シンプルに考える

今回は自責癖について取り上げます。

自責癖は、こころの栄養にはなりませんよね。「自責癖」という言葉だけでも、重さを感じると思います。この自責癖について、考えていきましょう。

自責癖によって、心が重くなる理由は味方不在のため

自分を責めてしまう感情って、すごく嫌な感情ですよね。

なぜかというと、自分に対して「自分はダメだ」っていう風に言っているからなんです。 人から「あなたはダメだ」って言われたら、凹みますよね。 それと同じことを、自分が自分にやっているんですね。

自分が自分に言う方が、他人に言われるよりも、実はもっと心がずっしり重くなったりします。

なぜかと言うと、「あなたはダメだ」っていう風に言われても、自分が味方をすることってあると思うんです。 例えば「あなたには私の何がわかってるの?」 と、はね返したり。また、「何かわけのわからないことを言ってるな。」と思って、そもそも相手にしなかったり。

自分が自分の味方でいる時には、他人から「あなたはダメだ!」って責められても、あまり問題ないんです。だって、何を言われ ...

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家族や、友人、職場の人で、あれこれお節介なことを言ってくる人は周りにはいますか?

頼んでもいないのに、「○○した方がいいよ。」「△△はやめた方がいいよ。」などなど。

今回は、お節介な人に対して、うっとうしい!という気持ちを感じている時の向き合い方について、取り上げます。

まともに反応するのをやめてみる

もし他人にお節介なことを言われた時に、とっさに何か言い返したいような気持ちがわいてくることがあるかもしれません。

けれど、すぐに反応するのをやめてみませんか?そもそも相手は、お節介なんです。反応してしまったら、お節介に対してまともに対応していることになってしまいます。

反応すればするほど、お節介を言う人は、遠慮なくお節介を言うものです。

相手にお節介に、真面目に応答する必要はないんです。 コントロールしたい人や、アドバイスを言いたい人というのは、あなたが反応すると、更に言ってくるものです。

あなたが肯定的に反応しようが、否定的に反応しようが、自分が言った言葉に反応してくれていることが、相手のお節介を盛 ...

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どうやら、アダルトチルドレンみたいで、幼少期にしっかり大人に甘えることができなかったからか、人をなかなか信じられません。うわべの付き合いになってしまうんです。
今ある親子関係、妻との関係はそこから来ているのだと思っています。
だから、愛とか、甘えるとか、本当の意味ではわかっちゃいないんだと思います。
完璧主義にしても、承認欲求にしても、きっと同じです。

秋で50才になります。
甘えるとかって年ではないけれど、自分のために、甘えられる環境って必要だと思います。
今から、シフトはできるんでしょうか?
じゃないと、息詰まって心が壊れてしまいそうです。
よきアドバイスあれば、ご教示お願いします。 

コメントを頂きました。お便りありがとうございます。
コメントを頂いた記事↓

せっかちをやめたい?せっかちであることの3つのデメリット

今回は、頂いたコメントに回答します。下線は、頂いたコメントの文章から引用した言葉です。

○○だから、△△?

最初に、アダルトチルドレンという ...

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今回は、仕事選びの決断について取り上げます。既に就職されている方で、転職をしようと考えている方、主婦や失業中の方で、これから仕事を探そうとしている方、仕事選びはスムーズに出来ていますか?

職探しは、仕事を選んだ後も、書類を送ったり、面接をしたり、そして実際に入社準備をしたり、やることがいっぱいですね。

でも、そもそも、「何の仕事をするのか?」の部分で悩んで、なかなか進めないという場合もあります。無理もありません。だって、仕事というのは、仕事=人生と言っていいほど、自分の人生に大きく影響しますから。

じっくり考える価値のあることですが、少しでも、頭の中がシンプルになるように、ここでは、「何の仕事をするのか?」で、迷っている時の行動のすすめを取り上げます。

1日で終わることならまずやってみる

もし、あなたが既にレジメを準備していて、そしてあとは応募企業にを送るだけという段階になっている場合は、気になっている会社があったら、迷わず送ってみましょう。

送るだけです。送ったからと言って、何も変わりません。送ると、一旦タスクが相手側に ...

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何か新しい習慣を始めようと思ったり、自分の生活が改善することをやってみようと思っても、
「頭では分かっているけれど、できない」と思ったことはありますか。

頭では分かっているけれど、できないというのは、何だかすっきりしない気分ですよね。
例えば、早起き。運動。ダイエット。

こういう日常の些細な良い習慣について、スムーズに、自分がしたいように出来ていますか?

今回は、「頭ではわかっているけれどできない」気持ちについて取り上げます。

頭と体は一致している。分離していると考えるのをやめてみる。

頭では分かっているけれども、できないという考え方というのは、頭と体が一致していないという立場に立っています。

私たちは、物事を考えて、その上で行動するんです。

頭で考えていることが、行動できないということは、すごく不自由な生き方ではないですか?例えばご飯を食べたいと思ったら、食べます。人に謝りたいと思ったら、謝ります。

やりたいと思っていることをやっている状態。
やりたくないと思っていることを ...

