【自己受容】自分が今やっていることを認められない理由
今回の記事は、【やりたいこと探しを終わらせるために!】「やりたいことがわからない」の正体は?の続きです。
前回の記事で、自分が今やっていることを、何となく肯定できた方は、ぜひそのまま、更なる自己受容を深めてください。
もし、まだ前回の記事を読んでいない方は、↓
【やりたいこと探しを終わらせるために!】「やりたいことがわからない」の正体は?
の記事を読まれてから、戻ってこられることをおすすめします。
今回は、自分が「今やっていること」を、趣味とは言えない人が、次に考えたいことです。
それは、「どうして、趣味にできなくなってしまったのか?」という話です。
その答えの一つに、育った環境が大きく影響を与えていることがあります。
例えば、その人がいつも親から、
テレビなんか見ている暇があるなら、勉強しなさい!
とか、
携帯触ってる暇があるなら、部屋を片付けなさい!
とか言われていたとします。
すると、「テレビを見るという時間が否定される ...
【やりたいこと探しを終わらせるために!】「やりたいことがわからない」の正体は?
「やりたいことがわからない」と思って、何か頭の中で悩んでしまっていることはありませんか?
人生の大切な時間を、「やりたいことがわからない」と延々と悩んでしまうのは、時間がもったいないですよね。できるだけ早くこのような不快な感情を取り除きたいと思うかもしれません。
今回は、「やりたいことがわからない」という感情について取り上げます。
「やりたいことがわからない」気持ちがある時のアプローチの仕方「やりたいことがわからない」という言葉に結びつけるものは何でしょうか?
仕事でしょうか?それとももっと大きくて、人生でしょうか?
それとも直近の週末のことでしょうか?もしくは数か月後にやってくる長期休暇のことでしょうか?趣味でしょうか?家族のことでしょうか?
「やりたいことがわからない」と思う時は、自分はどのスパンで、そして何のことについて、思いを巡らせているのかということを明確にすることは、とても大切です。
そして、「やりたいことがわからない」を考えて悩んでしまっている時というのは、多くの場合、
...
【職場上司との関係性の悩み】「上司とそりが合わない」の背後にあるもの
今回は、職場上司との関係性において、上司とそりが合わないという悩みについて取り上げます。
上司とそりが合わないことに悩んでいる理由上司とそりが合わないことに悩んでいるのは、心の中に、
思い込み
があります。
これは、何も現実に対する否定ではないです。
「実際はそこまで問題でもないんじゃないの~?」
とかそういうことではないです。
上司とそりが合わないのは事実ですね。なぜなら、あなたがそう感じたからです。
そして、今そのことに悩んでいるのも事実です。自分の感情をいちいち否定したり、小さく見積もったり、人からどうこう言われる必要はありません。
心の中にある思い込みの意味は、上司とそりが合わないという悩みをもたらしている
原因となる考え方
です。
本来は、「そりが合う」いい関係でありたいわけですね。なぜなら、その方が気持ち良く働けるし、その方が自分も気持ちがいいですから。
「そりが合わないの、やったー!」と思っていたら、そもそも悩み ...
頭の中がごちゃごちゃ!?新しい行動ができない時の背後にある考え方
今回は、頭の中がごちゃごちゃしている時の状態について取り上げます。
特に、今から何か新しい行動をしたい!と思っている時を考えてみてください。
そんな時に、頭の中が何だかごちゃごちゃしていると、進もうとしているのに進めない!みたいな、頭がどっしり重い感じになっていないでしょうか?
「問題の原因のほとんど怠惰からくる」という考え方こころの栄養は、自分に厳しい人に向けて最初書き始めたんですね。というのも、私自身が超絶、自分に厳しい人だったからです。そして、私の場合は、自分に厳しすぎて、「自分に厳しい」なんてことも言っちゃいけないって思うくらいに厳しい人でした。
こんな感じです。
「自分に厳しいとか、甘ったれてたこと言っているな!!!バシっ」
って感じです。
自分に優しくとか、セルフケアとか、そんな真逆な言葉は、身体がそわそわするくらい無理な言葉でした。
ーー
さて、頭の中がごちゃごちゃしている時というのは、
めちゃくちゃ色々なこと考えていませんか?
ってこ ...
【人間関係の悩み】恥の感情、隠したい気持ちがある時の向き合い方
人に対して、何か隠したい感情はありますか?何か恥に思っていることはありますか?それが心を重くしているなら、疲れてしまいますよね。
恥の感情が出てくるのは、「他人がどう思うか?」を過度に、そして不必要に気にしている場合があります。今回は、この恥の感情、隠したい気持ちについて、取り上げます。
恥の感情は決して悪いものではないまず初めに、恥の感情も、何か隠したい感情も、別に悪いものではないです。恥ずかしいと思うこと、これは見せたくないなと思うこと、そんな感情はあって当たり前。決して悪いものではないですよ。
こころの栄養では、境界線というものを大切にしています。むしろ、全てオープンにする必要など何にもないんです。ここまでが私、ここまで他人。自分の家と外があるように、他人に見せる自分と見せない自分がいて、全く問題ありません。
人間関係の境界線
それに、そもそも、人の全てを見たい人なんていませんし、人に全てを見せることもできませんし、全てを見せようとする必要も全くありません。一人ひとりの人生の最初から最後までを知っているのは、自分し ...
