好き勝手をする家族に付き合ってられないと思う時の考え方
好き勝手をする家族、協力的でない家族、自分が言ったことと全然違うことをする家族、良かれと思って言っているのに全く無視する家族、損害をもたらしてくる家族…イライラしますよね。
そんな家族のやり方、考え方、ペースになかなか合わせることができないなーと思って、悩んだり葛藤したりしている人へ。
夫とか、妻とか、子供とか、身近な人であればあるほど、自分の思いと相手のやっていることが全然違うと思う時に、葛藤してしまったり、悩んだりしてしまうのはとても自然なことです。
ここから先は、自分のペース、家族のペースといった、ペースという言葉を使って書いていきます。
まず、大前提として大切にしておきたいことは、家族であっても、全く別の人間であるから、ペースはそもそも違うということを念頭に置いておくことです。
夫婦関係においては、男と女という明らかな生物の違い、また親子関係においては親と子という明らかな年齢の違いがあって、当然ペースがずれるのは、とっても自然なことなんです。
家族とペースを合わせる必要もないし、合うことが重要なわけで ...
自分を知り、自分を受け入れ、こころ軽く生きるとは
こころの栄養では、自分を知り、自分を受け入れ、こころ軽く生きるということを伝えています。
けれども、人は果たして、本当に自分を知り、自分を受け入れ、軽く生きたいと思っているかどうかというのは、また全然別の問題であります。
以前のブログでも書きましたが、自分を知るということは決して生易しいものではないんです。本当の自分を知るということは、むしろ少し怖いくらいの気持ちがあって、自然だと思います。
特に今まで自分に嘘をついてきたり、本当はしたくないことをしてきたり、我慢をしてきたり、無理をしてきたり、内面で考えてることと違うことを外面で振る舞ってきた人にとっては、自分を知るという作業はものすごく大変そうに見えて、いっそのことなら自分を知らずにして、このまま生きていうというふうに考えてもおかしくありません。
心豊かに生きるために、自分を知るのに、自分を知ることでむしろ色んなことが明らかになって心が重くなってしまうのでは、本末転倒ですもの。
ここで大切なことは、自分を知るということは、自分の心を重くするものではなくて、自分の心を重 ...
心配性の治し方-まだ起きていないことを常に考えてしまう人へ
自分は心配性だ!とまず自分が自覚できているだけで、すごいことだと思います。本当に心配性の人は、悩みの中にいつもいますので、心配性についてどうこうしようと取り組む余裕すらありません。
だから、少なくとも自分は心配性だと自覚し、この心配症について何とかしたい!というふうに考えているだけで、すごいことだと思って大丈夫です。
心配性というのは、多くの場合、未来のことに対して、「この先どうなってしまうのだろう」とか、自分の頭の中に良くないことを想像してしまって、「〇〇が起きてしまったらどうしよう」とか、そのように考えています。
人間は常に防衛本能がありますから、自分に危険が迫ってくるかもしれない、攻撃があるかもしれないということに対して、事前に何かしらの対処を考えようとするのは、とても普通のことです。
だから、心配をしたり、「こうなったら、こういうことをしよう」と事前に考えたりすること自体は、何も悪くないですし、むしろ自分を守ってくれるものです。
ただ心配性となると、恐らく必要以上にあることを考えてしまっていて、膨大な時間を使って ...
新年の目標はなくて大丈夫
2023年がスタートしました。いかがお過ごしでしょうか。
心の栄養は心のことについて取り上げていますが、あまり年初の目標だとかそういったことについては取り上げません。
意気込んでいて、勢いとエネルギーがあって、やる気にみなぎっていて、表情もニコニコしているのなら、素晴らしいと思います。でも、何か今年こそはこうしなくては!とか、あれをしなくてはいけない!これをしなくてはいけない!何々を成し遂げなくてはならない!といった思いはどこか、力みがあり、少し歯を食いしばっているような、「〇〇でなくてはならない!」とプレッシャーを感じるような…そんな思いを抱かせるような目標なら、心には少し負担かもしれません。
私たちは勝手に、2022年の12月31日と2023年の1月1日をすごく大きな節目のように捉えていますけれども、体にとっては何にも変わりない新しい1日です。 1日で何かがいきなり変わるわけではないんですね。 節目節目で、新しい目標を持つことは大変素晴らしいと思いますが、無理をしたりプレッシャーを感じたり、しなくてはならないと!という思いからなら、そのよう ...
年末年始の付き合いに負担を感じている人へ
年末年始になると、実家に帰省したり、両親と会ったり、兄弟と会ったり、また親戚に会ったり、そんな機会があると思います。
そんな機会自体を心から楽しんでいて、心から充実した年末年始を過ごしていて、リフレッシュできてるならいいのですが、もし年末年始の休暇が、むしろ普段よりもとって疲れてしまう…ストレスに感じてしまう…そのように感じている人のために、今日は書いていきます。
もしあなたが年末年始の人付き合いで、疲れを感じているとしたら、それは義務感から行動している可能性があります。
本当は何をしたいのか?といえば、自分一人で、もしくは心の知れた夫や妻と二人で、もしくはどこにも行かず家族だけで過ごしたい…と、本当はそのように思っているのに、お正月だから!年末の休暇だから!という理由で、わざわざ会いにいかなくてはならない、もしくは相手を受け入れなくてはならない!という義務を自分に課してしまっている場合は、心に負担を感じます。
同じような関係性を、年末年始の休みでなかったら本当にするのか?ということを自分の心に聞いてみた時に、100%確信が持てない ...
