先延ばしをやめる:先延ばしをするデメリット

心が軽くなる考え方

決断の先延ばしをしていることはありませんか?考えないといけないこと、自分のした決断があとあとすごく影響を受けることに対しては、つい、先延ばししてしまいたくなるかもしれません。

大抵、先延ばししたところで、その日1日を何事もなく過ごせるものです。だから、なおさら先延ばししたくなりますよね。

とはいえ、こころの栄養では、先延ばしをやめよう!と伝えます。その理由は、先延ばしには、デメリットがあるからです。デメリットがあるものは、もちろん、メリットもあります。今回は、先延ばしをするデメリットについて取り上げます。

先延ばしすると、自分で自分の首を絞める

こころの栄養で、先延ばしをやめよう!と伝える理由は、先延ばししない方が、こころが軽くなるからです。

先延ばしとは、そもそも何でしょうか?ここでの先延ばしの定義は、

「どうせ、しないといけないことを、後回しにする。」

です。

どうせしないといけないこと!なんですね。時間が経てばなくなるようなこと、消えるようなことは、正直、先延ばし云々も、何もする必要はないですよね。

でも、どうせ、しないといけないことを先延ばしするなら、心のつっかえをただ単純に蓄積することになります。

いつかやらないといけないことが、溜まっていくんです。想像してみてください。今日、このクローゼットだけを徹底的に掃除しないといけないと言われたら、何とかできると思います。

でも、今日、家中の、且つ庭の雑草も含め、全てを徹底的に掃除をしないといけないと言われたら、どうなりますか?

それだけで、「無理!」となって、意気消沈してしまうでしょう。

先延ばしは、どれだけ時間が経っても、取り組まないといけないのは自分であることに対し、毎日毎日、掃除しないといけない場所を拡大し続けているようなものです。

先延ばしすると、リスクが高まる

人間は、寿命があります。永遠に生きる人間はいません。どんなに長寿でも、120歳くらいには亡くなるでしょう。つまり、生きている時間というのは有限なんです。

どうせやらないといけないことを、先延ばしすると、やる時間がどんどん短くなります。

先延ばしした分、寿命が増え、先延ばしした分、健康も与えられるなら、フェアな取引です。でも、現実は、先延ばしすればするほど、時間が無くなり、老います。

つまり、余裕と体力を失い、「やれないかもしれない」リスクが高まるということです。

先延ばしすると、自信喪失する

先延ばしすると、どうせやらないといけないことを、やらない自分になります。つまり、自分のできることは少なくなります。

頭の片隅に、「やりたい」「やらないと」と思っているのに、思っているだけで実行しないんです。自分ごとなのに、見て見ぬふりをします。

こういうことを繰り返していると、自分を信頼できなくなってきます。

やるやる詐欺ですね。やると言ってもやらない。だから、計画を立てても、目標を立てても、多分やらないんですね。

というか、やらない方がデフォルトになってしまいます。

先延ばしを繰り返していると、どんどん自分というものは、あてにできない自分になってきます。自分の感情すらあてにできません。

先延ばししたくなる時の、自分の感情は「いいよ、またあとで。」と言うんです。その結果、未来の自分に債務を渡し続けます。次第に、何もしない今の自分に対して、どんどん自信を失ってしまうんです。

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今回は、先延ばしのデメリットについて、取り上げました。先延ばしをやめていく目的は、頭の中をすっきり軽くしておくということです。

逆に、先延ばししてもしなくても、どっちでもいいものは、とっとと先延ばししてしまいましょう。でも、どうせやらないといけないことは、頭の中に残しておくと、重くなるだけですから、デメリットを思い出して、どんどん進めていきましょう!

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