何に反応し、
どんな出来事が自分を感情的・衝動的にさせているのかを把握すること。

つまり、「今の自分はどういう人間になっているのか?」を、
ジャッジせずにちゃんと見ることです。

ここでのポイントは「ジャッジしない」ということ。
自分を観察しようとすると、つい、
「だから自分はダメなんだ」「こういう過去があるから仕方ない」と、
自分を責めたり、正当化したりしてしま ...

心軽く生きるヒント

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今回は、頂いたメッセージに回答します。

いろいろと読ませて頂いています。
日々、家族や友人達といろいろな事があり疲れています。
常に、イライラしたりジャッジしたり。。
何かが起こる度に、引っかかり前に進めません。人を、信じられず敵だと感じます。
心軽く生きて行くには、私には何が必要ですか?

何が必要かということですが、
「家族や友人たちと色々なことがあるから、○○」をやめることだと思います。
(○○に入るのは、できないとか疲れるとか、進まないとかそのような否定的な気持ち)

家族や友人たちは自分以外の人間ですから、もちろん色々ありますよね。
けれど、そこに振り回され続けていたら、いつまでも自分が整いません。

周りには常に誰かしら人はいるもの。
もちろん、完全に孤独になることが、自分を整え始められることでもないんです。

色々ある家族や友人たちとの中で、自分を整えていかないといけない。

だから、「家族や友人たちと色々なことがあるから、○○」をやめること ...

心軽く生きるヒント

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「考えすぎてしまって、いつも頭が疲れる」
「悩み始めると、ずっと同じことをぐるぐる考えてしまう」

そんなふうに感じることはありませんか?
今回は、「考える」と「悩む」の違い、
そして思考のループから抜け出すためのヒントについて書いていきます。

「考える」は未来を動かし、「悩む」は今を止める

まず、「考える」と「悩む」は似ているようで、全く違うもの。

「考える」は、目的に向かって現実的な行動を導き出すプロセス。
一方で「悩む」は、同じ思考を何度も繰り返して、結論が出ない状態です。

たとえば、「転職した方がいいかな?」という問いを持ったとき、
・必要なスキルを調べる
・求人を見てみる
・話を聞きに行ってみる
などの行動につながるのは“考える”。

一方で、
「失敗したらどうしよう」
「でも今のままも嫌だ」と
頭の中で何度も同じ言葉を繰り返して動けなくなっているのは“悩む”。

“考える”が現実を動かすのに対して、
“悩む”は ...

心軽く生きるヒント

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今回は、イライラしている状態とどのようにして向き合うか、
について書いていきたいと思います。

イライラしているときのサインとは

イライラしている状態というのは、自分が充実していないときに起こるサインです。
この原則を覚えておくだけで、物事への対処がぐっとスムーズになります。

「イライラする」というのは、人に対してだったり、
自分に対してだったり、さまざまなパターンがあります。

けれど、自分が満たされていて、やるべきことをきちんとやっていて、
心が充実しているときは、他人や感情に振り回されることが少なくなるんですね。

イライラの2つの対処法:「他人を変える」か「自分を変える」か

イライラしているときの対処法には大きく分けて2つあります。

ひとつは「他人を変えようとすること」。
もうひとつは「自分を変えること」です。

たとえば、イライラの原因が夫や義母、あるいは自分の母親だったとき。

多くの場合、「あの人がもっとこうしてくれたら」
「あんな態度を取らなければ ...

心軽く生きるヒント

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こんにちは。
今回は、人間関係全般について、取り上げたいなと思います。

人間関係で大切にすべき視点

まず最初に伝えたいことは――

自分に親切にしてくれる人、
よくしてくれる人、愛情を示してくれる人、気にかけてくれる人を、
本当に大切にしていますか?ということです。

世の中には、思っている以上に「良い人」「親切な人」がたくさんいます。

けれども私たちは、人間関係においてついこんな間違いをしがちです。

「この人は親だから付き合う」

「この人はいとこだから付き合う」

「同僚だから」「同級生だから」「近所だから」…

つまり、“自分との関係性”を基準にして、
付き合うかどうかを決めてしまう癖 ...

心軽く生きるヒント

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原因探しで、疲れていませんか?

たとえば、

「私って、なんでこんなふうにできないんだろう?」
「どうして、いつもこう考えてしまうんだろう?」

…そんなふうに、自分を責めること。

これって実は“期待”があるからなんです。

こうできるべき。
こう考えるべき。

そんな「自分に対する期待」を、無意識に持っています。

そして、自分でその期待をつくっておきながら、

自分で応えられずに、苦しんでしまうんです。

じゃあ、どうしたらいいのか?

「その期待、とんかちで叩いて壊しちゃいましょう。」
…なんて言うと、ちょっと極端に聞こえるかもしれませんね。

でも、本当に大事な問いはこれです。

「思い悩む原因になっている“期待”って、本当に持つ価値があるの?」

とはいえ、なかなか手放せない。なぜかというと、

「今は無理だけど、いつかは期待に応えられ ...

心軽く生きるヒント

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今回は、「怒りとの向き合い方」についてお話ししたいと思います。

怒りの奥にある「期待」とどう向き合うか

怒りの感情の背景には、実は“期待”が隠れていることがよくあります。
私たちは無意識に、「相手にはこうしてほしい」「こうあるべきだ」と期待しています。
そして、その期待が裏切られると、失望や悲しみを感じ、それが怒りへと変わるのです。

では、「期待しなければ怒らずに済むのでは?」と思うかもしれません。
確かに、期待を手放せれば、他人の言動に過剰に反応せずにいられる場面は増えるでしょう。

ですが、私たちは人間。
親、パートナー、上司、友人に対して「こうであってほしい」と願うのは自然なこと。
期待そのものが悪いわけではありません。

大切なのは、「どんな期待をしているのか」を自覚すること。
そして、その期待を自分の内側に押し込めるのではなく、
「丁寧なコミュニケーション」によって、相手に伝えていくことが大事なのです。

感情を整える第一歩は「自己認識」

相手に思いを伝えるには、 ...

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イライラは「感情」ではなく「サイン」

「なんだか今日もずっとイライラしていた」――そんな日、ありませんか?
実はイライラは悪いことではなく、体と心からの大切なサインです。

トイレを我慢している時や、お腹が空いているとき。
そういうちょっとした不快感が重なると、人は自然とイライラします。
これが一瞬なら自然なこと。
でもそれが何時間も、何日も続いてしまうと、人生そのものが「イライラを我慢すること」で埋まってしまうのです。

そんな状態を放っておくと、無意識のうちに疲れがたまり、余裕がなくなって、心までカサカサに。
まずは「今、自分は満たされているかな?」と問いかけてみることから始めてみましょう。

魔法の質問「今、満たされてる?」

イライラを手放す第一歩は、自分に問いかけることです。
その質問は、とてもシンプル。

「今、自分は満たされてる?」

この問いを自分に向けてみると、驚くほど本当のニーズに気づけます。
たとえば、実は喉が乾いていた、お腹が空いていた、眠れていなかった―― ...