悩みの正体

自分の人生に満足していない時の状態と言うのは、「自分は足りない」と思っています。現実にないものにフォーカスしている時です。

満足とは、足を満たすと書いてあります。足がないと思っている状態は、満足していない時です。つまり、「足りない」ということです。

では、何が足りないのでしょうか?

お金?
愛?
役職?
友人?
容姿?
健康?

・・・

その他諸々、色々あると思います。

「足りない」と思っているから、満足しないんです。

なので、人生に満足しようと思う人が、自分の足りないことをさっさと満たせば、満足できると思って、頑張るのですが、完全に罠です。

足りないと思っているから、満足しないのに、足りないものによりフォーカスして、満足をしようとするのは、もっと、余計に「足りなさ」にスポットライトを当てる行為です。結果、より満足しなくなります。

そして、今、足りないことに注目している人が考えていることは、「もう少し足りたら・・・」と言う思考です。 ...

シンプルに考える

ふとした時に、過去のことが蘇ってくる。

特に辛いことがあった時、悲しいことがあった時、目の前の現実に満足できない時。過去のことを考えてしまう。

過去の延長線上に今があると思い、「あの時、ああしたのがよくなかった。こうしたのがダメだった。」と自分の過ちを探そうとする。

考えすぎると、過去はどこまでも遡ります。今50歳の男性でも、3歳ごろまで戻ってしまうこともあります。そうすると、−47年。でも脳の中では一瞬でワープしてしまうんです。

考えても仕方ないのに、と頭では分かっているのに、過去のことを考えてしまう。過去のことを考えて、辛くなるという時に、どうすればいいのかについて紹介します。

過去を責める自分を責めないこと

まず、過去のことを考えてしまう自分を責めないことです。過去について色々な名言があります。「過去は過去。」「過去は変えられない。」「変えられるのは未来。」

そのように教えられてきたし、今と未来を生きようと思えば思うほど、「過去は過去。」「過去は変えられない。」なんてことを呪文のように頭の中で繰り返してし ...

シンプルに考える

親子の役割逆転は、子供なのに、親の責任を自分のものかのようにして引き受けてしまうことです。今回は、そこから派生して、「不必要な責任を感じて生きづらさを感じている人」指します。

役割逆転は、子供時代や、幼少期に形成されることも多く、もはや無意識で、知らず知らずのうちに、自分の考え方の一部になってしまうこともあります。自分がまさか、そんな「責任感」で苦しんでいたとは知らずに、様々な問題を自分のものとして抱え込んでいたかもしれません。

負わなくてもよい責任が自分を苦しめる

親子は、親子です。

親が親の立場をしないことは、子供が親の立場をしないといけない理由にはなりません。

また、両親の喧嘩が多いのは、両親の問題です。なのに、「私がいい成績をとらないと家族がギスギスしてしまう。」と感じて、そのために一生懸命に勉強を頑張るようであれば、これは既に親子の役割逆転が生じています。

家族円満とか、家庭がスムーズにいくことは、本来、子供が「責任」までは感じなくてもいい領域です。子供がこのようなことを無意識で感じてしまっていると、成長して、大 ...