家族に振り回されてしまう理由 ― “心の境界線”が薄くなると起きること
境界線と自己認識のテーマを中心に、
内面の整理をサポートしているNaoです。
家族との関係がいいとストレスをあまり感じない、
悪いとストレスいっぱいになる……という表現を聞きます。
たしかに家族との関係は、日常の安心にもストレスにも直結します。
けれど、“家族の機嫌が自分の体調や心の安定を左右している”としたら、
それは少ししんどい状態です。
なぜなら、心の状態が「他の誰か」によって決まってしまっているから。
今回は、家族に振り回されてしまう心について、取り上げたいと思います。
家族との関係はもちろん大切。
でも、「家族がどう感じているか」があなたのストレス量を決めてしまう構造になると、
ちょっとした一言に強く反応する
自分が悪くなくても“悪い気がしてくる”
気を張り続けてしまう
こういった負荷が積み重なり、心が休まりません。
同じ家族でも、
相手の機嫌に大きく影響 ...【相談事例】不摂生でだらしのない夫にうんざり、イライラに憎しみも。
今回は想いの箱に寄せられたメッセージを取り上げます。
【相談内容】
夫がテレビを見ながら、ただただゲームをして、身体に悪そうなものばかり食べている。片付けもしないし、だらしがない。見ていてイライラどころか、憎悪すら湧いてくる。(30代 女性)
今回のケースは、夫の行動に不愉快さを感じ、怒りや憎しみの気持ちのやり場に困っているという相談です。
一歩下がって、自分と相手を客観視して全体を見る自分に直接的な被害がなくても(暴力や暴言など)、相手の行動が不快で、無性にイライラしたり、「どうにもならない相手を言葉や態度で変えよう」と気持ちをぶつけようとすることがあります。
もし相手が素直に要求を受け入れ、行動を改めてくれたなら、そもそも憎悪まで湧きません。むしろ「私のおかげで改善した」と満足感すら抱くかもしれません。
強いイライラや憎しみの背景には、自分の中の「あるべき姿」という理想像があります。それが現実と異なるため腹が立つのです。
「人をコントロールできない」と頭では分かっていても、完全には受け入れられず、 ...
人の目がしんどい時に思い出したいこと~まず「誰の目?」を見極める
境界線と自己認識のテーマを中心に、
内面の整理をサポートしているNaoです。
人の目が気になりすぎて、心がそわそわする。
そんな時に、ぜひ思い出してほしい視点があります。
それは、
「その“人の目”って、そもそも誰の目のこと?」
という、とてもシンプルだけど本質的な問いです。
今回は、このことについて、取り上げたいと思います。
「人の目」って、具体的には誰?人の目を気にしすぎてしまう時、
私たちは無意識に「みんな」「誰か」「周りの人」と、
ぼんやりした存在を頭に浮かべてしまいがちです。
でも本当は、その「人」はもっと限定されているんです。
・自分の人生に大きな影響を与える人なのか
・自分にとってとても大切な人なのか
・理解してほしいと願っている人なのか
あるいは、
・たまたま近くにいるだけの人なのか
・通りすがりの人なのか
・たまに会うだけの浅い関係の人なのか
この“どちら側の人なのか”を明確に ...
【境界線】人間関係がラクになる理由 ― “3つの癖”を手放すだけで変わる
境界線と自己認識のテーマを中心に、
内面の整理をサポートしているNaoです。
今日は、境界線を意識するだけで人間関係がラクになる理由を、
3つの視点から取り上げたいと思います。
他人は他人。自分は自分。
比較って、そもそも何のためにやっているんでしょう。
比較には「いい比較」と「悪い比較」があります。
・いい比較 → あ、この人のこういうところ好きだな。ちょっと参考にしよう。
・悪い比較 → 自分なんて… できてない… と自分を下げるもの。
悪い比較は、何の役にも立ちません。自分をすり減らすだけ。
自分が自分の味方でいるというのはとても大切なこと。
「これいいかも」と思う部分だけをそっと参考にして、
それ以外は全部スルーくらいの気持ちで。
というのも、自己卑下が強くなると、
人間関係はうまく回らなくなってしまいます。
「あの人、こうすればいいのに」
「なんでこうしないの?」 ...
価値観が違う家族との距離感—無理を手放すと人間関係はもっとラクに楽しめる
価値観の違う人って、世の中に本当にたくさんいますよね。
もちろん、自分と似た価値観の人もいるけれど、
全く違う人だっている。
親でも、配偶者でも、兄弟や親戚であっても、
「ここは合わないな」
「この考え方、ちょっと違うな」って部分は必ずあります。
似ている価値観の人とは、呼吸が合うように楽に過ごせる。
一方で、価値観の違う人とは距離が自然と開いていく。
ただ、家族付き合いとなると、
その「自然な流れ」だけでは割り切れない場面がどうしてもあったりするもの。
年末年始は会うものだし、みんなで集まる“空気”だし、
そこに「価値観が合うか・合わないか」は関係なく訪れる。
だからこそ、少し重く感じることもあるし、
「義務感だけで行っている気がする」とモヤッとすることもある。
今回は、そんな“価値観の違う家族との距離感”で悩む人に向けて書いていきます。
家族との価値観の違いに向き合う3つのパターン価値観の違う家族との関わり方を大きく分けると、 ...