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私は、すごくせっかちなところがあります。でも、せっかちは、こころの栄養にはならないと気づいてから、手放し始めました。せっかちというのは、急げ急げの考え方ですね。スピード感があるので、決められたことを短時間にやりきるという意味では、強みになることもあります。でも、やはり、落ち着きがないという意味では、心休まらず、弊害も多いもの。ちなみに、せっかちを英語にすると、impatientでした。「忍耐のなさ」ってことですね。弊害のイメージが、より顕著に見えます。今回は、せっかちであることの3つのデメリットを取り上げます。デメリット1:続かないので、コツコツ積み上げることができないせっかちであるというのは、たとえば、ある人が10分でやることを、1分でやろうとします。そのために、急ぐんです。せっかちになれる程の体力があるというのは、素晴らしいことですが、同時に、短時間に膨大なエネルギーを一気に消費するため、疲れやすいんです。次、次と、今この瞬間から、先のことを考えます。頭の中はいつも「急げ!」のモードです。一体、どこへ向かって急いでいるんでしょうね。そこで節約できた、1時間、2時間があったとしても、 ...

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私は、物事をポジティブに考えようとする傾向があります。これは、決していい意味ではないです。物事をポジティブに考えようとするというのは、そう考えられない時は、ネガティブになるという意味です。

つまり、すごく極端なわけです。ポジティブ思考というのは、私にとっては、全然いい意味ではないんですね。ポジティブ思考というのは、デフォルトがネガティブ思考になっているので、わざわざ気分を上げるような「ポジティブ思考」が必要になるわけです。

心が落ち着いていると、瞬発的に気分を上げようとする、ポジティブ思考に頼らなくても、自然と、物事を冷静に、見ることができます。でも、心が落ち着いていないと、常にふわふわと宙に浮いているような感じで、安定感がなく、感情の波も激しくなります。

物事は、ポジティブもネガティブも、両面があって、そして同時に、ポジティブでもネガティブでもない、様々な見方もあるんです。自分が考えていることなど、無数の選択肢の中の一つに過ぎないんですね。

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今回は、「怒る」という感情について、取り上げます。「怒る」というのは、 ...

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完璧主義をやめるには、完璧主義のデメリットと、完璧主義をやめるメリットを考える必要があります。何かをするときは、それをするメリットと、それをしないデメリットがはっきりしていると、行動に繋がりやすいです。

完璧主義のデメリット

デメリット1:白黒思考になりがちになってしまうこと。

完璧主義の傾向が強いと、優れているもの、よいもの以外は全部ダメと捉えてしまいがちです。例えば、毎朝7時前に起きると決めて、7時10分に起きてしまったら、今日は、目標通り起きられなかったと考えてしまいます。7時前なら、7時前以外全部ダメとしてしまうんです。

本当は、毎日7時半に起きていて、7時10分になっただけでもすごい話なのに、こういうのを受け入れず、肯定しないので、目標達成がとても難しいものになってしまいます。

白黒思考になると、白以外は全部黒としてしまうので、物事の選択肢と可能性が狭まってしまいます。実は視点を変えれば、世界はもっと広くて、沢山の色で溢れているのに、全部自分で締め出してしまうんですね。もったいないです。

デメリット2:焦りが多く ...

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私は自分の人生を振り返った時に、多くの時間を無駄にしてきたということの一つに、「心配」という感情の処理があります。

この感情の処理がうまくできず、絶えず心配しているという日々を長く過ごしてきました。

今回は、日々の生活の中で、心配に押しつぶされそうになっている時に、どのように対処していくのかについてです。

心配とは今を放棄した時間の使い方

心配というのは、未来のことを考えています。過去を心配する人はいないでしょう。なぜなら、過去は変えられないという事実を、誰もが知っているからです。誰もが未来を心配します。なぜ未来を心配するかというと、未来は良いものにならないかもしれないという前提条件が頭の中にあるからです。

今の連続は、未来を創っていきます。「未来は良いものにならない」という人は、今、十分に満足できていない場合が多いです。今、満足していないと、今の連続が未来を創っていくので、未来が良いものにならないという発想に結びつくことは自然です。

なので、心配を少なくするためには、「今」を改善していく必要があります。習慣を見直していく ...

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こころの栄養にならない考え方に、

他人によって、自分の(存在)価値を高めてもらおうとする考え方

があります。

この考え方を、ここでは頭文字をとって省略し、「他人によって(T)、自分の価値(J)、高める(T)」から、TJTの考え方と呼びます。頭文字ってのが、適当すぎますが、「他人によって、自分の価値を高める考え方」と毎回書くのが、あまりにも長すぎるので、いいネーミングを思いつくまで、TJTの考え方と、ここでは呼びます。

TJTの考え方が強く出ると、人から褒められたり、評価されたり、すごいと言われること、常に求めます。意識している、していないに関わらず。そして、人から受け入れられると過度に「安心感」を抱きます。

この安心感は、どういうものかというと、

良かった!私が私でいて、大丈夫なんだ!

という安心感です。ちょっと重たい安心感です。

TJTの考え方は、人目をかなり気にします。他人の言動、行動が自分の思考を支配しやすくて、他人に流されやすく、他人からの影響を受けやすいです。

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