他人を変えることに興味がある人:自分はどう生きるのか?に取り組むのがこころの栄養
こころの栄養は、あなたが心軽く生きるためのものであって、あなたの周りにいる人を変えるためのものではないです。
私はいつも、あなたはどのように感じているのか?と問います。
こころの栄養とは?
私は、人の悩みや課題の相談に取り組む時に、事前にヒヤリングとして、どのような状況かを書いてもらうことがあります。
そして、この文章の書き方にパターンが2つあることに気づきます。
それは、主語が、自分になっているのか、他人になっているのかということです。
ある人は、夫が○○で、夫が△△で、困っている、離婚したい、許せない、慰謝料を請求したいなどと書きます。または、母親がもしくは職場の同僚が△△で嫌だなどと、終始他人視点で書きます。
ある人は、私は夫の○○に、△△のように反応してしまう、いつも怒ってしまう、自分を責めてしまうこともある。◆◆のようにしたいのに、××のことを考えてしまうなど、終始自分視点で書きます。
最初のヒヤリングは、出だしのスタートで、大抵、他人視点で書いていた人も、内容を深堀していく ...
【心軽く生きるために】やっていることと願望を一致させていく~蒔いたものが収穫物になる
私の家には今、ミニトマトがかなりの勢いで成長しています。
私の背丈を超えて、のびのびと成長しています。ふと横を見ると、近所の家では、その庭のフェンスを越えて、大きなひまわりが顔を出していました。ひまわりは、太陽の方を向いてキラキラ輝いていました。
私のミニトマトと、ひまわり、背丈が同じくらいだったんですね。
その時、「人は蒔いたものを得るな」というのを改めて感じました。
私がミニトマトの苗を植えたのは、4月の中旬です。ひまわりも植え付けの時期というのも、調べてみたら4月の下旬から5月なんですね。
つまり、大体同じ時期に植えたんだろうなと思います。同い年くらいです。そして、今は、2つとも、同じくらいの背丈で、大成長しています。
3、4か月前にとった選択が、今、目に見える形で育っています。私は当然ひまわりを得ることができません。欲しくても、3、4か月前に植えた苗はトマトだから。トマトからひまわりは育ちませんね。
私は自分の生活の中で、シンプルに考えるということをとても大切にしています。
目 ...
人間関係のトラブルがなくしたい:「感情的に生きる」をやめていく
こころの栄養では、心を軽くしてシンプルに考えていくことをすすめています。
人間関係のトラブルというのは心が重くなるものですよね。また境界線が曖昧な、複雑な関係を抱えていると、悩みの種が多くなってしまいます。
人間関係の境界線
【夫婦関係が改善しない!】夫(妻)を所有物化していませんか?境界線を持った関係性を始める
今回は人間関係のトラブルを少なくしていくために、「感情的に生きる」をやめていくことについて取り上げたいと思います。
感情的に生きるとは?あなたは感情的な人ですか?
そもそも感情的というのは、どういう意味でしょうか?
私たち人間は誰でも感情を持っています。そして、誰でも感じるということをしますよね。言葉には出さなくても、色々な感情が自分の心にあるというのはよくあることだと思います。
私たちは、もちろん感じていいんです!
感情的に生きるとは、感情のままに思ったことを言って、行動をとってしまうことです。感情が主導権を握っています。
感じていいし、思ってもいい ...
正直に生きている?自分の心に嘘をついてしんどい人へ
今回は、正直について、取り上げたいと思います。正直と聞くと、どんなことを思い出しますか?
私は、瞬間に思うのは、「正直者が馬鹿を見る」っていう言葉です。なんででしょう。正直に付随する言葉として、多分何度か聞いてきたからだと思います。
そもそも、正直って、言葉そんなに日常では使わない言葉な気がします。
「正直に言って!」っていう言葉が家庭内とか職場で出てきたら、明らかにやばいことが起きていますもんね。
わざわざ、「私正直なんです。」っていう人もあまりいないと思うし、「私、正直じゃないです。」なんて言ったら、え?嘘つきなの?ってなりますよね。
「正直に言えば、」こういう接続詞的な意味で使うのが多いかもしれませんね。
~~
さて、心において、正直であるということは、実はすごく難しいことです。
なぜなら、勇気がいるから。
正直でないというのは、どういうことかというと、見て見ぬふりをするってことです。例えば、お年寄りが目の前にいるのに、席を譲らないとか。
寝ていて、気づか ...
後悔との向き合い方:過去の後悔がふっとわいてきたときは?
ああすればよかった、こうすればよかった・・・もしくは、しなければよかった・・・など、後悔の気持ちがやってくることはありますか?
私は、何度も後悔をしたことがあります。日常の些細なことから、人生の大きな決断まで、沢山あります。ただ、後悔というよりも、「今の自分だったら、こうするかな。」みたいな考えに近いですが。
今回は、後悔について、シンプルに考えます。
後悔の気持ちがわいてきたきっかけは何?昨日まで、穏やかな1日を過ごしていたのに、ふっと後悔の気持ちがやってきて、その後悔の気持ちがまるでデフォルトのように頭の中に居座っていませんか?