人に合わせてしまって自分軸がない!?「これが私ですけれど、何か?」を持つ
悩みっていうのは、「これが私なんですけれど、何か?」って言えるようになると、ほとんど解決し始めます。
つまり逆を言えば、「これが私なんですけれど、何か?」が言えないことが、悩みになるんですね。
今回は、悩みの正体ともいえる自分軸がないことについて、取り上げます。
比較してしまうのは当たり前。比較によって自分を知れる。人と点数を比較してしまったり、人と収入を比較してしまったり、また人と家庭環境を比較してしまって悩んでいる時のことを考えます。この時は、比較することによって、自分は劣っているかも、うまくいっていないかもとか、そんなことを考えているんですね。
もう、悩みたくない!となると、じゃあ、人と比較するのをやめよう!と次に考えると思います。でも、比較って簡単にやまらないんですね。なぜかというと、「自分」って言うものがない時には、人と比較することでしか、自分が定義できないんです。
イメージとしては、自分の家の敷地がどこからどこまでかっていうことを、自分がちゃんと把握していたら、境界線がひけるんですね。
でも、もし ...
「あなたにだけは言われたくない」という思う気持ちの正体の3つの理由
家族に対して、友人に対して、心の中で、もしくは面と向かって、
「あなたにだけは言われたくない!」と思う時。
今回はこの気持ちの正体について取り上げます。
押しが強すぎるとか、
ゲームばっかりするなとか、
デザートを食べ過ぎるなとか、
何を言っているかわからないとか、
もしかしたら、相手が言っていることは、とっても些細な日常のことかもしれません。
でも、その相手に対し、心の中で、
「あなたにだけは言われたくない!」
という思いがわいてくるのは、
「あなたの○○という問題よりは、私の問題の方が、全然ましだわ!!!!」
「世界中のほかの誰が言ってきてもいいけれど、あなただけは下がれ!!!」
みたいな思いが心の中にあったりするんですね。
理由はいくつかありますが、今回は3つ取り上げます。
相手の言葉に傷ついて、心が防衛反応を起こしているまずシンプルに、相手から言われた言葉に傷ついたからです。
傷ついた場合、相手がだ ...
家族の好き勝手?!「付き合ってられない」と思うのは我慢しすぎ
まずはじめに、「好き勝手」というのは、あなたにとっての「好き勝手」。自分の主観。あなたが、好き勝手していると思う相手自身は、好き勝手でも何でもなく、自由に生きています。
好き勝手という言葉は、自分は好き勝手をしていないと思っている人が使っていて、そもそも自由に生きている人は、好き勝手も何も、自分の人生を自由に、淡々と歩んでいるだけです。
もちろん好き勝手です。自由に生きている人にとっては、好き勝手ということが、当たり前すぎて、わざわざ取り上げるようなこと!?ってなっちゃいます。
その上で、自分にとって好き勝手をする家族、自分に協力的でない家族、自分が言ったことと全然違うことをする家族、自分が良かれと思って言っているのに全く無視する家族、自分に損害をもたらしてくる家族に対して、イライラしている。家族のやり方、考え方、ペースに合わせられないと、悩んだり葛藤したりしている。
。。。
まず、大前提として、自分以外の人間は、自分とは、全く別の人間ですね。
夫婦関係においては、そもそも、男と女という明らかな生物の違いもあ ...
【他人の失敗を責めるのをやめるメリット】失敗を恐れてはじめられない人がまず最初にやること
他人の失敗を責めない方が良い理由は、
自分の失敗を受け入れやすくなる
からです。
他人の失敗を責めないというのは、境界線が機能しています。
他人の失敗については、「心の中」でも、実際にでも、責めない方がいいです。こう書くと、立場上という言い訳が出てくるかもしれません。親の立場上、上司の立場上、妻の立場上…。こころの栄養では、立場上、他人の失敗を責めていい理由もなしです。立場上、指導することはできるかもしれません。立場上、励まし支えることはできるかもしれません。立場上、協力し、赦すことはできるかもしれません。立場上、改善点を一緒に探すことはできるかもしれません。でも、立場上、他人の失敗を責めていい理由はありません。
こころの栄養を読んで下さっている方は、自分のこころについて真剣に取り組もうとする人だから、実際に他人の失敗を責めるなんてほとんどないと思います。なぜなら、人の気持ちとか、結構、読み取ろうとする人だから。こころの栄養は、心の話です。ほとんどの場合が、自分の「心の中」で、他人の失敗を責めます。他人を裁きます。
【自己欺瞞】上司嫌い、友達嫌いをきっかけに関係性を断っても、人間関係の問題がついてくる理由
自己欺瞞という言葉があります。辞書を調べると、次のように書いてあります。
1、自分で自分の心を騙すこと。
2、自分の信条や良心に背いたことを無意識で行う場合にも、意識しながら強いて行う場合にもいう。
(精選版 国語大辞典)
1について、まず、自分自身を騙すというのは、自分が誤りをした場合、間違った場合に、問題を正当化すること、これは、自分自身を騙すことに繋がります。あの人のせいで…とすることで、自分の問題を騙す、なかったことにする、人の問題にすり替えることができます。騙すというのは、嘘をつくことではありません。騙すというのは、嘘を本当だと思い込ませることです。
2については、まず2種類あるということ。一つが「無意識」の時。つまり、自分の良心などに背いているということすら、気づいていない状態。「なんでこんなに苦しいのかわからない」、「なんでこんなに怒っているのかわからない」という得体のしれない心の葛藤を抱く時は、この「無意識」の分類によく当てはまります。
そして、もう一つが、「意識しながら」の時。これはまさに、 ...