【他人との境界線問題】他人の感情処理をしているとはどういう状態?
他人がどう思うかを気にしすぎることを、
他人の感情処理をすること
と表現しています。
【友人関係の境界線】いつも自分の家に長居する友人に心身疲弊!?
↑このケースでも書きましたが、友人が長居したいから、自分の気持ちより他人を優先させるという、一見優しさに見えるようなことも、まさに他人の感情処理ですね。
だって、あなたの大切な気持ち、時間、更に大げさにいえば人生は、置いてけぼりだから。
他人の感情処理とは、
他人がどう感じるかを気にして、あれやこれや悩むこと
自分の行動を、望んでいないにもかかわらず、他人に合わせること
自分の意に反して、他人のために無理をしたりすること
心当たりありますか?
例えば、
夫をイライラさせたくないから〇〇をする。
上司を怒らせたくないから△△をする。
あの人辛そうだから、手伝う。
ここでのポイントは、不本意ながらとか、自分の意に反してにも関わらず・・・です。
なぜそんな無理をする ...
【スルー力を高める】他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法
今回は、他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法について、取り上げます。
まずその前に、境界線の基本は、次の2つです。
1)他人の領域に入らないこと
2)自分の領域に他人を入れさせないこと
です。
1)は、他人の境界線、他人の選択、他人の行動、他人の人格に入り込まない・・・つまり人を変えようとしないことで、2)は自分の選択、自分の行動、自分の人格に対して、人を受け入れない・・・つまり人に流されないことです。
人間関係の問題のほとんどは、
1)他人の領域に入り込みすぎ、つまり変えられないものを変えようとしているか、
2)自分の領域に他人を入れ込みすぎ、つまり自分を他人に明け渡してしまっているか、
で生じます。
だから、境界線は、とても大切なんです。
今回は、2)について見ていきたいと思います。
自分の境界線に他人を入れさせない方法は、
スルー力
を高めることです。
でも、これはすごく誤解されがちで、 ...
「人から軽視された」と思う回数が多い方へ。些細な拒絶に悩むことから解放されるには?
家庭で、
職場で、
人から軽視されたな、
何か、軽く扱われたような感じがして、
とても傷ついた方へ。
たとえば、自分から積極的に「〇〇手伝いましょうか?」と言ったのに、
「他の人に頼んだから大丈夫だよ」と言われたり、
相手のことを思って、この日は出勤した方がいいと思ったのに、
相手は全然何も気にしていなくて、「休んでいいよ」と言われたり。
そんな日常の些細なことでも、
繊細で敏感なあなたはきっと、心に振動を感じ、
「嫌だな、悲しいな、何か違うな。」
と感じてしまっているかもしれません。
今回はそんな気持ちを感じているあなたへ書きます。
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責任感が強かったり、真面目であったり、
良かれと思って、先回りできる人ほど、
もしかしたら、こういう場面に幾度となく遭遇し、
傷ついてきてしまったかもしれません。
この言葉にもうまくできない、
何とも言えない思い。
些細かと言え ...
【自己理解】気持ちを切り替えたいときは?気持ちの切り替えを促す方法
今回は、気持ちの切り替えについて取り上げます。
重い気持ちを抱えている時、過ぎ去ったことを受け入れ、前に進みたいときの気持ちの切り替え方です。
余計なことを考えずに、気持ちを切り替えることができるのは立派なスキルです。そして、この気持ちの切り替えスキルは、毎日の練習と訓練によって身につけることができます。
自分の状況を客観的に認識すること「自分は、今悶々と悩んでいるな」とか、「苦境に陥っているな」と思ったら、できるだけ早い段階で、
「今、自分はこういう状況にあるな」
としっかり認識することです。自己認識することは、気持ちの切り替えにはとても大切なステップになります。
認識がしっかりできれば、
「じゃあ、どうするか?」
と考える選択肢が生まれるからです。
しかし、認識ができないと、ただ感情が感じるままに流されてしまいます。
勿論、感情のままに流しても問題がない時は、気持ちを切り替える必要すらありません。
ただ、悩んでいる時は、気持ちを切り替えることをせ ...
【喪失の痛み】傷ついた感情・悲しみの感情を抱いている時に思い出してほしいこと
今回は、傷ついた感情・悲しみの感情を抱いている時に、思い出してほしいことについて、取り上げます。
傷ついた感情や、悲しみの感情がある時、大切なのは、その感情が、
他の人にわかってもらえなくても大丈夫
ということです。
誤解して頂きたくないのが、勿論、自分の痛みや悲しみを「分かってもらえる」ということは素晴らしいことです。
でも、たとえ分かってもらえなくても、あなたが傷ついた感情や悲しみは本物です。
自分が傷ついたなと思う気持ちや、経験や、考えていることに対して、
人にわかってもらいたい
という思いが出てくるのは、
人にわかってもらえる、聞いてもらえる、共感してもらえる・・・それだけ、ホッと肩の荷が降りるというか、一人じゃないんだと感じたり、つながりを感じたりするからというのがあります。
でも、今回は、たとえ、
人にわかってもらえなくても、大丈夫だよ
ということを伝えたいなと思います。
今何か、悩んでいることがあったり、苦しい思 ...
