【生い立ち・環境・家族のせいで変われない!?】アドラー心理学「嫌われる勇気」目的論(1)
何かのせいで、今の自分はこうなってしまって、変われない!って思っていませんか?そんな時は、目的論の考え方が役に立ちます。
「嫌われる勇気」(岸見一郎著、ダイヤモンド社)の本、以前、ベストセラーになって流行りました。
読んだことありますか?
私は読みました。今回は、この本のテーマになっているアドラー心理学について取り上げます。
原因論では、変えられない過去に今が支配されてしまう目的論は、「嫌われる勇気」の本の最初に取り上げられているテーマです。
目的論とは、「○○だから△△が起きた」という因果関係を持たせる「原因論」と反対の立場をとっています。
通常、日常の些細なことは、何でも因果関係で考えてしまうことがありますよね。例えば、慌てていたから忘れた。食べたから眠くなったなどなど。私たちの頭は、「○○だから△△が起きた」って、いつも無意識に考えています。
それに対して、目的論では、「目的」を実現するために、今の行動をとっているという考え方です。
原因論で、トラウマや、過去の生い立ち、環境によ ...