後悔の気持ちを呼び起こしたトリガーは何でしょう?何か読んだもの?、見たもの?会った人?友人や知人から言われた言葉?
後悔というのは、ある日突然、ふっとわいてきたりするんですね。後悔していることは、過去のことです。当たり前ですが、過去のことなので、変えられないことです。
もし、変えられないことで、「変えられないから仕方ない!」と思って、「はい、次、次!」と進むことができるなら、そも ...
【やる気がない時のすすめ】自分を責めずに、やる気のない自分を受け入れて!
やる気があると、毎日が楽しく過ごせるのに、やる気がないと落ち込んだり、どんよりした気分になっていませんか?
やる気がない時というのは、誰にでもあるものです。やる気がある日、ない日があっても当たり前。人間ですから。
やる気がなくてもいいんです。やる気がなくて、そこから悩みに進んでしまうと、心が重くなってしまいます。でも、一時的にやる気がなくなってしまったという状態は、別に特別なことではありません。やる気は、また戻ってきますから。冷蔵庫が空になったくらいの気持ちでいてください。
今回は、やる気がない時に、どのような視点で、セルフチェックをしたらいいかということについて取り上げます。
タスクを詰め込み過ぎていないかやる気がない時というのは、まず最初に、1日のタスクを詰め込み過ぎてしまい、単純に疲れてしまっていることが挙げられます。
例えば、普段は一人で黙々と仕事をして、作業をしているのに、今日は朝から来客があったり、人と長い時間話したり。イレギュラーなことが刺激になって、疲れてしまうと、身体は元の状態に戻そうとします。一時的に ...
「自分に厳しい」をやめるには?自分に厳しいところを緩めていく3つのメリット
私自身、以前に自分で自分に厳しいところがあるなととことん自覚した時、
「自分に厳しい」は全く持って自分の味方にならないので、手放す決断をしました。
でも、そもそも自分に厳しいって、自分で認めるまで、すごく時間がかかりました(涙)。
今なぜこんなにも時間がかかったのかと思うと、
もう一人の内なる自分が「何言ってるんだよ!」って、更に厳しいことを言ってくるんですね。
本当に、典型的な、自分に厳しい人ですね。
クリティカル・ペアレントと言って、批判的な親が自分を支配する傾向が強く出ていると、
こういう「厳しさ」が出てきます。
興味のある方は、「Critical Parent」とか、「エゴグラム」とか「交流分析」とかで、調べてみてください。
【心理学】交流分析ー人生態度「私もあなたもOK」自己肯定・他者肯定
「自分への厳しさ」というのは、決してネガティブなものだけではないです。
時に成長の起爆剤とする厳しさは健全です。
自分を過剰に責めたりとか、自分を傷つけた ...
【生きづらさを見直すために】自分が大切にしてきた価値観を明確にして認めるとは
昇進しても、しなくても、私の価値は変わらない。
このワークやってくれましたか?
前回のワークに、何の意味があるかというと、自分が大切にしている「価値観」が明確になってきます。
たとえば、
仕事をしてもしなくても、私の価値は変わらない。
結婚してもしなくても、私の価値は変わらない。
子供を育てても、育てなくても、私の価値は変わらない
○○に、電話してもしなくても、私の価値は変わらない。
△△へ行っても行かなくても、私の価値は変わらない。
と書いた場合、自分を縛っていた価値観というのは、現実とは反対のことで、「~しないと!」と頭の中で思っていたことになっている場合が多いです。
仕事をしていない人なら、「仕事する」、結婚していない人なら、「結婚する」、子供を育てていない人なら、「子供を育てる」、電話をしたくない人なら、「電話する」、行きたくない人なら、「行く」だと思います。
自分に厳しいから、今の自分にない「何か」やろうとし、今の自分がしたくない「何か」をしようとします。 ...
【定年まで働きたい!】メンタルをやられて休職ーもう繰り返したくない
今回は、想いの箱に投函されたメッセージに、回答します。
仕事でメンタルがやられて、何度か入院。休職してしまった。もう、繰り返したくないです。定年まで勤め上げたいんです。
30代 Rt
Rtさん、こんにちは。メッセージありがとうございます。
定年まで勤めあげたいという言葉に、とっても、真面目に頑張ってこられたことが伝わってきます。頑張りすぎたからこそ、疲れてしまったのですね。身体が悲鳴をあげて、心が悲鳴をあげて、もう無理となった時に、何かしらの不調が出ると、強制的に休む方向へ持っていかれるものです。
でも、休職を何度も繰り返したくない。勤め上げたい!その気持ち、私も応援したいです。
Rtさん、基本すごく真面目で、頑張る方だと思うので、やっぱり、この課題に対しては、意図的に「力を抜いていく」ことが必要になってくると思います。
もしかしたら、あまり聞きたくない言葉かもしれませんが、「あ ...