なぜ私はいつもモヤモヤする?“やさしさの使いすぎ” が生む、人付き合いの摩耗
今回は、「人に合わせる」というテーマについて、
取り上げたいなと思います。
人に合わせるのは、決して悪いことではありません。
でも、「合わせることが当たり前」になってくると、
いつの間にか心が疲れてしまう・・・そんなことがありませんか?
私自身、自分の人生を振り返ってみて、
「これ言ったら微妙かな?」
「引かれるかな?」
「たぶん相手の価値観には合わないだろうな…」
そう思って、言いたいことを心の中にそっとしまったことがたくさんあるんです。
そのときは場が丸く収まるし、争いも起きない。
でもあとで、自分の中にだけモヤモヤが残るんですよね。
実はこれ“やさしさの使いすぎ”で心が摩耗している状態に近いんです。
なぜ人は「合わせすぎて」しまうのか合わせることは、元々あなたが持っている優しさや思いやりの表れそのもの。
ただ、度を超えてしまうと、自分の感情や意見を見失い、疲れやすくなります。
よくある背景には、次のような心理があるんです。 ...
「なまけもの」の完璧主義!?考えすぎて動けなくなる理由
今回は、ちょっと刺激があるテーマを取り上げます。
「完璧主義って、実は“なまけもの”の種類があるんです」という話です。
完璧主義という言葉は、真面目で努力家で、ストイックな姿勢にも聞こえますよね。
けれど、実はその裏側で“心に嘘をついている”ことがよくあります。
例えば、上司が帰り際にさらっと、
「今月の売上目標、達成に向けて頑張りましょう」と言ったとします。
完璧主義で真面目な人は、ここから頭の中でこうなりがちです。
「え、どうやって?どこから?」
「何から始めればいい?」
「自分に言った?私のこと?」
「できなかったらどうしよう…」
色々な???がどんどん湧いてきて、
気づけばひとりで過剰にプレッシャーを背負ってしまう。
そして、考えすぎて疲れてしまったり、動けなくなったりするんです。
実は「なまけもの」的構造になっている理由ここが今回のテーマです。
完璧主義の人で、実は、
今やれ ...
「調子が良くない日」への向き合い方 ―深刻にならず“波”として受け止める
日常の中で、
「あれ、なんか今日調子よくないな」
「家族の誰かがイライラしているな」
「職場の人の雰囲気がいつもと違うな」
そんな場面に遭遇することは、誰にでもあります。
自分のことでも、他人のことでも、
「調子がいい日ばかりじゃない」のは自然なことです。
人間は感情的な生き物なので、良い時もあれば悪い時もある。
向上心がある人ほど、「毎日ちゃんと頑張りたい」という気持ちが強いので、
調子が落ちると余計に気になります。
でも、まず一番に思い出してほしいことがあります。
調子が悪い日は“波”であって、ずっと続くものではない。
だから大げさに反応しなくて大丈夫。
調子が良くない時、感情的に不安定な時、
こんな風に考えてしまっていませんか?
なんでこんなにイライラしてるんだろう?
どうしてやる気が出ないんだろう?
いつまで続くの?
でも、こうやって深刻に考えすぎるほど ...
真面目すぎてしんどい!?をやめる― 完璧主義・思い込みをほぐしていくために
相談してくださっている方と話している時に、
「自分は真面目すぎてしまうんです」という言葉が出てきて、
その瞬間、あ、私もすごく同じだなと思いました。
私もよく「真面目」「几帳面」と言われてきました。
特に20代の頃、職場でよく言われていました。
でも、自分では全然そんな意識がなかったんですよね。
相談者の方は「真面目すぎる」という自覚があるので、
そこは私と少し違うところ。
私は、人から「真面目すぎ」と言われ、
「え、私って真面目すぎるの……?」と気づいたタイプです。
なぜ自覚がなかったかというと、
私は基本、いろんなことを“早く進めたい”タイプで、
衝動的に行動してしまうことも多いんです。
思いついたらすぐ動くし、小中学生の頃、母親から、
「行き当たりばったり」「準備不足」「雑」と言われたことも。
そんな言葉も心に残ってか、
「私は真面目」なんて思う余地が ...
人の態度を深読みして疲れる人へ ― 取り込まない習慣と境界線の整え方
他人の言動にすぐ反応してしまう。
深読みして疲れてしまう。不機嫌に振り回される。
そんな自分にそろそろしんどさを感じていませんか?
今回は、そんなテーマに対して、書いていきます。
~~
他人に何か心無いことを言われても、
変な態度をとられても、
自分自身で深く自分の中に取り入れないこと。
これってとっても大切なことです。
境界線を持つことは、
他人は他人。自分は自分。
他人の感情、他人の行動は、あくまで他人のもの。
ここに明確な線を持つこと。
境界線が曖昧だと、
他人がこのような行動や態度をしたのは、
「自分の何かがいけないからだ」とか思ったりするんです。
でも、こういう考えをしている限り、心重苦しく、
他人に振り回されてしまいます。
よく考えたら、おかしなこと。
他人って一言で言っても、色々な人がいます。
家族や友人はもちろんの事、職場の人や、近所の人、
お店や病院の人など ...
