軽く生きるために捨てた方がいい3つの考え方

勇気と挑戦

軽く生きるために、捨てた方がいい3つの考え方↓。

1.「負けたくない」という気持ち

2.「認められたい」という気持ち

3.「知っていたい」という気持ち

順番に見ていきます。

「負けたくない」という気持ち

私が子供の時、「負けず嫌い」と言う言葉は、どこかプラスの意味だったり、むしろ自分の強みやアピールポイントの表現でした。

でも、こころの栄養では、「負けず嫌い=重い」です。重すぎです。負けることが嫌!と言うこと自体が、そもそも完璧主義だし(勝つ以外受け入れられない点で)、なかなか挑戦できないし(失敗が許されない点で)、人からどう見られるか気にするし(負け=ダメな人と考える点で)・・・。

めちゃくちゃ重いです。

「負けず嫌い」じゃないと、成長できないとか、のんきすぎて、怠けちゃうとか思っている人は、罠があります。それは「勝つこと=人生がより良くなること」だと思っているから。

競争が通用するのは、オリンピックの世界が、受験の世界だけ。全員が同じものをやって、その遅い早い、高い低いで競う世界。

でも、そんなの一時的な世界だし、限られた世界です。

それ以外は全て、様々なバラエティが存在する世界で生きています。職業だって無数、性格だって無数、得意不得意も無数。

商品だって色々ある。好き嫌いだって色々ある。

負けず嫌いって、根っこには、自分以外を全て排除して、自分だけが目立ちたい、自分だけが1番になりたいって言う究極な自己中心が隠れています。

でも、世の中には、様々な人が住んでいて、基本は「お金」を用いて、物々交換しながら、みんなで助け合って生きているから、基本、分かち合い、シェアの心がないとやっていけない世界。だから、負けず嫌いだと、半端なく重苦しいよね。

「認められたい」という気持ち

周りの人から、他人から、認められたい!って気持ち。
承認欲求は人間なら誰でもある。

でも、他人は他人で、好き勝手にあなたのことを思う自由がある。で、もしそれを否定するなら、

あなただって、好き勝手に他人のことあれやこれやいつも頭の中で考えているでしょう!!!!

って話。

スーパーで買い物している時、コンビニ寄る時、仕事帰り、夜寝る前、好き勝手に、
「あの人はこうとか、ああとか考えてるでしょ!!!」

って話。

「認められたい」気持ちが強すぎると、ダメだしされるのを恐れたり、人の顔色を伺ったり、とっても窮屈。

めちゃくちゃ重いです。

多分、自分が人のことをマイナスに考える回数と同じくらい、どんなに頑張ったって、他人もあなたのことをマイナスに考える人がいます。このサイクルは止まらない。

認められたいって言うのは、他人に、
自分のことマイナスに考えるのやめてくれ!!!
って叫んでいるようなもの。

無理無理。
絶対がつくほど、無理。

それは他人の自由だから。絶対に奪えないことだから。

絶対にコントロールできないことに首をつっこもうとするから、「認められたい」気持ちって、重苦しいよね。

「知っていたい」という気持ち

「知りたい」じゃない、「知っていたい」。

この違いは何かというと、
「知っている自分じゃなきゃ満足できません」
って言う考え方。重い。重すぎです。

純粋に知的欲求の「知りたい」じゃない。

人間関係のあれこれ、何か起きた問題のあれこれ、何でもかんでも「知っていたい」「知っている」ことで安心しようとする人。

平気でど〜でもいいことにも首を突っ込んできたり、自分に関係の無いことでも、入り込んでくる。
いつも「知っていたい」から、「知れない」状態にされると、嫌われたとか、軽視されたとか感じやすい。だから、傷つきやすい。

重いね。

こころの栄養は軽く生きるためのもの。
どうでもいいことは積極的に情報を遮断して、頭をすっきりさせておかないと、本当に大切なことすら、しっかり考えられなくなるから。

コロナウイルスの感染者数と死者数を毎日ニュースで追って、重い空気に包まれる人も同じ。

知ったところでどうしようもない事、どうしようもできない事を知って、知って、知りまくって、頭をずっしりにさせる。だから、「知っていたい」気持ちって、本当に重苦しいよね。