人間関係で疲れてしまうとき、多くの場合「境界線」が曖昧になっています。 相手を変えるのではなく、自分を守るための境界線の考え方をまとめています。

人間関係と境界線

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夫にイライラする。
義母にイライラする。
子供にイライラする。

今回は、そんな人にイライラすることについて、取り上げたいと思います。

人にイライラする理由とは

まず最初に、人にイライラする理由は、「あなたの望んでいることと違うことを、他人がするから」です。

他人は自分じゃないから、自分の望んでいることと違うことをするのは、そもそも自然、当たり前のこと。

でも、そこに「こうであってほしいのに!」というあなたの強い要望、意志、コントロールが働くと、イライラしてくるんです。

なぜ同じことで何度もイライラするのか

ここで、「相手がこう動いてくれたら、私はイライラしないのに!」というのは、イライラの正体を「自分の外側」に置きたがっている状態です。

これは、考え方としては確かに一つの方法ではありますが、この考え方の欠点は、「他人は自分ではない」以上、いつもいつも同じようなことでイライラする羽目になります。

まさしく、他人に振り回されやすい人生になってしまうんです。

【夫婦問題】イライラ ...

人間関係と境界線

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夫・妻の好き勝手な行動にムカつく。イライラする。
そんな気持ちを抱いていませんか?

今回は、夫婦間における気持ちのイライラについて取り上げます。

まず結論から。ムカついているのは、ほとんどの場合、「思い通りにならない」からです。

自分が正しいとか、相手が間違っているとか関係なく。常識も関係なく。自分の考えている通りに、相手が動いてくれる時、イライラは出てきません。

そもそも相手は自分じゃない。だから、相手と自分が違う思いに基づいて、違う行動をとることは当たり前。この視点に立つことはすごく大切です。

相手と一致しないことにいちいち反応していたら、結婚生活はあっという間に壊れてしまいます。

また、相手と喧嘩しないことを目的にしてしまって、我慢に我慢を重ねてしまうのも健康的ではありません。表向きは平和な家庭に見えても、その感情が押し殺した我慢であるなら、どこかで爆発してしまいます。

家族の好き勝手?!「付き合ってられない」と思うのは我慢しすぎ

結婚生活は、元々は赤の他人同士が、寝食を ...

人間関係と境界線

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人間関係でモヤモヤしたとき。
親子関係のモヤモヤ、上司との関係のモヤモヤ、友人関係のモヤモヤ。
いろんな場面があると思います。

そんなとき、
「ちゃんと伝えたほうがいいのでは?」

「自分の気持ちは言わないといけないのでは?」と思うこともあります。

これはとても大切なことです。
ただ実は、「伝えること」だけでなく、「いつ伝えるか」というタイミングにも境界線があるんです。
今回はこのテーマについて取り上げます。

自分の意思を伝えることは「境界線」

まず最初に伝えたいこと。
あなたがどういう意思を持っていて、どういう思いがあって、どういう希望があるのか。それを丁寧に相手に伝えること。
これは境界線を明確にすることであり、とても大切なことです。

「言わなくても気づいてほしい」という考え方は、通用しないものだと割り切ったほうが、整理しやすくなります。

⇒【人間関係の悩み】「言わなくても分かって」と ...

人間関係と境界線

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人間関係で、モヤモヤすることありませんか?
「変な風に思われていないかな?」
「こう言った方がよかったのかな」
そんなふうに、人間関係で立ち止まってしまうこと。

でも実は、そのモヤモヤの正体は相手ではなく、自分の中にあることがほとんど。

今回は、「人間関係でモヤモヤする原因」と、その正体について整理していきます。

モヤモヤの正体は“自分の中”にある

人間関係の悩みって、結構パターンが似てるんです。

「あの人がこんなことをしてきた」「こんな対応をされた」とかでモヤモヤして、どうしようか迷ってしまう。決められなくなる。そういうことはけっこう多いんです。

悩み自体は、結局自分の中にあるもの。関わる人が変わると、当然悩みの内容も少し変わって見えるけれど、結局自分は同じだから、似たようなことに反応しやすいんです。
ここでのポイントは、自分に戻ること。

「自分はどうしたいのか」
「自分の軸はどこにあるのか」

これを考えることがすごく大事になってきます。

相手を変えて ...

人間関係と境界線

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境界線を持つというのは、「他人の影響を一切受けない」ということではないんですよね。
今回は、こんな内容について取り上げたいと思います。

他人の影響を受けるのは自然なこと

「他人の影響を受けない」なんていうのは、まったくもって非現実的。私たちは誰でも、人から言われた言葉に傷ついたり、疑問を感じたり。怒りを感じたり、ちょっと違和感を感じたりします。
こういう感情はとても普通のこと。

境界線を持つというのは、他人に何を言われようが動じないこと、みたいに勘違いしてしまうと、すごくしんどいものになるし、とっても不自然なものになってしまいます。

夫に「自己中心的だよね」と言われた私の例

例えば、私は夫に「それって自己中心的だよね」って言われたことがあるんです。

この言葉に、私はすごく敏感に反応しました。自分の行動が本当に自己中心的かどうかを分析するとか、正しいかどうかとか、そういう話ではなくて、単純に「不愉快だった」というのが事実なんですよね。

不愉快な言葉ってたくさんあると思います。
例えば「その服似合わないよ ...