上司とそりが合わないことが引っかかっている時の考え方
上司とそりが合わないという感情を持っている時というのは、何かしら、心に抵抗感があると思います。
本来は、「そりが合う」、いい関係でいられるべきであるのに・・・なぜなら、その方が気持ち良く働けるし、その方が自分も気持ちがいい・・・
なのにそりが合わない。
この抵抗感・・・重いですよね。
そんなあなたに伝えたいことは、「上司とそりが合っても、合わなくてもどっちでもいい」ということです。
上司とそりが合わないと悩んでいる人は、おそらく、「上司とソリが合えば、もっとストレスなく、もっとスムーズにもっとより良くなるのに。」
と思っているかもしれません。
そして、その先にあるのは、「上司とそりが合うことが良いことだ」という考え方があります。そしてその先には、その良いことが起きると、自分自身の幸せと満足も得られると考えています。
でも、現実は、上司とそりが合わない。つまり、自分の心の中で「良いこと」として、考えていた「上司とそりが合う」が現実化されておらず、冒頭に書いた、抵抗感が生まれてきて、それが ...
傷ついた感情・悲しみの感情の癒し方
傷ついた感情や、悲しみの感情がある時、大切なのは、その感情が、他の人に、
わかってもらえなくても大丈夫
ということです。
自分が傷ついたなと思う気持ちや、経験や、考えていることに対して、どうしても、
人にわかってもらいたい
という思いが出てくるのは、
人にわかってもらえる、聞いてもらえる、共感してもらえる・・・それだけ、ホッと肩の荷が降りるというか、一人じゃないんだと感じたり、つながりを感じたりするからなんですね。
でも、私は、たとえ、人にわかってもらえなくても、大丈夫だよということを伝えたいなと思います。
今何か、悩んでいることがあったり、苦しい思いがあるとしたら・・・そして、その思いを、うまく表現できなかったり、誤解されたりとか、もしくは、何か適当な感じで流されたりとか、励まされたりとか・・・そんな経験をすると、どこか置いてけぼりの気持ちになってしまうことがあるかもしれません。
だから、今もし、そういう気持ちを感じている人がいたら、私は、
わかってもらおうと ...
二者択一、選択できずに悩んでいる時
Aを取るか、Bを取るか、迷うことってあると思います。迷っている時って、頭の中で、ずっとあれこれ考えているから、車の空ぶかしみたいな感じで、あんまり心地よくないんです。
迷っているときは、誰でもいいから、相談できる人に、話してみることが一つの方法です。そうすると、何かしらの答えが返ってきます。
その言われたことに対して、「やっぱりそうだよね〜」と思うか、「いや〜そう言われてもな」となるか、「うわ、相談しなきゃよかった」となるか、どんな反応になるかは相談してみないと分かりませんが、相手がどんな人かは気にせず、自分の反応がどの反応になってもいいから、相談してみる価値はあります。
なぜなら、少なくとも、相手が言った何しかしらのことに対して、自分の反応が、分かるからです。知りたいのは自分の反応です。選択するのは、自分ですので、相手の言葉は正直、どうでもよく、自分の反応が知りたいんです。
迷っているからこそ、実は自分が何をしたいのか、何を考えているのかすらわからなくなることってあります。だから、言われたことに対する自分の反応は、どんなものであれ ...
仕事を継続するべきか退職か迷っている
子育てに忙しく、仕事をやめようかと迷っている女性が、今日職場のカウンセリングを受けたそうです。カウンセラーから、
「あなたは、7割で満足できないところがある。いつも10点満点を目指しちゃう。7割で大丈夫だって思えるともっと楽になるよ。」と言われたそうです。
完璧主義的な気質を持っていたり、真面目すぎる気質を持っている人は、「ああ、そういうところあるな〜」と共感できるのではないかと思います。
ちなみに、私は共感します。私もつい10点を目指す方のタイプです。だいぶ力を抜くということを学びつつありますけれど、でも、ふと気がついたら、すぐに自分のパターンに戻っていて、完璧を、完全を目指す姿勢になってしまっています。
私はこの女性の話を聞いていた時に、カウンセラーの先生の仰ることはよく分かる気がするけれど、でも、それでも、10点を目指しちゃうんだよね・・・無理しないでとか、もっと肩の力を抜いてとか言われても、それができないから、苦しんだよね・・・ということを同時に思いました。
確かに、7割で満足できるようになったら、それは一つの解 ...
自分が今やっていることをなぜ認められなくなったのか
前回のブログの続きです。自分が今やっていることを、趣味にできなくなってしまった人が、次に考えたいのが、何で、趣味にできなくなってしまったのか〜という話です。
これには、一つに育った環境が大きく影響を与えています。
例えば、その人がいつも親から、
テレビなんか見ている暇があるなら、勉強しなさい!
とか、
携帯触ってる暇があるなら、部屋を片付けなさい!
とか言われていたとします。
そしたら、「あ、テレビ、ダメなんだ〜」、「あ、携帯ダメだんだ〜」っていう考えをいつも聞くことになります。
そして、自立して、親からも離れて、結婚をして、家庭を持っていて、好きに暮らせばいいのに、なぜか、テレビばっかり見ていることとか、携帯でゲームばっかりやっていることに、
罪悪感
を感じちゃう訳です。
もう、誰も、咎める人がいなくても、他の誰でもない自分が自分に、
本当はやってはいけないことをやっている自分
と思ってしまう訳です。
当時ガンガ ...