【選択の仕方】選択するときは、選ぼうとしていることに「納得感」があるかを確かめて
今回は、選択の仕方について取り上げます。
今回取り上げる選択のレベルは、何かのものやサービスの契約や購入、学校、会社などなど、一つの選択がある程度の期間影響を及ぼすような大きさの選択です。
このような選択をするときは、選択に納得感があるかを確かめることが大切です。
逆に言えば、もし、納得感がないのであれば、「ちょっと待った」のサインの可能性があります。
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納得感という感情の有無を確かめる日々の中で、私たちは小さなものであれ、大きなものであれ、「選択」しています。
どの服を着るか、何を食べるか、いつ寝るか・・・という毎日のルーチンから、いつにこの届出を出すか、いつ会社を辞めるか、いつ誰かに何かを言うか・・・・など、イベントや節目の時だけ起きるような選択もあります。
そして、誰だって、自分の選択は「いいもの」であって欲しいと思い、できる限り間違いたくないはずです。
「あの時あれをしなければ、良かった。」
「あの時ああしていれば、良かった。」
という思いは、過去の選択 ...
【現状が不満】変化を望んでいるけど、何から始めたらいいの?ー自己受容
現状に不満を抱えて、変化を強く望んでいる人がまず始めるステップに、
自己受容
があります。
「変わりたい」「このままじゃダメ」と思う時というのは、
何かを変えていかないと、
何かを始めないと、
何かをやめないと、
この現実は変わらない!!
と・・・。
とても焦っていたり、不安や心配になっている可能性があります。
そして、「変わりたい」という思いが強いことは、一見、とても前向きで、向上心が高いように見えるかもしれませんが、裏を返せば、「現実逃避」とも言え、逆に心の負担になってしまうこともあります。
焦りやイライラ、今この瞬間を良しとしない気持ちがあるからです。
「変化」を求めている人に伝えたいことは、「変化」は特効薬ではないということです。
自分の周りの環境、状況が変われば、良くなるというのはある意味では、妄想に近いことがあります。
また、自分自身の課題に取り組むことからの逃避である場合もあります。
「変化」という一 ...
【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方③
またまた、前回の続きです。
前回の記事→【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方①
相手から傷つけられた場合、その相手はあなたにとってどれほど重要なのか?ということを考えてみてください。と書きました。
相手によって、向き合い方が変わって大丈夫です。そんな人間、万能ではないですから。
一生を共にしたい親友でしょうか?
それとも別に付き合っても合わなくてもどっちでもいい人でしょうか?
と問わせていただいて、
【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方②では、別に付き合っても合わなくてもどっちでもいい人について取り上げました。
今回は、一生共にしたい関係性について取り上げます。
さて、一生共にしたい関係と書くと、少し大げさかもしれませんが、ほとんどの場合は、家族ですね。
相手が、自分にとって身近な家族であったり、友人であったり、親しい間柄であるからこそ、傷つくっていう感情も大きくなります。
傷つけられた相手 ...
【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方②
前回の続きです。
前回の記事→【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方①
相手から傷つけられた場合、その相手はあなたにとってどれほど重要なのか?ということを考えてみてください。
相手によって、向き合い方が変わって大丈夫なんです。
一生を共にしたい親友でしょうか?
それとも別に付き合っても合わなくてもどっちでもいい人でしょうか?
今回は、別に次会っても会わなくても、どっちでもいい人である場合について取り上げます。
この場合はまず、あなたが選択をすることが沢山できます。なぜなら、関係修復が日常生活に必須ではないからです。(もちろん、あなたが再び傷つけられた気持ちから解放され、元気になるということが優先順位第一位。)
選択肢の一つは、傷つけられたと感じたあなたの心の状態を知り、自己改善のために使うきっかけにするかしないかという選択です。
というのも、すでに相手が付き合っても付き合わなくてもどっちでもいい人なので、相手に固執する必要がないんですね。だから、相 ...
【人間関係の問題】傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方①
今回は、傷つく言葉を言われた時に感じる気持ちとの向き合い方について取り上げます。
途中でテーマが分かれるので、今回は3回に分けて書いていきます。
自分の気持ちを受け止めること~なかったことにしないで他人からとげとげしい言葉を言われたり、たとえ発言した相手は傷つける意図がなくても、あなたが他人から言われた言葉によって傷ついたときに感じた気持ち、どんな風に扱っていますか?
相手から言われた言葉に対して、自分の中にどんな気持ちがわいてきますか?
なんでそんなこと言われないといけないの!?という怒り?
それとも、そもそもあなたに問題があるよね!?という、相手に言い返したくなるような反抗心?
もしくは、どうしてこんなことになったんだ!という辛さや悲しみ?
他人とのどんなやりとりが、傷つく言葉に繋がったのかとか、あなたが正しいとか、相手が間違っているとかは一旦さておき、こころの栄養は心軽くを大切にします。
なので、今実際に傷ついているあなたの気持ちを大切にします。傷ついているあなたの気持ちは大切なものです ...