人間関係と境界線

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今回は、夫の行動にイライラする、そんな気持ちの向き合い方について取り上げたいと思います。

まずは結論から。
夫が何をしたか、しているか、そんなことにイライラしているのは、恐らく「見過ぎ(=あなたが管理しすぎ)」と「頑張り過ぎ(=あなたがすごくよくやっている)」の2つの視点があります。

相談を受けている時に、「○○してくれない夫」や「○○をしている夫にイライラする」という言葉はよく聞きます。

例えば、寝っ転がっている夫。
テレビを見ている夫。
などなどです。

もし、あなたがそんな夫を見て、イライラしてきたときは、さっと別室に入って、全く関係のない自分事、もしくは自分がしたいことをすることをすごくお勧めします。

イライラの対象をずっと見ていると、イライラって増幅するんです。

見続けたところで変わるわけじゃない。
まして、イライラしている状態で、何かを言おうとするなら、自分の心が落ち着いていないから、思わぬ喧嘩に発 ...

人間関係と境界線

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何かの返事を待っていたり、電話を待っていたり。
そんな状況のとき、なかなか返事が来ない、電話が来ない、ということがあったら、どういうふうに思いますか?私は、すごく悩んでしまうタイプでした。

「あー、なんかあったのかな」とか、「何か間違えたのかな」とか、
「私がやるべきことをやっていないんじゃないかな」とか。

結果が来るまで、ソワソワしてしまうタイプだったんです。

頭の片隅では、
「そんなこと心配したってどうしようもない」「自分にはコントロールできない」
そう思っている。

でもやっぱり、どこかに引っかかっている。早くこのモヤモヤを取り除きたい、と思ってしまう。

でも実は、すごく単純なミスだった、ということもたくさんあります。
電話番号が間違って登録されていたとか。かけようにも、かけられなかったとか。いわゆるヒューマンエラー。

それなのに私たちは、
「優先順位を下げられているんじゃないか」とか、
「無視されているんじゃないか」とか。

どんどん物語 ...

人間関係と境界線

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私は境界線のことを日々発信していますが、境界線って本当に日常の中で具体的にやっていこうとすると、簡単なモノでもないなって思う時、たくさんあります。正直、しんどいなって思うときだってあるんです。

なぜかというと、境界線を機能させることって、本当に自分に戻っていくことなんですよね。自分自身になっていくこと。自分がどうするかっていうことを常に考えていく。ものすごく主体的な生き方。これが求められていくし、変化が求められていくんですよね。

実は私の夫は、ジグソーパズルが大好きなんです。そして彼はジグソーパズルが大好きなだけあって、本当に熱中するときは熱中します。何日かかけて千ピースとかをつなげるんですね。

一方の私は、ジグソーパズルは好きも嫌いも、そもそも何のためにするのかすら意味がわからないぐらい。子どもの遊びで10ピースぐらいのパズルを一緒に付き合うならまだしも、ひとりでコツコツとパズルを積み上げるなんて、理解できないんですね。

ジグソーパズルに限らず、人それぞれ熱中するものってたくさんあると思うんですよ。

人間関係と境界線

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前回、夫婦関係の終了ワード「じゃ離婚する?」という言葉の正体について、
取り上げました。
前回の記事⇒夫婦喧嘩で「じゃ離婚する?」と言う人の本当の意図|夫婦関係の終了ワードの正体

今回は、もう少し詳しく、
「じゃ離婚する?」という終了ワードを出す人の心理について、
3つの視点から見ていきたいと思います。

1つ目の視点【安全確認型】:終了ワードは、脅しというより「関係の安全確認」のため

まずは、1つ目。
実は、終了ワードを出す人は、「強気」に見えながら、
内面には恐怖であったり、不安をたくさん抱えていることがあります。
なので、夫婦喧嘩や衝突を、すぐに「危機」と変換しがちなんです。

衝突⇒不安⇒先に極端なカードを出す⇒相手の否定を確認する

という流れになりやすいです。
ちなみに、「うん、わかった離婚しよう」と相手側から出される可能性が高い場合は、
この「じゃ離婚する?」という表現はあまり出てきません。

むしろ、内側は「離婚は嫌」「でも嫌われているのもわか ...

人間関係と境界線

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今回は、夫婦関係の衝突があった際に、
「じゃ離婚する?」という言葉が出てくる背景にある気持ちについて、
取り上げたいと思います。

「じゃ離婚する?」の言葉は、終了ワードですよね。
離婚って夫婦関係の終了を意味します。

この終了ワードをなぜ会話の中でわざわざ出すのか?です。

この言葉は、実は、「問題を解決したい」ではなく「関係の上下を決めたい」
という意図が含まれていることがあります。

議論もコミュニケーションも、全部「これからどうする?」
というもの。

そして、喧嘩するのも、衝突があるのも、
お互いの心がすれ違い、葛藤が生まれるからこそ起きるもの。

そこで、終了ワードを出されるのは、
会話終了へ強制的に持っていく言葉なんですね。
だから、当然何も解決しない。
問題そのものを解決したいという思いから離れてしまっているんです。

離婚ワードは解決の言葉じゃなくて、
“関係リセット権を持ってる側”を演出する言葉に近いです。 ...